「結婚式の前日に 第6話」あらすじ・ネタバレ

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簡単なあらすじ

1) 芹沢ひとみ(香里奈)は、担当していたモデルルームがオープンする目前、頑張り過ぎた無理が祟って、倒れてしまう。父や主治医の勧めもあり、仕事を休んで入院することになる。

2) ひとみは、健介が本当の父親ではなく、元恋人の子であることを加奈子から知らされる。その元恋人と一緒になるため、ひとみと健介を捨てたのだという加奈子に、ひとみは激昂して頬を叩く。

3) 悠一(鈴木亮平)は福岡の学会に参加中、悠一との結婚を望む真菜(真野恵里奈)が押しかけ、「悠一さんには、たくさんの患者さんを助けるお医者さんになってほしい。悠一さんのことが好きなんです。そばにいさせてもらえませんか?」と言われ、悠一は困惑する。

4) モデルルームオープン当日、加奈子が主治医や同僚に頼んでくれて、見学することが可能になる。その帰り、健介に加奈子が家を出た理由は、お前の本当の父親が、癌で余命三ヶ月って言われて…『親や兄弟もいなくて、放っておけない』って。でも、俺はそれが許せなくって、『それなら別れる』って言って。だから、『気持ちが残ってて』っていうのはウソなんだ」と明かされ、加奈子が出ていった理由を知り、加奈子に「今日はありがとう」とお礼のメールを送る。

起:入院生活

芹沢ひとみ(香里奈)は翔太との口論の後、ひどい頭痛に襲われ、不安になる。一方、悠一(鈴木亮平)の母・響子(江波杏子)は心労により倒れてしまう。悠一は既往のあった一過性の微小脳梗塞であるラクナ梗塞を心配するが、その可能性は低いと診断され、胸を撫で下ろす。

前原翔太(山本裕典)は、悠一に「ひとみが不安がってる。安心させて欲しい」と頼む。悠一は、「留学もしないし、ひとみのそばを離れるつもりはないよ」と約束する。

ひとみは、企画書から担当したモデルルームがオープン目前に迫っており、成功させようと懸命に頑張り続けていた。頭痛は相変わらず続いていた。ひとみは無理が祟り、倒れてしまう。救急搬送され、主治医の寺本真理子(戸田菜穂)が対応を行う。

脳幹部付近の腫瘍が増大傾向にあり、一過性に意識消失を起こしてしまったという。このまま仕事に戻るのは危険と判断し、寺本医師は「放射線治療を繰り上げて行います」と、入院で治療に専念すべきであるとひとみに伝える。

「オープンまで働きたい」というひとみだったが、父・健介も入院してゆっくり休むべきだと言い、ひとみは治療を行うことにする。モデルルームのオープンに立ち会えないことをひとみは悔やむ。

承:血縁

悠一はひとみのことを心配しながらも、福岡の学会へと向かう。悠一は寺本医師に治療を任せるも、「婚約者として、ひとみに何がしてやれるんでしょうか?…正直、毎日、不安なんです」と思わず本音を漏らす。

健介は、「何もしてやれてない。無理しているのも気づかず、病気になったことすら気づかなかった」と落ち込む。ひとみの母・可奈子(原田美枝子)は慰める。「ひとみの本当の父親になんかなれなかったのかもな…」などという健介の言葉を、ひとみは聞いてしまう。

問いただすひとみに、加奈子は「ひとみの本当の父親は、ナイトウヒデオという人です。健介の親友で、私の元恋人。絵の海外留学に行くというので、さすがに付いていけないと思った。妊娠で悩んでいた時、『俺が父親になる。一緒に育てよう』と言ってくれたの」と明かす。

「どうして私達を捨てたの?」というひとみに、「ヒデオが帰ってきたから。一緒になりたいと思って、2人を捨てたの」と言う。その言葉にひとみは激昂し、加奈子の頬を叩く。真実を知ってしまったひとみは、その晩、様々な思いが駆け巡り、1人で泣く。

転:悠一の思い

ひとみは、健介に「昨日のことは気にしないで。私の家族は、お父さんと叔母さんの2人だから」と言い、血の繋がりはなくても、父親であると思っていると伝える。

福岡の学会に出席した、ひとみの婚約者で医師の悠一は、母・響子(江波杏子)や、悠一との結婚を望む真菜(真野恵里奈)たちが、ボストン留学の話を勝手に進めていることを同僚から知る。

福岡までやってきた真菜は、「悠一さんには、たくさんの患者さんを助けるお医者さんになってほしい。悠一さんのことが好きなんです。そばにいさせてもらえませんか?」と言われ、悠一は困惑する。

ひとみを心配する可奈子は、寺本医師に「ひとみは、モデルルームのオープンに行けないんですか?」と質問する。行けないと知った可奈子は、「ただ祈るだけでなく、自分でできること、何でもしてあげたいんです。そのために、手を貸していただけませんか?お願いします」と頭を下げる。

結:モデルルーム

モデルルームオープン当日、ひとみは折り紙を折って「家族が温かい気持ちになる雰囲気を作ったらどうか」とメールしようとするが、後輩からのメールで、すでに雰囲気作りがなされていることを知り、ひとみは自分の出る幕がないことを残念に思う。

翔太は、ひとみを車椅子でこっそり連れ出す。寺本医師は「特別に、芹沢さんの外出許可を出しました」と言い、ひとみは驚く。実は、母・加奈子が呼びかけ、オープンしたモデルルームにひとみが訪れることができるようにしていたのだった。

加奈子は、隠れてひとみの喜ぶ顔を見届け、1人その場を立ち去る。モデルルームには、ひとみが作った折り紙の人形や、イラストの描いた風船があった。驚くひとみに、小倉は「お母さんが置いてくれって頼み込んできて…憎めない人だよな」と明かす。

ひとみは、小倉や後輩の千夏に、「いかに仕事って楽しいものなのか、今までどれほど自分が恵まれていたのか分かった。…私、絶対に戻ってくるから」と言って、治療のために病院へ戻るのだった。

モデルルームの完成を見届けたひとみは、父親に「これで治療に専念できるかも」と言う。健介はそこで、「加奈子が家を出た理由は、お前の本当の父親が、癌で余命三ヶ月って言われて…『親や兄弟もいなくて、放っておけない』って。でも、俺はそれが許せなくって、『それなら別れる』って言って。だから、『気持ちが残ってて』っていうのはウソなんだ」と明かす。

さらに、「加奈子は、『ひとみも連れて行きたい』って言った。でも、俺はそれを許さなかった。加奈子とひとみを引き離したのは、俺なんだ。お前を失いたくなかったんだ」と言って謝罪する。ひとみは、「今まで私を育ててくれたのは、お父さんだよ。何があっても、私のお父さんは、お父さん1人だから…だから、謝らないで」と言って許す。

健介は、「加奈子はお前のこと、大好きだ。お前のことを思う気持ちは本気だ。それだけは分かってやってくれ」と言う。ひとみは「リカちゃん(注釈:加奈子がひとみに正体を明かさずに近況を知るため、釣り同好会に所属している同年代の女性だと偽って作った人物)、今日はありがとう」と、母親に礼を言う。

一方、悠一は母・響子に「私の方から、留学をお引き受けしますと伝えておきました。病院のため、拒否することは許しませんよ」と言われ、驚く。

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