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長瀬智也 主演ドラマ「フラジャイル 第1話」あらすじ・ネタバレ

      2016/02/03

簡単なあらすじ

1) 岸 京一郎(長瀬智也)は、壮望会 第一総合 病院病理診断科に勤務する病理医。臨床医とは異なり、腫瘍の悪性/良性を判断する細胞・組織診断や、病理解剖などを本業とする医師だった。

2) 2年目の神経内科医である宮崎 智尋(武井咲)は、主治医の意見を否定して、見事に確定診断を下した岸に憧れ、病理医を志す。岸は、宮崎に「この組織の確定診断をしてみろ」と、”テスト”される。

3) 岸は、呼吸器内科医師である主治医の「肺炎」との診断を否定し、腹部に腫瘍があり、その肺転移であると診断する。

4) 宮崎は、岸に”テスト”として出された組織に確定診断をつけることができず、自分の無力さを痛感する。だが、「確定診断を下さない」ことこそが答えであり、岸は宮崎に合格を出す。宮崎は、病理医としての第一歩を踏み出すことになった。

起:病理医・岸 京一郎

岸 京一郎(長瀬智也)は、壮望会 第一総合 病院病理診断科に勤務する病理医だった。病理医とは、腫瘍の悪性/良性を判断する細胞・組織診断や、病理解剖などを本業とする医師のことである。患者を治療する、臨床医とは異なる。

岸は、その高圧的な態度から、医師たちに煙たがられていたが、優秀な病理医である岸の判断に、臨床医はいやでも従わざるを得ない。

壮望会 第一総合に勤務する、2年目の神経内科医である宮崎 智尋(武井咲)は、先輩医師の高坂 英利(平岳大)に指導を受けていた。効率性を重要視する高坂に、宮崎は疑問を持つが、逆らうことができない。

女子高生の影山花梨(上白石萌歌)が、救急搬送されてきて高坂と宮崎が対応する。花梨は、階段を駆け上がったいる最中、気を失って転げ落ちたのだった。

高坂は、頭部CTの所見から、脳出血を否定する。腰痛を訴える花梨に、腰部レントゲンの結果から、「椎間板変性の可能性がある」と告げるが、宮崎は納得出来なかった。花梨には、発熱・悪心、下肢の不快感などが見られており、これらは椎間板変性では説明がつかないが、それらを無視して高坂は、椎間板変性との診断していたのだった。

翌日、カンファレンスが行われ、高坂は花梨の現病歴、頭部CT画像、腰部レントゲンなどを報告。結果、「椎間板変性」であると診断する。他の医師も同意する中、宮崎は納得できなかったが、自分の意見を言えずにいた。

そんな中、岸は腰部レントゲンのみで診断した高坂に「それでよく確定診断ができるな」などと反論する。岸は、神経内科部長に椎間板変性なのかどうかを確定するため、腰部MRI検査を行うことを約束させた。

承:岸との出会い

岸は、病理診断の検査室に戻り、そこに宮崎がやってくる。「椎間板変性ではない」と疑っていた宮崎は、岸に「直接、患者さんを診てほしい」と頼む。だが、岸は「患者に会わないことが病理の特権」と言って断る。

「患者さんのために」と宮崎は言うが、相手が先輩医師であるが故に自分の意見をカンファレンスで口にできなかったことについて、岸は責める。なおも食い下がる宮崎に、岸は「花梨がなぜ転んだのか…本当に転んだのか?理由を探れ」と指示する。

岸は、「まずはTIA(一過性脳虚血発作)」と、鑑別すべき疾患を挙げる。一時的に血流が途絶し、戻った可能性を指摘したのだった。宮崎は、花梨の母親に問い合わせ、下肢が脱力したように転倒したと判明する。

若年者であることから、岸はTIAの原因をウィリス動脈輪閉塞症(もやもや病)であると推理。頭部MRIを施行すべきと岸は提言する。宮崎は、「高坂先生や、部長が納得しません」と言うが、岸は「共犯になってやるよ」と、こっそりと検査を行うことに協力を約束する。

