簡単なあらすじ
1) 1996年、学生時代のロビーは太っていてイジメられていた。イジメっこは、ロビーをジムへと運び、彼の尻を出して床の上を滑らせて笑いものにする。だが、カルビンは笑わずに自分のジャケットをかけてやる。ロビーは屈辱を受け、ジムを飛び出すのだった。
2) それから20年後、ロビーこと「ボブ」は、筋骨隆々のCIA捜査官となり、一方でカルビンは冴えない中年会計士になっていた。ボブは、相棒を殺した罪と、不正利用されたら大問題となる衛星コードを売ろうとしている、という濡れ衣を着せられており、カルビンに助けを求める。
3) カルビンは、巻き込まれたくないことや、ボブのことを信用できずに逃げようとするのだが、ついにはボブのことを信じて手助けするのだった。ボブに濡れ衣を着せた黒幕は、殺されたと見せかけていた、相方・フィルだったと判明し、ボブはフィルを倒す。
4) ボブは自らの濡れ衣を晴らし、カルビンとともに同窓会へと出かける。そこでイジメっ子のトレバーを返り討ちにする。そしてボブは、20年前にかけてもらったジャケットをカルビンへと返すのだった。
詳細なあらすじ
1996年、学生時代のロビーは太っていてイジメられていた。イジメっこは、ロビーをジムへと運び、彼の尻を出して床の上を滑らせて笑いものにする。だが、カルビンは笑わずに自分のジャケットをかけてやる。ロビーは屈辱を受け、ジムを飛び出すのだった。
20年後、カルビンは輝かしい学生時代とは打って変わって、冴えない会計士になっていた。さらには、元助手が昇進し、上司になっていた。また、高校時代の恋人マギーと結婚していたが、その結婚生活はうまくいっていなかった。
そんな中、カルビンはフェイスブックで「ボブ・ストーン」という人物から友達申請を受ける。実は、そのボブという人物は、ロビーだった。飲みに誘われたカルビンは、筋骨隆々となった「ボブ」ことロビーに会って驚く。さらには、銃を持ち、絡んできた男をほんの数秒でロビーが叩きのめしたことにも驚く。
ロビーこと「ボブ」は、カルビンに「助けが必要だ」という。翌朝、ボブを探すCIAの一行がやってくるが、ボブの姿は消えていた。ボブは、CIAのエージェントで、なおかつ殺人罪と反逆を企てる罪に問われていた。ボブは不正利用されたら大問題となる衛星コードを、最高落札者に売ろうとしているのだという。ボブはCIAのエージェントたちを撒いた上で、カルビンとともに逃げ出す。
ボブは、コードネーム「黒いアナグマ」なる人物が彼のもつ衛星コードを手に入れようとしており、罠にハメられたと明かす。そのため、ボブはカルビンに手助けを頼んできたのだった。だが、カルビンは巻き込まれないよう、ボブのもとから逃げ出すのだが、再びボブはカルビンの前に現れる。
ボブは、カルビンに「君は唯一の友達だ」と言う。だが、ハリス捜査官は、ボブのことを「相棒のフィル・スタントンを殺害し、その正体は黒いアナグマだ」と伝える。さらには、「君の妻・マギーを逮捕する」と脅され、カルビンはボブを差し出すのだった。ボブは逮捕され、CIA本部で拘束された上で拷問され、情報を聞き出そうとする。カルビンは、そんなボブを助け出すのだった。
ボブとカルビンは、衛星コードを得ようとする黒幕が、取引を行おうとする場所を調べてその場へと向かう。そこに現れたのはボブのパートナーだったフィルであり、死を偽装していた彼こそが黒幕であると判明する。
衛星コードの買い手は、ボブとフィルの両者からコードを手に入れようとするが、そこにCIAが到着し、銃撃戦が始まる。そこでカルビンは、両者からコードを手に入れて逃げ出す。戦いの後、ボブは、フィルを倒し、川へと突き落とすのだった。
一件落着となり、カルビンと妻のマギー、ボブは同窓会に向かう。プロムキングが発表され、それは元いじめられっ子ボブだった。実は、カルビンが学校の投票システムをハッキングし、ボブに名誉を与えたのだった。
いじめっ子のトレバーは、昔のようにボブをからかおうとする。だが、ボブはそんなトレバーを20年越しに返り討ちにするのだった。ボブはステージ上で、「最も屈辱的だった経験」について語るのだが、そんな自分自身を受け入れたと語り、自ら服を脱ぐ。その後、ボブは、ダーラに告白をされてキスをするのだった。
数ヶ月後、マギーはカルビンとの子供を妊娠していた。ボブは、カルビンのもとへと再びやってきて、20年前にかけてくれたジャケットを返すのだった。