「僕らは奇跡でできている 第10話 最終回」あらすじ・ネタバレ・結末

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相河一輝(高橋一生)は樫野木聡(要潤)に、「学生たちに悪影響だ。ここから消えて欲しい」と言われてしまう。やりたいことを探し、打ち込むという相河の姿勢に学生たちが惹かれていることに、「やりたいことが見つかって、それを続けていける人は限られている」と樫野木は指摘し、社会の厳しさにさらされる学生たちにとって、それは悪影響でしかない、むしろやらなくてはならないことの方が多い、と言われてしまったのだった。

相河は傷つき、自宅に戻ると改めて考えていた。そして、一つの答えを出すと、その目標に向けて動き出すのだった。「今期限り」で大学を辞めると相河は決め、学生たちにもそのことを告げる。すると、彼を慕う尾崎桜(北香那)や青山琴音(矢作穂香)たちは動揺して、「なんとか辞めないでもらいたい」と、水本育実(榮倉奈々)に説得を依頼しにいく。

相河は、先延ばしにしていた歯科治療を本格的に行うことに決め、インプラント治療を受けることを考える。だが、水本歯科クリニックではインプラント治療は行っておらず、銀座のクリニックに治療を受けに来て欲しいと告げる。そんな水本に、相河は「ここではどうでしてやらないんですか?」と疑問を投げかける。そこから水本は、水本歯科クリニックでも治療を行おうと考え始める。

「やらない理由ばかり探していた。治療費の計算も難しそうで…」という水本は、歯科衛生士の丹沢あかり(トリンドル玲奈)に「それは別の得意な人にやってもらえばいいんじゃないですか」と提案される。丹沢は医療事務の資格もあり、経理も得意であるという。別の歯科衛生士を雇うめどもつき、「やれそうな気がしてきた」と水本は笑顔を見せる。

相河は、樫野木に「どうして樫野木先生の言葉に傷ついたのか」と理由を語る。樫野木と仲良くしたかった、なれたつもりだったのに違ったことが原因であった、と相河は言う。そんな相河は樫野木に「学生たちのフィールドワークに行きましょう」と誘う。

フィールドワークに参加した樫野木は、相河に辛辣な言葉を投げかけたことを謝罪する。そして、「自分の弱さを周囲のせいにし続けていたから、妻は出て行った。それで離婚したんだ」と認める。

相河は、フィールドワークの終了時、今後の目標について語る。彼は「宇宙に行く」と宣言する。宇宙飛行士になるべく、ロシア語を学び、水泳に打ち込んでいた。寂しそうな学生に、「僕は、あなたたちとの出会いでも出来ています。だから、遠くにいても、繋がっているんです」と言う。

相河は、宇宙飛行士になる夢を鮫島瞬(小林薫)にも語る。だが、インプラント治療が高額であると悩む彼に、鮫島は「講師をしながら宇宙を目指せばいいんじゃないか?」と提案する。相河は、その提案を受け、講師を続けるのだった。

樫野木は、相河のように生き生きと講義をしていた。そんな彼に、青山は「樫野木、いいじゃん」と好意を持つ。須田はフィールドワークにせいを出し、新庄龍太郎(西畑大悟)は、沼袋順平(児嶋一哉)に弟子入りし、こんにゃく漫談を行うYouTuberとなっていた。

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