「下町ロケット2 第7回」あらすじ・ネタバレ

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PMDA(医薬品医療機器総合機構;医療機器・医薬品などの品質や安全性の審査業務を行う公的機関)の事前面談が開かれ、北陸医科大学の一村隼人教授、株式会社サクラダの桜田章社長、佃製作所からは佃航平社長、技術開発部長・山崎光彦、担当エンジニアの立花洋介、加納アキらが出席した。

審査役は山野辺敏、滝川信二らであり、そこで一村教授は開発計画について説明を行った。「好意的である」と聞かされていたにも関わらず、特に滝川が向ける視線は厳しいものであり、「中小企業やベンチャー企業だけで、大丈夫かなと思いまして」などと、意見する。

さらに、「医療機器にはリスクが伴い、何かあれば、補償が必要なんです」と言い、訴訟リスクなどに対応できるのか、と滝川は指摘する。

PMDAの分類で、最も厳しいクラスIVの審査ということもあり、「医療機器の開発者は、しかるべき社会的基盤がなければならに」と、大企業が行う必要があるのだと語る。

「何を作るかではなく、どこが作るかが重要だ」という言葉に、佃は反論したくなるが、場を壊すことになるため、沈黙を通す。

事前面談の後、佃らは滝汗の態度に憤慨しつつ、不満を口にするが、一村教授は、「まだ一回戦ですから。出直しましょう」と、前向きに佃らを鼓舞する。だが、佃の心の中には、不安が広がっていた。

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