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「はじめまして、愛しています。 第8話」あらすじ・ネタバレ

      2016/09/15

簡単なあらすじ

1) ハジメは、祖母・黒川月子(富田靖子)の家に引き取られてしまう。ハジメがいなくなり、美奈(尾野真千子)と信次(江口洋介)の家は、火が消えたようだった。信次は、「子供を作ろうか」とも提案するが、美奈はハジメのことを忘れることなどできなかった。

2) 美奈と信次は、ハジメに一目会いたいと、ハジメが暮らす長野の黒川家を訪れる。門を飛び越えて侵入する美奈は、ハジメを連れ帰ろうとする。だが月子が現れ、通報されそうになってしまう。信次は、興奮する美奈を押さえ、連れ帰る。家に戻ると、美奈は信次を攻め、口論となった末に美奈は家を出る。

3) 美奈は、父・真美(藤竜也)に父親としての言葉を求める。美奈と信次が、ハジメの親として必死になっている姿を「美しいと思った」と言う真美は、美奈に「信次君のこと、離してはダメだ。そして、ハジメ君を取り戻せ」と言うのだった。

4) 美奈は、信次のもとへ戻り、そこで彼を抱きしめるのだった。再び黒川家を訪れた美奈は、月子に「話し合いに参りました…それに応じてもらえなければ、何度でも家庭裁判所に監護者指定を求めます」と言うのだった。

詳細なあらすじ

ハジメは、祖母・黒川月子(富田靖子)の家に引き取られてしまう。実母・泉(志田未来)はいまだ入院中だったが、月子とともにハジメは暮らしていた。

ハジメがいなくなり、美奈(尾野真千子)と信次(江口洋介)の家は、火が消えたようだった。美奈は、ハジメの部屋を訪れ、彼のスモックを愛おしそうに眺めていた。何かを話そうとすると、ハジメのことを話してしまいそうで、夫婦の会話はなくなっていた。

信次は、仕事に身が入らずに早引きしていた。信次の妹・春代(坂井真紀)や、弟・巧(速水もこみち)たちは、「子供を作ればいい」と慰めるが、信次は「ハジメは、俺達にとって本当に息子なんだ」と言う。そして、夫や長男を亡くしてアルコール依存症になった母への不満を口にする。

寝室に閉じこもる信次に、美奈は寄り添う。美奈は、「ドラえもんのどこでもドアが欲しいな。そしたら、ハジメのところに今すぐ行けるのに…石ころぼうしでもいいな。ハジメのそばにいられる」と言う。

信次は、「やっぱり、春代たちの言う通りなのかな。俺たちはまだ子供が作れるんだから…」と言う。だが、美奈の心にはハジメが大きな存在として残っていた。

美奈と信次は、児童相談所の職員・堂本真知(余貴美子)に相談する。堂本は、「家庭裁判所に監護者指定を求めることもできます。ですが、それが通るのは奇跡に近いです」と言う。

堂本は、入院中の実母・泉(志田未来)は、いまだ一言も話をしていないと明かす。だが、一緒に暮らす祖母・月子に虐待の様子はないという。堂本の冷たい態度に、美奈は「もう、堂本さんにご迷惑はかけません」と言って立ち去る。

美奈と信次は、一目ハジメを見たいと、ハジメが暮らす、黒川家の邸宅がある長野県に向かう。インターホンを押すも、反応はなかった。美奈は、ハジメに渡した、ピアノのオモチャが捨てられているのを見つける。

美奈は、門を乗り越えて家の中に侵入する。ピアノのオモチャを探していたハジメを、美奈は発見する。思わず美奈はハジメを抱きしめ、連れ帰ろうとする。だがそこに、月子が現れて警察を呼ばれそうになってしまう。信次は、興奮する美奈を押さえる。

家の中に戻ろうとする月子に、美奈は「ハジメに、ピアノを続けさせてください。母親に虐待されて、一言も喋らなかったハジメがようやく元気になったのは、ピアノのおかげなんです!」と言う。

家に戻った美奈は、「どうしてあの家の言いなりになったの?子供を作ろうと言ったり…信ちゃんは、ハジメの父親じゃないの?」と言う。信次は、「全部俺にせいにして…どうせ、俺のこと愛してないんだろ。俺も、そっちの顔色を窺ってるの疲れたよ」と言い返す。

そうじゃないと言い返したいのに、美奈は言葉が出なかった。「なんだよ、図星かよ。イヤだったら、この家を出ていけばいいだろ」と信次は言い、美奈は「分かった」と言って家を出ていく。

