真田丸 第18話「上洛」あらすじ・ネタバレ

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簡単なあらすじ

1) 徳川家康(内野聖陽)が、ついに羽柴秀吉(小日向文世)に従臣し、さらには直江兼続(村上新悟)に「上洛せよ」と圧力をかけられ、ついに上洛を決意する。だが、上洛した真田家を秀吉は軽く扱う。

2) 秀吉へのお目通りも叶わず、信繁(堺雅人)は秀吉との仲立ちを行い、ついに昌幸(草刈正雄)は秀吉と会えることになる。ところが、そこで秀吉は「徳川の与力となれ」と、実質、徳川家康の臣下となるよう命じる。屈辱的にも、真田家は徳川家の与力大名として従うより他はなくなる。

3) そんな中、記憶を失っていた松(木村佳乃)は、父や弟、きり(長澤まさみ)たちに会い、ついに過去のことを思い出す。

詳細なあらすじ

徳川家康(内野聖陽)が、ついに羽柴秀吉(小日向文世)に従うこととなり、秀吉の天下統一が目前に迫っていた。大名に取り立てると信繁(堺雅人)は文に記して送る。だが、真田昌幸(草刈正雄)は「上洛はせん」と頑な態度を変えない。

松(木村佳乃)に似た女性・お藤が、松が持っていた匂い袋を持っているのを見かけ、「悲しい出来事で、昔のことを忘れてしまったのでは」と思うようになる。

直江兼続(村上新悟)に、「このまま上洛しないと、上杉が攻め込まれる。一刻も早く上洛せよ」と昌幸に圧力をかける。だが、昌幸は「縁もゆかりもない秀吉の家来になるのはどうなのだ…」と悩む。そんな昌幸に、母・とり(草笛光子)は「ウソでもいいから頭を下げなさい。秀吉に陰りが見えたら、寝首をかけばよろしい」と言い、ついに昌幸は羽柴秀吉(小日向文世)に臣従すべく、上洛を決意する。

信繁は、お藤に「弟の信繁です」と問いかける。過去のことを彼女に話すが、お藤はかぶりを振って逃げ出す。信繁は、出雲阿国に直談判して、お藤を引き取りたいと申し出る。「実は、踊りが全くできず、手を焼いていました。引き取ってもらえるなら、これほど嬉しいことはない」と言い、あっさりと話はまとまる。

秀吉は、太政大臣に任命される。そんな中、昌幸一行は、大阪にやってくる。だが、古寺に宿泊させられたりと、扱いの軽さに信幸(大泉洋)は文句を言う。さらに、昌幸が隙あらば秀吉の寝首をかこうとする様子に、信繁は心配になる。

きり(長澤まさみ)に、「殿下と父上の間に立って、上手くやるのよ」と発破をかけられる。そこで、信繁は芸者の吉野太夫を「秀吉が宴席を用意した」と言って、自ら一席設ける。

昌幸や信幸に、信繁は秀吉について訊かれる。秀吉の天下統一により、戦(いくさ)は終焉を迎えるという信繁に、信幸は「我らは、生まれてくるのがいささか遅すぎたか」と残念がる。

石田三成は、昌幸の用意した献上品に「総じて色味が悪すぎる」などとケチをつける。さらに、秀吉ではなく秀次(新納慎也)がやってくるのみであり、その無礼な扱いに信幸は「ここまで蔑ろにされて引き返せるか」と腹を立てる。昌幸は、「呼びつけておいて、顔も見せぬとは…先が短いぞ」などと言う。

信繁は、茶々(竹内結子)に取り次いでもらい、「ひと目、父にお目通り頂きたく存じます」と願い出る。さらに、「ここでこのまま真田を敵に回すのは、得策ではございませぬぞ」と言う。秀吉に「儂を恫喝しておるのか?」と言われ、信繁は「恫喝しております」と返答する。

ついに信繁は秀吉を動かし、昌幸らは秀吉との謁見が叶う。だが、そこで「徳川の与力となれ」と、実質、徳川家康の臣下となるよう命じる。昌幸は、「ここまで死力を尽くして戦ってきた。その挙句、辿り着いたのは、秀吉の家来となった家康のそれまた家来。こんなことがあるか?」とつぶやく。

昌幸はさらに、「儂はどこで間違った?」と信繁に問いかける。だが、信繁は「父上は大名となり、領地を守ったのです」と言う。落胆する昌幸に、信繁は「会ってもらいたい人がいるのです」と、お藤こと松に再会させる。

まだ記憶が戻らぬ様子の松に、信繁は「里のことをみんなで言ってみてはいかがでしょうか」と、思い出話を順にしていく。だが、それでも松は家族のことを思い出すことができない。

松との再会で、昌幸は「悪いことがあれば、良いことがやってくる。世の中はよくできとる」と言う。そんな中、きりが「かかとがカサカサ…」とつぶやくと、その言葉に反応し、松は「私が貸してあげた手鏡、返してもらえずじまいでしたねぇ…」と言う。松は、ついに記憶を取り戻すのだった。

昌幸らは、家康のいる駿府城を尋ね、屈辱的にも「家康の与力としてお力添えいたす」と言い、頭を下げざるを得なかった。これより、真田家は徳川家の与力大名となるのだった。

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