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長瀬智也 主演ドラマ「フラジャイル 第2話」あらすじ・ネタバレ

      2016/02/03

多忙な医師は、診察の最初の10秒で診断を下しているという-。

病理医・岸京一郎(長瀬智也)のテストに合格し、宮崎智尋(武井咲)は病理診断科で働くことを許可された。しかし、岸は宮崎に指導する様子はなかった。検査技師の森井久志(野村周平)も、「自分は技師だから、助言できないんですよ」と言う。

このような状態であり、病理に所属する医師は、すぐに辞めてしまっていた。部長の佐田直人(津田寛治)は、「病理は、利益を生みにくい。臨床医と対立し続けて、こんな状態だと科がなくなる」と言うが、岸は「病理医は引く手あまただ。別の病院へ行くだけだ」と反省する様子はない。

病理診断科に、乳腺外科医の細木まどか(小雪)が来て、コンパの成果を質問した森井に、細木は「10秒で帰りたくなったけど、5分我慢した」と答える。岸は、「10秒ね…」とつぶやく。

時計店の店主・大塚洋治(林和義)は、酒を飲みつつ時計の修理の仕事を続けていた。だが、目がかすみ、急に何かに怯えたような表情で叫びだす。大塚は、救急搬送され、救命医の倉木浩介(藤本隆宏)は、急性アルコール中毒と診断する。血尿がみられており、倉木は尿の検体を病理検査に回す。

岸は、宮崎を病理診断の結果報告に向かわせる。岸は、倉木の診断に疑問を持ち、「要追加検査」と考え、そのことを宮崎に伝えさせたのだった。

宮崎は、倉木とともに大塚の診察に向かう。岸は、「詳しい診察が必要だ」と言うが、倉木は診断を曲げようとしない。急性アルコール中毒にしては乳酸値が高くなく、なおかつ原因不明の代謝性アシドーシスを呈していると宮崎は言うが、倉木は取り合わない。さらに、倉木は岸からの報告書をゴミ箱に捨ててしまう。

宮崎は、病理診断科に戻って憤る。「もう一度、倉木先生に掛け合います」と言う宮崎に、岸は「バカか。こっちが何かを言って考えを変えるようなヤツじゃないだろ。決定的証拠を突きつけるんだよ」と宮崎に言う。

宮崎は、岸に焚き付けられ、患者の大塚が営む時計店に、妻・佐知代(宮地雅子)を尋ね、話を聞きに行く。倒れた時の状況を宮崎は訊く。店の中で倒れており、隠れてウィスキーを飲んでいたという。

そして、大塚は棚が歪んだ幻視を見たという。大きな時計が天井にあるのを見て、大塚は大声を上げたのだった。岸は、大塚が幻視を見たことから、薬物の関与や先天性代謝異常がないかどうかを確認するように宮崎へ指示する。

宮崎は、大塚の妻とともに、店内を捜索する。そこで、宮崎は大塚が使用していたというアトロピンの点眼薬を拾う。

岸は、倉木に会いに行く。寝ている倉木を叩き起こし、岸は「大塚さんは、倒れる前に幻覚を見たそうです」と言うが、倉木は「彼は精神科に回した。そっちで聞いてくれ」と取り合わない。

宮崎は、歓迎会で酔いつぶれる。だが、その直前で「病理に入ったのは…ウソをつくのがイヤになったからです」とつぶやいた。まどかは、「岸がいるから、病理に入ったのね」と言う。

宮崎は、再び時計店に”証拠探し”をしに行く。だが、宮崎は「証拠は見つかってません」と言う。

大塚は病室で、再び幻視が見えて怯える。妻は、彼と話をしようとするが、大塚は布団をかぶってうずくまるだけだった。そんな夫に嫌気が差し、妻は「もういい…自業自得だからね」と言う。

宮崎は、岸にアトロピンの点眼薬があったと告げる。すると岸は、「本当に1本だけなのか?」と質問する。宮崎が捜索すると、20本ものアトロピンが発見される。だが、それでは代謝性アシドーシスの説明がつかず、急性アルコール中毒であったとしても、乳酸値を下げる作用があるわけではなく、説明がつかない。

岸は時計店を訪れ、ウィスキーのボトルを嗅ぐ。結果、「これが元凶だ」と診断にたどり着く。

ウィスキーのボトルに入っていたのは、アルコールランプ用のアルコールだった。エチルアルコールとメチルアルコールの混合アルコールであり、それをウィスキーのボトルに詰めて雰囲気だけでも楽しもうとしていたのだった。

これならば乳酸値が上がらない理由がつく。さらに、メチルアルコールによる目の副作用が出ており、それをアトロピン点眼薬でごまかし続けていたのだった。「このままでは失明するところでした。助かってよかった」と宮崎は言うが、妻は「私がお酒を禁じたからじゃない…」と自分を責める。

岸は、落ち込む宮崎に「正しい診断は、患者を救うだけでなく、どん底に突き落とすこともある」と言う。岸は、救命科のカンファレンスに参加する。そこで、岸は大塚について話をする。

「救命では、急性アルコール中毒と診断したが、病理部ではメチルアルコールとアトロピンによる複合中毒と診断しました」と言う。さらに、「30秒ルールってご存知ですか?最初の30秒、医師は口を挟まずに耳目を配る。それをやらないと、患者は口を閉ざす。…10秒聞くか、30秒聞くかで、大きく違ってくるんです。あやふやな問診で、誤った診断を下すべきではない」と言う。

さらに、「6割救えれば良いだろう」と言う救命部の医師に対し、「6割で良い?そんな医者に家族を任せられますか。6割の分際で、病理の診断に口を挟まないでください。…君たちが医者であるかぎり、僕の言葉は絶対だ」と言う。

宮崎は岸に、「あやふやな言葉で患者さんを騙すのが、もうイヤになったんです。だから、病理に逃げてきたんです。…100%の診断を出すのに、どれだけ覚悟が要ることなのか、その大変さが分かりました。だけど、もう逃げたくない」と言い、病理医として続けることを岸に宣言する。

そんな宮崎に、岸は患者の病理組織診断報告書を書かせる。患者の人生を左右することもあり、岸は「そこに絶対にウソを書くなよ」と言い、仕事を任せるようになる。

大塚の妻は、夫に「ガミガミ言ってごめんなさい」と謝罪する。だが、夫は「お前の言うこと、ちゃんと聞いておけばよかった」と反省するのだった。

救命部の倉木は、運ばれてくる患者の状態がどのようなものだったか、しっかりと話を聞くようになる。岸の言葉が響き、30秒ルールを実践しようとしていたのだった。

岸は、森井だけでなく、宮崎にもパンを買ってくるようになる。ようやく宮崎は、岸に迎え入れられたのだった。

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