「偽装の夫婦 第7話」あらすじ・ネタバレ

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簡単なあらすじ

1) ヒロ(天海祐希)は、陽村超治(沢村一樹)に母・華苗(富司純子)へゲイであるとカミングアウトすることを勧める。超治は覚悟を決めようとするが、そんな中、幼稚園のホームページに、「陽村先生はゲイ。こんな先生に任せて大丈夫?」などという誹謗中傷が書き込まれていると明らかになる。

2) 超治が対応に追われる中、ヒロは、超治が仕事を続けられなくなるか心配になる。さらに、園児の保護者たちに、超治と保のツーショット写真、そして「陽村先生が男性と付き合っている」というメールが送られ、保護者会での説明を超治は求められる。

3) 保護者会で超治はゲイであるとカミングアウトする。保護者の信頼は厚いと考えていた超治だったが、超治は様々な批判に晒される。ヒロは超治を擁護するが、超治は辞職を覚悟する。

4) ヒロと帰宅した超治は、ヒロに促され、ゲイであることを母親に明かす。さらに、ヒロは「私はあなたの親友ではいられません。私、あなたのことが好きなんです。好きになってしまったんです。身も心も全部。あなたにも愛して欲しいんです。身も心も全部…でも、無理でしょう。だからもう一緒にいられません。ごめんなさい」と言って離婚届を渡す。

起:母へのカミングアウト

ヒロ(天海祐希)は、陽村超治(沢村一樹)に「お母さんが末期癌というのは、ウソなんです。でも、怒らないであげてください。あなたがゲイではないかと心配で心配で、ウソをついてしまったんです」と明かす。

さらに、「ゲイだとカミングアウトしてください。今のあなたなら言えます」と、想い人である弟子丸保(工藤阿須加)に告白できたなら、カミングアウトできます、と超治に告げる。

ヒロは、そのために超治の母・華苗(富司純子)を富山から呼び出していた。ヒロは、超治のことを好きになってしまい、偽装結婚を続けるのが辛くなってしまったのだった。だが、超治もさすがに躊躇っており、ヒロは「もうこれ以上、あなたと偽装の結婚はしたくありません。親友ならそろそろ解放してくれませんか」とウソをつく。

承:超治へのイヤがらせ

超治は、華苗の病気がウソだと知りながら、「体調はどう?」と訊き、華苗はわざとらしく咳き込む。そんな中、超治は「俺はゲイ…」と告白しようとしたところ、原先生(柴本幸)から連絡が入る。

幼稚園のホームページに、「陽村先生はゲイ。こんな先生に任せて大丈夫?」などという誹謗中傷が書き込まれているということだった。超治は確認し、動揺してしまう。そんな超治を、ヒロは落ち着かせる。

超治は書き込みは削除。しばらく書き込みができないように対処した。水森しおり(内田有紀)は、「すみません、私の元夫がやったことでは…二度とこんなことしないように言っておきます」と謝るが、超治は「カミングアウトしたのは、私ですし。証拠もないですし、いいです」と言う。

ヒロは、超治が仕事を続けられなくなるか心配になる。超治は、保に「しばらく会わない方が良い」と告げて、ほとぼりが冷めるのを待とうとする。そして、母親には「周りからバレるより、自分から話をする」と超治はヒロに話す。

超治の秘密を暴露しようとするイヤがらせは、続いていた。園児の保護者たちに、超治と保のツーショット写真、そして「陽村先生が男性と付き合っている」というメールが送られていた。そのせいで超治は対応を迫られ、華苗の誕生日に食事に行くことができなくなってしまう。

転:保護者会

ヒロは、華苗に付き合って買い物に付き合う。その帰り、郷田家に「結婚式以来ですから、挨拶に行きましょう」と行くはめになる。ちょうどその時、いとこの名波八重子(坂井真紀)、郷田天人(佐藤二朗)たちがおり、彼らとともに誕生日パーティーを開く。

だが、八重子の離婚や天人が売れないマジシャンを続けていることなど、”地雷”が多くてギスギスとした話しになってしまう。

超治は、オーナーの判断で保護者会を開いて釈明することになったという。本当のことを言うという超治は、「俺のことを信頼してくれている保護者もいるし」と楽観的な様子だった。ところが、ヒロは子どもたちに読み聞かせた『てぶくろをかいに』を引用し、「人間は本当に良いものかしら」と、不安を口にする。

てぶくろをかいに [ 新美南吉 ]

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保護者会直前、原先生が泣きながら、「書き込みしたのも、メールしたのも私なんです…私が好きだった人が男性が好きだったなんて、片思いしてたのがバカみたいで。でも、まさかこんな騒ぎになるなんて」と明かされ、超治は驚く。そんな超治は、「もし俺が辞めることになったら、後を頼みます」と言う。

保護者の前で、超治は「私がゲイであるということは、紛れもない事実です」とカミングアウトする。そして、「ゲイであることを理由に辞めるつもりはありません」と言う。だが、保護者は「なぜ隠してたんですか?」「子供が影響されたら困る」などの批判を矢継ぎ早に口にする。

ヒロは現れ、心の声をつい口にしてしまう。そこからは、堰を切ったように「人間っていうのはね、同じなことより、違いを認め合うことの方が大事なのよ。こいつはね、子供たちが将来高く飛べるように、風になってあげてるのよ。どうしてこいつを信じてあげられないのよ!」と保護者に訴えかける。だが、保護者たちは聞く耳を持たない。

超治は、「保護者会のことをオーナーに報告して、多分、辞表を提出することになると思います」と、辞めることを覚悟している様子だった。

結:カミングアウト

超治は、母・華苗にカミングアウトしようとするが、やはり戸惑い、迷う。ヒロは、「この優柔不断男が!さっさと覚悟を決めろ」と心の声を告げる。超治は、緊張を解きほぐすため、目をつぶって倒れこむヒロをキャッチするというゲームをしたいと言い出す。仕方なくヒロは応じ、超治は覚悟する。

ヒロは、華苗に「お義母さんが病気ではないと超治さんにバラしてしまいました。だから、これから超治さんに謝ってくれませんか?」と言い、「いつまでもお元気でいてくださいね」などと別れの言葉のようなことを口にしてしまう。

超治はゲイであるとのカミングアウト、華苗は病気であるとウソをついたことを謝るため、それぞれ緊張しつつ食卓につく。超治は、「お母様、大切なお話があります」とかしこまって口火を切る。

だが、超治と華苗は、なかなかお互いに話をすることができない。ヒロは、「面倒くせぇ親子だなぁ。お互いの腹の中吐き出して、すっきりすれば良いんじゃねぇかな」と、再び心の声が漏れてしまう。

ヒロは、「3人でお互いに隠していた秘密を言い合いましょう」と提案する。まず華苗は「癌だってウソをついてごめんなさい」と謝罪する。超治は、その流れで「良いよ、母さんの気持ち分かるし。俺、本当にゲイだから」とカミングアウトする。

華苗は、「でもそれっておかしいわよね。じゃあ、なんで結婚したの?ヒロさんのこと愛してたからじゃないの?」と疑問を口にする。超治は、「それは、母さんを安心させるために…ヒロは親友だから」と言う。

そこでヒロは、「私はあなたの親友ではいられません。私、あなたのことが好きなんです。好きになってしまったんです。身も心も全部。あなたにも愛して欲しいんです。身も心も全部…でも、無理でしょう。だからもう一緒にいられません。ごめんなさい」と言って離婚届を渡す。

超治は呆然としたままで、ヒロは家を出る。1人でいたところ、水森由羽に「どうしたの?ヒロちゃん」と声を掛けられ、泣き出してしまう。

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