ドラマ「怪盗山猫 第2話」あらすじ・ネタバレ

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高杉真央(広瀬すず)は、怪盗山猫(亀梨和也)のアジトで暮らし始める。だが、真央は「もうハッキングはしない」と、ハッカーとして山猫に協力することを拒否していた。

山猫と真央は、一緒に朝食をとっていると、山猫の仲間でハッカーの細田(塚地武雅)が埠頭で遺体となって発見されたとニュース番組で報じられていた。山猫は、拳銃を撃って警告はしたが、殺害していないと言う。疑う真央に、山猫は「細田を埠頭に連れていったのは2週間前。遺体が同じ場所にとどまり続けるのは考えられない」と言う。

勝村英男(成宮寛貴)は、霧島さくら(菜々緒)に接触し、細田の遺体写真を見せてもらう。山猫は「靴下の色が、俺と埠頭に行った時とは白。遺体となった時は黒で違ってた」と指摘していたが、遺体の写真では黄色の靴下を履いていた。ウソをついていた山猫を勝村は怪しみ、霧島にそのことを話そうとするが、山猫は言葉を遮って山猫を連れ出す。

山猫は、細田が半年前、芸能事務所・ファインブレイクと暴力団の関係を追っていたため、消されたのではないか、と勝村に言う。ファインブレイクは、所属タレントに借金を背負わせ、暴力団が経営する違法なガールズバーやキャバクラで働かせていた。そこで働くキャストは、「お持ち帰り」可能で、そのサービスを強要させられていた。

勝村は、山猫に「ファインブレイクのことを調べてみます」と言う。だが、その時に山猫のケータイ電話に非通知の電話がかかってくる。その人物は、「細田は芸能事務所のことなんか調べてませんよ。自分の仕事のために勝村君を使っちゃダメよ」と言う。

勝村は、ファインブレイクの先代社長について調査を行い、山猫に報告を行う。山猫は、勝村の滞在しているホテルの部屋に侵入、盗聴器を仕掛ける。だが、そこを発見されてしまい、山猫は「賭けをしよう。俺が組のカネを全部盗めたら俺の勝ち。ユウキテンメイについて教えろ。俺が負けたら、この首をやる」と提案し、先代社長はその賭けに乗る。

ファインブレイクに所属するタレントの1人に、真央(広瀬すず)の同級生である結菜(伊藤沙莉)がいた。結菜は、真央をイジメており、その現場の写真がネット上に山猫によって拡散され、事務所をクビになった。結菜は、事務所への借金を返すため、キャバクラへ向かう。「”仕事”を手取り足取り教えられてるんだろうなぁ」と言う山猫に、真央は「助けて欲しい」と頼む。

山猫は、真央の願いを聞き入れる。店内に堂々と侵入し、店員を次々に打ちのめす。組長に金庫を開けさせるが、そこには少額のカネしかなかった。さらに脅し、貸し倉庫にカネが存在していると口を割らせる。襲われていた結菜を救出し、山猫は逃げ出す。

だが、山猫は店内に盗聴器を仕掛けており、組長と先代組長の会話から、ファインブレイクの事務所にカネが集められていると判明する。

結菜は、「助けて欲しいなんて言ってない。ウリなんて余裕だし」などと言って山猫のアジトを飛び出す。借用書があるかぎり、結菜は追われると知り、真央は山猫に借用書を盗み出すように依頼する。それは、真央自身も山猫と同じ世界の住人となることを意味していた。

真央は、事務所のセキュリティを突破する。だが、そこには組員が控えており、待ち伏せされる。ところが、その”山猫”は勝村の扮装であり、本物の山猫は先代組長の元へ向かう。先代組長は、盗聴されていることを読んでおり、メールでホテルに移動させるよう指示していたのだった。

勝村は、霧島ら警察を送り込み、事務所の悪事も暴く。先代組長は、現組長を逮捕させ、組長に返り咲こうと画策していたのだった。だが、「ユウキテンメイのことは知らない」と言われ、所在は不明だった。

山猫は、カネを持って帰ろうとするが、そこに組長らがやってくる。傍らには、人質として結菜がいた。「こいつの命が惜しければ、カネをよこせ」と言う組長だったが、山猫は「そんなやつ、どうなろうとしらねぇよ」と言う。

山猫は、「どうだ?俺の言うことを聞かねぇからだ。お前は一生、体を売り続ける。どうだ?悔しいか?怖いか?それがお前がイジメてきた真央の気持ちだ。…そんなお前のために、真央は自分の手を汚して借用書を盗み出そうとした」と言い、改心させる。

さらに、真央に「漏らしてねぇ」と合図を送り、怪音を発生させ、組長らを倒す。山猫は結菜と逃げ出そうとするが、結菜は腰を抜かして動けなくなっており、仕方なく結菜を背負って逃げ出す。カネを諦める山猫だったが、そのカネを手にした組長は、関本修吾(佐々木蔵之介)に連行させられる。

山猫は、わざと電話を通話のままにして、結菜との会話をわざと真央に聞かせる。結菜は、真央に謝罪と感謝の言葉を伝えて欲しいと言う。結果、真央は山猫の仲間入りを果たすことになる。

山猫のアジトに、関本がやってくる。関本は、山猫の仲間だと判明。真央を仲間に引き入れるため、結菜を事務所に入れ、事務所をクビさせたのも、関本の筋書き通りだった。さらに、今回の一件で、藤堂健一郎(北村有起哉)の都知事選の強力な対抗馬であるタレントが出馬を断念することになった。関本と藤堂は繋がっており、関本は対抗馬への対処について協力を仰いでいた。

そんな藤堂は、仮面を被った男と通話を行う。藤堂は「ユウキ先生…」と語りかけ、その男こそがユウキテンメイであると分かる。

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