宮崎は、花梨が「お母さんに迷惑かけたくない…」と不安げに泣いているのを見かけ、頭部MRIを密かにオーダーすることを決意する。宮崎は、岸が高坂を足止めしている中、高坂のデスクを漁り、IDとパスワードを入手。腰部MRIのオーダーを、頭部MRIに変更する。

頭部MRI画像で、急性期の脳梗塞像がみられ、さらにウィリス動脈輪閉塞症の所見がみられた。間もなく、花梨は激しい頭痛を訴えていた。脳虚血が起こっている動脈の解除のため、緊急手術が行われ、事なきを得た。岸の助言で行われた検査により、花梨は救われたのだった。

転:岸の試験

宮崎は、岸にお礼を言いにくる。そして、意を決したように、「私を病理に入れてください」と願い出る。岸は、「ヤダよ」と断る。だが、宮崎は既に神経内科を辞めると言っており、「もう、今更戻れない」と言う。岸は、呼吸器内科医の患者の組織を渡し、何の疾患かを当てるように指示する。

患者のタケウチは、主治医の藤原医師に小細胞肺癌と診断され、シスプラチンなどの抗癌剤治療を開始されていた。副作用の吐き気などで苦しんでおり、傍らには身重の妻がいた。

顕微鏡で、何の疾患なのか分からない肺組織と格闘する宮崎のもとに、まるでマフィアのような出で立ちの男、中熊薫(北大路欣也)が現れる。そして、「俺とデートしよう」と言い出す。中熊は、大学病院の教授であり、岸の元 指導医だった。

主治医である呼吸器内科の藤原医師は、岸が確定診断を下す前に、患者であるタケウチに化学療法を行っていた。そんな藤原医師に、岸は「バカか!」と罵倒する。外来に殴りこみに行った岸へ、藤原医師は「肺炎だった」と言う。

藤原医師は当初、小細胞肺癌と考えていたが、化学療法が奏功しなかったため、最終的に肺炎と診断。だが、岸は原発(どこの組織の癌か)は不明であるが、癌であると確信し、それを突き止めようとする。

病理室に、乳腺外科医・細木まどか(小雪)がやってくる。術中迅速組織診を依頼しにやってきたのだった。まどかの岸への親しい態度に、どのような関係なのか、と岸は思う。

結:確定診断

藤原医師が「肺炎」と診断した患者の組織に、岸は免疫染色(抗体を用いて、組織標本中の抗原を検出する組織学)を行うように指示する。

宮崎は、深夜まで患者の組織を見続けていた。検査技師・森井久志(野村周平)に、宮崎は「どうして病理の検査技師になろうと思ったんですか?」と訊くが、森井は表情を曇らせて何も言わない。

患者のタケウチは、退院させられていた。そこで、岸は藤原医師の外来に、再び”殴りこみ”に行く。「病理医でも意見が分かれる。診断に100%なんてないんだよ」と言われ、確定診断ができない岸は、黙りこむしかなかった。

岸は、臨床検査部長に叱責される。そして、「これ以上問題を起こしたら、病理検査を全て外注に出す」と脅される。

岸は免疫染色した組織から、所見を見つける。カンファレンスで臨床経過を説明する藤原医師に、岸は確定診断の結果を伝える。岸は、線維形成性小円形細胞腫瘍(DSRTC:desmoplastic small round cell tumor)であると確定診断し、腹部に腫瘍があり、それが転移しているのだと指摘。

負け惜しみを言う藤原医師に、岸は「君たちが医者である限り、僕の言葉は絶対だ」と言いおいてその場を立ち去る。藤原医師は、膝から崩れ落ちるしかなかった。

宮崎は、岸にテストとして渡された組織について、「私には診断することができませんでした…何も知らずに病理に来ちゃって、自分が情けないです。患者さんを救うことだけが、命を救うってことではありませんでした…私には、病理は無理です」と言い、自分の無力さを痛感したと言う。

だが、そんな宮崎に、岸は「合格だ。アレで確定診断をするような医者じゃダメだ」と言い、確定診断を下さないことが正解だったのだと明かす。岸は宮崎に、「お前が望むなら、病理に入れてやる」と言い、宮崎は「私を病理に入れてください」と言うのだった。

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