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「カルテット 第10話 最終幕・後編(最終回)」あらすじ・ネタバレ

   

簡単なあらすじ

1) 早乙女真紀(松たか子)は警察に出頭し、住民票などを不正取得した罪で起訴された。義父の殺害については、疑惑はあるものの起訴されることはなく、執行猶予付きで釈放となった。

2) 世吹すずめ(満島ひかり)、家森諭高(高橋一生)、別府司(松田龍平)らは真紀が帰ってくるのを軽井沢の別荘で待っていたが、真紀は帰ってこず、一人暮らしを続けていた。別府は「カルテットを解散しよう」と提案するが、すずめは「真紀さんからヴァイオリンを預かってる。解散させるなら、返してからにしよう」と言う。

3) 3人は、真紀のもとに向かい、彼女を軽井沢へと連れ戻す。そこで真紀は、「ホールでコンサートをしよう」と提案する。週刊誌で「ニセ早乙女真紀、疑惑の美人ヴァイオリニスト」などと騒がれていることを逆に利用し、カルテット・ドーナッツホールはチケットを完売させる。

4) コンサート後、4人には熱海の花火大会での演奏の依頼が舞い込んでくる。カルテット・ドーナッツホールの4人は、初の遠征に心を踊らせながら向かうのだった。

詳細なあらすじ

早乙女真紀(松たか子)は、警察に出頭するも、執行猶予付の判決が下される。一人暮らしを続けており、カルテットの待つ軽井沢の別荘に戻ることはしなかった。

別府司(松田龍平)、家森諭高(高橋一生)、世吹すずめ(満島ひかり)たちは、大橋絵茉というゲストのヴァイオリンを招き、演奏を行おうとしていた。だが、コスプレをして演奏をすることに怒り、大橋は帰ってしまう。

真紀は、住民票などを不正取得した罪で起訴された。結果、そのことを週刊誌が報じ、ついにはテレビのニュース番組にまで取り上げられるようになった。すると、すずめの過去まで明らかとなってしまった。

別府やすずめたちは、真紀のことを待ち続けていた。だが、そこで真紀が男性と「コロッケデート」をしているという記事が週刊誌に掲載されてしまう。その記事に「真紀さんは帰ってこない」と考える別府は、「解散しましょう…真紀さんは、別の道を歩いてるんだと思います。2人だって、もうそれぞれの道を歩いています。僕も、もう自分の中のキリギリスを殺します」と言う。

だが、すずめは「違う道を歩いてるなら、このヴァイオリンはどうするんですか?預かっててねって言われたんです。でも、このヴァイオリンを返してからにしましょう」と提案し、別府は頷く。家森も「真紀さん、探そうか」と同意する。

週刊誌の記事をもとに、別府たちは真紀の住む地域を特定する。だが、何棟もの団地が並んでおり、どこに住んでいるかまでは分からず、すずめたちは『Music For A Found Harmonium』を演奏し始める。かすかな音を耳にした真紀は、演奏する3人のもとへと走る。

子供たちがいつのまにか集まり、大盛り上がりの状況となっていた。真紀の姿を見つけた3人は、演奏を中断する。真紀は立ち去ろうとして、3人は再び演奏を再開する。

すずめは、真紀を抱きしめ、「真紀さんを連れて帰る」と言う。真紀は、軽井沢の別荘に戻る。久しぶりの食卓を囲み、そこで記事の相手は恋人ではなくお世話になった弁護士であると明かす。

4人は食後、さっそく演奏を始める。そこで、レストラン『ノクターン』は、割烹ダイニングになっていること、すずめが再就職のために資格試験に向けて勉強を始めていること、別府が仕事を辞めて今は無職であることなどが話される。

家森は、「音楽を趣味にするタイミングがやってきた」と言うが、別府は「でも、この4人で集まって演奏をしていたのは、ムダではなかった」と言う。そこで真紀は、「コンサートやりませんか?」と提案する。

すずめたちは、ホールに人を集めることができない、と尻込みするが、真紀は「私、ニセ早乙女真紀なんですよ。疑惑の美人ヴァイオリニストなんですよ。ホールを満席にするくらい簡単です」と言う。すずめは、「その中の1人や2人は届くかもしれない」と言う。4人は、コンサートを開くことを決意する。

元奏者が、カルテット・ドーナッツホールに宛てた手紙を家森は受け取る。「私は、自分の才能のなさにいち早く気づきました。…才能がないのに、なぜ演奏をやめないんですか?教えてください」と、その手紙には書かれていた。

コンサートはチケットが完売していた。多可美や大二郎、そして富豪と結婚した来杉有朱(吉岡里帆)たちもコンサートにやってきた。

すずめは、真紀が一曲目にフランツ・シューベルト『死と乙女』を選んだ理由について訊ねる。すると真紀は、「どうしてかな…こぼれたのかな。内緒ね」と答える。

ステージは暗転し、ライトに照らされると4人は登場し、『死と乙女』を演奏し始める。4人の胸には、カルテット・ドーナッツホールとして過ごしてきた日々が去来していた。

そんな中、ステージに空き缶が投げ込まれる。そこで、真紀は4人で初めて出会ったときのことを思い出す。4人は、「自分の気持ちが、音になって飛び、届く感じが好き」と意気投合したのだった。

一曲目が終わり、会場では拍手が沸き起こる。席を立つ人々はいたが、4人は演奏を続ける。『ドラゴンクエスト序曲』を演奏すると、さらに席を立つ人は増えた。だが、『Music For A Found Harmonium』など、4人は演奏を続ける。

コンサート後、熱海の花火大会での演奏の話が舞い込んだことを家森は喜ぶ。その夕飯でも、家森は唐揚げに添えられたパセリをぞんざいに扱う別府に、「パセリに感謝した?」などと言うのだった。

カルテットの4人は、バンに乗って旅立つ。別荘の前には「FOR SALE」と書かれ、売りに出されていた。4人は、バンの中で『おとなの掟』を歌うのだった。

途中でガス欠となってしまい、4人は道に迷いながらも走る。すずめは笑いだし、「みぞみぞしてきました」と言う。

前話:「カルテット 第9話 最終幕・前編」あらすじ・ネタバレ

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