美奈は、母親の墓前へと向かい、花を手向ける。そこで、母が自ら死を選んだ時のことを思い出していた。「お母さん、一緒に死のうとしたよね。私が手を離さなかったら、一緒に私もそっちに行ってたのかな…」とつぶやいていたところ、そこに父・追川真美(藤竜也)が墓参りにやってきていた。

美奈は、真美の家にしばらく住むことになった。音楽で慰めようとする父に、美奈は「音楽ではなく、父親としての言葉が欲しいの」と言う。

信次が酒を飲み続けていたところ、母がやってくる。美奈がいなくなった理由を訊かれ、信次は「あんただって、俺のこと、どうでもいいと思ってるんだろ?」と言う。そんな信次に、母親は「一緒にお棺に入りたいと言ったのは、悲しくて…でも、あんたたちのことをどうでも良いと思ったことはない」と伝える。

だが、その言葉は信次に伝わらなかった。そんな信次に、介護士・新井は「梅田さんは甘えてると思います。必死でやり直そうとしているお母さんの気持ちを、どうして分かってあげないんですか?」と言う。

美奈は、無言で帰宅してきた真美に驚く。真美は、「コンサートを中止にしたい」と言い出していた。真美は、「私には才能の欠片もない…自分の音楽が美しいと思えないんだ」とその理由を話す。

さらに真美は、「父親の言葉が聞きたいんだな?…すまなかったな。この通りです」と言い、頭を下げる。「僕はね、お前の父親になるべき人間じゃなかった。お母さんの夫となるべき人間でもなかった。音楽ばかりを愛して、お前たち家族を愛することができなかったどうしようもない男です。でも、美奈、お前は違う。夫や子供を愛せる立派な人間だよ。あの子を見て、懸命に育てているお前を見て分かった。ここには本当の家族がある。こんなに美しいものを見たことがないと思った」と言う。

そして、「信次君はバカだ。だが、日本一素晴らしいバカだ。手放してはダメだよ…だから、一緒にハジメを取り戻せ」と父親としての言葉を伝える。

信次は、家で飲み続けて酔いつぶれていた。心配した春代たちがやってきており、春代は「お兄ちゃんがやってるのは、ハジメ君のやっていた試し行動と一緒だよ。お母さんの愛が欲しくてやってるのと同じだよ」と言う。

信次と巧は口論となり、ついに取っ組み合いのケンカになる。その中で巧は、「どうして俺たちを頼らないんだ。俺たち、兄弟だろ」と言う。そして、「俺は父親になる。彼女とも結婚する。…俺は、兄貴と美奈さんを見て、結婚する勇気が持てたんだからな」と言う。さらに美奈も、「お母さんのこと許してあげてよ」と言う。

「どんなことがあっても、お兄ちゃんのこと笑わないよ。家族なんだから」と言われ、ついに信次は心を開く。

美奈が家に戻ると、信次の姿がなかった。信次は、携帯電話も寝室に起きっぱなしにしていた。

美奈は、信次の勤務先を訪れる。だが、信次は欠勤であった。信次は、美奈を迎えに美奈の実家を訪れていたのだった。美奈と信次は、自宅で再会する。美奈は、信次を抱きしめ、「愛しています。梅田信次さん」と言う。

「本当だよ。私は、あなたがいないと自分を好きになれないの。だから、離れないでください」と言う美奈に、信次は「俺もだよ。君がいないと、最低な男になってしまうんだ。だから、死ぬまで一緒にいてください」と言う。

そして美奈は、「お互い、無理するのをやめよう。私は、無理に強がったりするのをやめる。素直に気持ちをさらけ出す。信ちゃんも、無理して周りの人を元気づけたり、1人でがんばらないで。お父さんやお兄さんにコンプレックスを持つのもやめて。一生懸命頑張ったのを、きっと知ってるから」と言うのだった。

「これからどんな辛いことがあっても、一緒に頑張っていこう」と美奈は言い、信次は一緒に笑い合う。

信次は、「じゃあ、俺がやりたいと思っていたこと、やってもいいかな…大事な存在の名前を、思いっきり叫びたい」と言う。2人は抱き合って、「ハジメ!」と叫ぶ。

美奈と信次は、再び黒川家を訪れる。ハジメは、幼稚園から返ってきており、その姿を見て、美奈たちは姿を隠す。そこに月子と泉が帰ってきた。現れた月子に、美奈は「話し合いに参りました…それに応じてもらえなければ、何度でも家庭裁判所に監護者指定を求めます」と言うのだった。

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