「そして、誰もいなくなった 第8話」あらすじ・ネタバレ

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簡単なあらすじ

1) 藤堂新一(藤原竜也)は、送電設備を停電爆弾で機能停止させ、日本政府のサーバーに新一が製作したプログラム「ミス・イレイズ」を侵入させ、個人情報を全消去させる計画を遂行していた。だが、その計画は仲間だった日下瑛治(伊野尾慧)によって阻止されてしまう。

2) 送電設備へと向かっていたドローンは、日下がプログラムを書き換えたため、新一のいるビルに向かう。結果、ドローンを追っていた公安・鬼塚孝雄(神保悟志)らに、新一は取り囲まれてしまう。

3) 新一は、鬼塚に捕らえられてしまいそうになるが、小山内保(玉山鉄二)に助けられて逃げ出す。そこで、新一は小山内が記録していた音声データを手渡される。音声データの中には、母・万紀子(黒木瞳)についての過去が吹き込まれていた。万紀子には、養子に出した子供がいたのだった。

4) 新一は、日下のアパートへと戻る。そこには、万紀子がいて新一は驚く。万紀子に、知っていることを話してもらおうとする。すると、彼女は「バッグに入っている写真を見て」と言う。新一は言われたとおりにする。その写真には、運動会に参加する万紀子と少年の姿があった。「この男の子、誰?」と新一は質問する。振り返った新一に、万紀子はナイフを片手に忍び寄っており、彼女はその手を振り上げた。

詳細なあらすじ

藤堂新一(藤原竜也)は、送電設備を停電爆弾で機能停止させ、日本政府のサーバーに新一が製作したプログラム「ミス・イレイズ」を侵入させ、個人情報を全消去させる計画を遂行していた。そんな中、停電爆弾を搭載したドローンが屋上を飛びたつ。

西条信司(鶴見辰吾)弁護士は、小山内保(玉山鉄二)に「ビルから証拠が飛んでいった」と電話で告げる。その直後、西条は死亡した。一方、警視庁には「送電設備を襲撃する」というテロの予告が入った。

鬼塚孝雄(神保悟志)たちは、「今回のテロは、藤堂新一が主犯だ。ヤツは、最初からテロが目的で会社L.E.Dに入ったんだ」と言い、新一を追う。そんな中、一機のドローンを見かけて追跡する。

ドローンは、送電設備めがけて飛んでいた。順調にターゲットへと向かっていくドローンの位置情報を、新一はモニターで見ていた。

小山内は、1年前に新一が「お前のところのデータサーバ、セキュリティ上問題があるぞ」と言っていたことを思い出す。「電圧異常があった際、自家発電モードで再起動するまでの0,2秒の間に、セキュリティ上問題が起こる可能性がある」と指摘していたのだった。

その言葉を思い出し、「電圧異常を起こし、ミス・イレイズを侵入させる。それにより、パーソナルナンバーを含む個人情報を消去する計画を新一は立てているのではないか」と気づくのだった。そして、そのことを鬼塚に伝えるのだった。

送電設備が見えてきて、鬼塚はクルマをドローンの前に出すように指示する。そして、鬼塚はドローンに発砲して撃ち落とそうとするが失敗する。

目標到達30秒前になり、日下瑛治(伊野尾慧)は新一の指紋データを用いてプログラムを変更する。結果、ドローンは方向転換するのだった。

日下は、「ごめんね、新一君。君に本当に世界を孤独にさせることはできないんだ」とつぶやき、ビルの屋上から姿を消す。新一は、プログラムを再び書き換えようとするが、拒否されてしまう。そして、全てのドローンは、新一がいるビルへと向かっていた。

日下や君塚砂央里(桜井日奈子)たちに電話をするが、通じなかった。ドローンに囲まれ、新一は「何が起きているんだ?」と思う。頭上にはドローンが旋回していた。新一は、そこから「誰が、何のためにプログラムを書き換えたのか…」と考える。「真犯人の発案である計画を、自ら失敗させる意味が分からない」と、新一は疑問に思う。

新一たちに計画を伝える真犯人は、新一が仕掛けた監視カメラなどの位置を把握していた。そしていつしか、「計画を遂行するため」だけに動いていた。にも関わらず、「なぜこんな裏切り行為を受けるのか…」と思い、新一は呆然とする。だが、そんな新一のもとへ、警察の車両がビルの周囲を取り囲んでいた。

ビルの屋上には新一の姿があり、鬼塚たちは屋上へと向かう。小山内は、新一が「パーソナルナンバーの乗っ取り」同様、今回の一件も真犯人にターゲットにされているだけではないか、と考える。

新一は、鬼塚たちに囲まれてしまう。だが、電気が消えた一瞬の隙に、小山内は新一を連れ出すのだった。

入院していた倉元早苗(二階堂ふみ)は、ニュース番組で株式会社L.E.Dのデータ消失事件を知る。早苗は、新一の上司・田嶋達生(ヒロミ)のマンションを訪ねる。田嶋は、荷造りをして「実家の埼玉に帰る」と言う。

早苗は、「会社のデータ消失、新一のお母さんの携帯電話のデータを消したウィルスに関係していると思うんです。このウィルス、正式に調べてもらえませんか?」と、田嶋に頭を下げる。

田嶋が電話で席を立ったところ、早苗は田嶋がフィリピン行きのチケットを用意していることに気づく。そして、トランクに多額の現金が入れられているのを発見してしまう。背後に立っていた田嶋は、早苗の首を絞める。

小山内は、「一つだけ確かめたいことがある」と言う。「俺を殺そうとしたのは、お前の指示か?」と訊ねる。新一は、「知らない」と否定する。小山内は、自分を襲撃した人物が新一の母親を調べていたと明かすのだった。そして、備忘録的に吹き込んでいたという音声データを渡す。

新一は、ビルを出て逃げ出す。小山内は、鬼塚に「あんたが藤堂新一を逃がしたのか」と追求されるが、黙秘し続けていた。

新一は、小山内の音声データを聴く。そこには、今まで起きた出来事が時系列的に吹き込まれていた。さらに、新一の母・万紀子(黒木瞳)と小山内の話の内容も記録されており、万紀子は「私と新一の関係は、複雑なのよ。ずっと味方でいたいけど、いつまで味方でいられるか、不安なのよ」と言う。万紀子には1人息子がおり、その子供は養子に出されていた。だが、その養子は消息不明となっているのだという。

新一は、日下のアパートへと向かう。窓は開いており、人がいるようだった。新一がドアを開けると、そこには万紀子が1人佇んでいた。「なぜ、母さんがここに?」と言うと、万紀子は「あなたに会いに来たの…ここは、私の家なの。ここのアパート、私がオーナーなの」と明かす。

「瑛治君のこと、知ってるの?」と言う新一に、万紀子は「あなたよりも知ってるわ」と言う。そして、自分を責めるようなことを語る万紀子に、新一は「母さんの知ってること、俺にもよく分かるように教えてくれないか」と言う。

万紀子は、「そこに私のバッグがあるでしょ?そこに手帳があって、その中に写真を一枚挟んであるの。それを見て」と言う。新一は言われたとおりにする。その写真には、運動会に参加する万紀子と少年の姿があった。「この男の子、誰?」と新一は質問する。

振り返った新一に、万紀子はナイフを片手に忍び寄っており、彼女はその手を振り上げた。

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