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「遺産争族 第9話」(最終回)あらすじ・ネタバレ

   

簡単なあらすじ

1) 龍太郎(伊東四朗)の仏壇の火の不始末で、自宅は火災に見舞われる。火事の中で龍太郎は金庫を開けたため、中に入っていた2億円は燃えてしまう。

2) 育生は、自分が婿に入ったことで、河村家が不幸になったと考え、戻ることを躊躇っていた。楓(榮倉奈々)とも距離を置き、次第に楓も育生との離婚を考えていた。だが、そんな楓を、母・陽子(余貴美子)は、「夫婦は忍耐よ」と言って説得する。

3) 育生は、母・華子(岸本加世子)に「河村家は一家離散となる」と言われ、慌てて河村家に向かう。だが、それは楓たちの作戦だった。不仲になったと知れば、育生が帰ってくると思ったのだ。

4) 育生と河村家の面々は、本音をぶつけあう。そこで、育生は「こんな家族の繋がりが欲しかった」と泣きながら言う。結果、育生は「家族」を手に入れる。龍太郎の快気祝いが、和気あいあいとした雰囲気で行われ、そんな中、龍太郎は天に召される。

起:燃え尽きた財産

龍太郎(伊東四朗)は、仏壇の火を灯したまま家族会議に参加していたため、河村家の邸宅で火事が起こってしまう。逃げ場を失い、育生(向井理)たちはリビングに閉じ込められてしまう。育生は、脱出口を発見し、濡れ布を皆に配って、「口を覆って逃げてください」と言う。
 
火の手が迫る中、河村家の面々は脱出しようとする。育生は、龍太郎を背負って避難しようとするが、龍太郎は、「部屋の金庫が大変だ…ワシの人生が入っているんだ」と言い、自室に行ってしまう。

楓(榮倉奈々)は、先に出て育生の脱出を待っていたが、育生が出てこないので心配する。一方、龍太郎は、育生の静止を振りきって金庫を開けてしまい、中にあった2億円もの紙幣が燃えてしまう。

育生は、目を覚ますと病院のベッドの上だった。龍太郎も、育生が助けて無事だった。だが、2億円が燃えてしまい、「ワシの80年が…」と落胆してしまう。そして、現金が燃えたこともあり、陽子(余貴美子)たち三姉妹は龍太郎を責める。

金沢利子(真飛聖)弁護士は、別荘やゴルフ会員権などは、購入時の1/5ほどの値打ちしかなく、「相続税を考えると、負債の方が多くなる」と明かす。家の建て直しもあり、陽子たちは途方に暮れる。

承:育生と楓

育生は、「俺がヘタな芝居なんか打たなかったら、火事なんか起きていなかったのかもしれない…」と自分を責め、「家に帰って良いのかな…」と思っていた。そんな育生を、楓は、「育生は、みんなの目を覚ましてくれたんだよ」と言い、慰める。

だが、育生は「俺が責任を感じているのなんか、楓になんか分からないよ。…感覚が違い過ぎる」と言う。その言葉に楓も怒り、ケンカとなる。育生は、楓との別れ際、「楓、さようなら…」と言う。

河村家では、燃えた家財道具などの処理に追われていた。近隣住民からは、悪臭などを理由に苦情が殺到し、家族一同で謝る。そんな中、龍太郎は家族に迷惑をかけたことを謝罪し、「カネは、皆に平等に分けようとしていたんだ」と明かす。

家族の前で、楓は「育生は帰ってこない。もう、みんな遅いよ」と言う。龍太郎は、「育生君を迎えに行こう」と言うが、恒三(岸部一徳)は、「彼は婿だ。楓が大事なら、自分で戻ってくる。私は、なし崩し的に迎えに行くつもりはない」と、その提案を断る。

転:恒三と月子

育生は、退院するが、すぐに復帰しようとする。だが、先輩医師たちから止められ、「快復してからにしろ」と言われる。

恒三や月子(室井滋)は、カワムラメモリアルに復帰する。だが、そこで吉沢貴志(渡辺いっけい)主導で、社長解任の緊急動議が行われる。5対5で分かれるが、月子は「個人的に社長は嫌いよ。だけど、今のカワムラメモリアルがあるのは、社長あってよ」と言い、反対し、否決される。

楓は、連絡を絶った育生に愛想を尽かす。だが、母・陽子は、「簡単に諦めないのよ。夫婦は忍耐なの」と言い、育生のことを信じてみるべきだ、と楓に伝える。

恒三は、月子の息子・正春(鈴木浩介)を「戻ってこないか?後継者に育てたいと思う」と言うが、正春は「今、調理師になるために学校に行ってるんです。昔からの夢だったんです」と断る。そして、「僕が家を出られたのは、育生君がいたからです。そのことを今日は伝えにきました」と言う。

結:育生の願い

楓は、恒三に「私、育生のところに行く」と言う。恒三は、「行けばいい。いっそ、海外にでも行け。でも、一度はここに来て、筋は通しなさい」と言う。

酔いつぶれた育生に、母・華子(岸本加世子)は、「こんなときに良いの?河村家のみんな、引っ越ししてバラバラになるんだって。それで今、つかみ合いのケンカしてるの」と言う。そのことを聞いた育生は、すぐさま河村家に向かう。

引っ越し準備をして、「せいせいする。これでお父さんの葬式まで顔を合わせずに済む」などと言う河村家の面々に、育生は、「まだそんなことを言ってるんですか?」などと怒る。

だが、それは楓たちの作戦で、「私達が仲が悪ければ、育生が帰ってくると思って」と言う。育生は、「ふざけるな!」と激怒する。そこで、育生と河村家の一同は、罵り合う。

そんな中、育生はそこで「俺が欲しいのは、こんな最低な家族だった」と、家族としてのつながりが欲しかったのだと本音を明かす。育生の告白に、恒三は「君は贅沢だ。こんな世の中で、家族の繋がりを求めるのは、一番の贅沢なんだ」と言う。

龍太郎の快気祝いで、育生や楓、恒三、三姉妹たちは一堂に会する。正春の豪勢な料理に皆、舌鼓を打つ。龍太郎は、「体調が良くて、仕事に復帰しようか」などと言い出していた。育生は、「遺産はカネだけじゃないんですね。気持ちや、形ではないものもある」などと言う。

龍太郎の大事に抱えていた缶の中には、鍵が入っており、何を開けるものなのか不明なままだった。恒三は、「これは家庭用の金庫の鍵ではないな…他に、埋蔵金でもあるんじゃないか」などと言う。

家族の和気あいあいとした雰囲気の中、龍太郎は天に召される。

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