「5時から9時まで 私に恋したお坊さん 第5話」あらすじ・ネタバレ

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簡単なあらすじ

1) 桜庭潤子(石原さとみ)は、清宮真言(田中圭)から、「一緒にニューヨークへ行ってほしい」と言われ、夢見心地になる。一方、星川高嶺(山下智久)から執拗に「デートに行きましょう」と誘われ、潤子は困惑する。

2) 潤子は、デートに行くとも言っていないにも関わらず、高嶺は念入りにデートの準備を進め、ついにはデートプランをまとめたしおりまで渡してくる。デート当日、潤子はELAの本社重役の子供たちの子守をせざるを得ず、高嶺は待ち続ける。

3) 清宮の自宅に誘われた潤子は、そこで清宮が、ウェディングドレス姿の女性と写った写真や、指輪を見つけて愕然として帰宅する。呆然としつつ待ち合わせ場所に10時間以上遅刻して現れた潤子は、そこで待ち続ける高嶺の姿を見つける。

4) 泣く潤子を、高嶺は優しく慰める。「帰りましょう」という高嶺に、潤子は「帰りたくない…まだ一緒にいて」と引き留める。潤子と高嶺は、ホテルにやってきた。

起:清宮からの誘い

桜庭潤子(石原さとみ)は、生徒時代に講師だった清宮真言(田中圭)へ告白しようとしていたことを思い出す。そんな清宮から、「一緒にニューヨークへ行ってほしい」と言われ、夢見心地になる。

ところが、そんな潤子の実家へ、星川高嶺(山下智久)がやってきて「デートに行きましょう」と誘われるも、「行かない」と拒否する。高嶺が風邪を引いた際、見舞った潤子が約束したことを、高嶺は覚えていたのだった。

高嶺は、潤子とデートするため、潤子の家族や、一橋寺の住職たちにアドバイスを求め、潤子が喜ぶデートプランを作成しようとする。

潤子は、勤務する英会話教室・ELAのビジネス英語クラスを受け持つように言われ、今まで以上に仕事にやる気になる。清宮からの誘いや、仕事上のステップアップもあり、潤子は浮かれる。

承:高嶺と三嶋

潤子がビジネス英語のクラスに入ると、そこには高嶺と、三嶋聡(古川雄輝)が生徒としていた。ハロウィンパーティーの日、三嶋からキスされた記憶が脳裏によぎるが、潤子はそれを思い出さないようにして、授業を始める。

ところが、授業中に高嶺と三嶋は、「どれほど潤子と親しいか」ということについて話す。英語での攻防が繰り広げられ、潤子は呆れてしまう。レッスン終了後、ロビーには潤子に想いを寄せる、女装した高校生・里中由希(髙田彪我)がいた。由希は、部屋で告白したことを潤子に謝り、潤子は許してすぐに元の関係に戻る。

高嶺はデートの準備をするが、潤子は行く気はない。潤子は、清宮の「一緒にニューヨークへ行ってほしい」という誘いのため、高嶺にしっかりと、「交際できない」と伝えようと決める。だが、高嶺は潤子に告白されると勘違いし、「女性に告白させるなどもっての外」という僧侶のアドバイスを思い出し、「デートの時に聞きます」と、その場では聞こうとせず帰ってしまう。

一緒に食事に行った清宮からは、「今年のクリスマス、桜庭と過ごしたいな」と言われ、さらに嬉しくなる。

転:伝えられない言葉

腐女子の山渕百絵(高梨臨)から、コスプレイベントに行って欲しいと頼まれ、潤子は断る。そして、オタク友達に頼んでも断られてしまう。

そんな時、木村アーサー(速水もこみち)に「一緒に行きましょうか?」と言われ、「本日限定」というイベントのこともあり、躊躇いながら行くことになる。そこで、百絵は木村に「もっとあなたと一緒にいたい」と告白される。

だが、そこに高嶺が現れ、百絵は驚く。高嶺は、行列のできるポップコーン店に下調べにやってきていた。他にも様々な店や夜景スポットをリサーチし、潤子をもてなそうと考えていたのだった。そんな高嶺に、潤子は「早く断らなきゃ…」と思う。

一方、デート準備に力を入れる高嶺の様子を見て、高嶺と結婚を望む足利香織(吉本実憂)がELAにやってくる。「結婚する気がないなら、思わせぶりな態度を取らないでくれませんか。高嶺様が不憫でなりません…これ以上、高嶺様を傷つけないでください」と、香織は潤子に言う。

結:デート

実家にやってきた高嶺に、潤子は伝えようとするが、やはり伝えられない。母親からは、「行くだけ行けば?それが武士の情けってやつよ」と言われる。

先代の袈裟を来て、13時の待ち合わせに6時から高嶺は向かう。一方、潤子は待ち合わせ時間に行くか迷っていたが、そんな時、ELAの本社重役の子供のお守りを清宮から頼まれ、請け負う。

潤子は妹・寧々(恒松祐里)に頼み、「お姉ちゃん、急な残業で来れなくなっちゃって…」と伝えてもらう。高嶺は、「事故に遭ってたりしなくてよかった。もう少し、待ってみます」と、それでも待ち続けるのだった。妹・寧々も、高嶺とともに待つ。

そんな中、高嶺の母・星川ひばり(加賀まりこ)がやってきて、高嶺を連れ戻そうとする。高嶺は、「待たされてるのではありません。待ちたいから待っているのです」と言い、帰ろうとしない。だが、寧々がくしゃみをして寒がっている様子を見て、高嶺は「帰りましょう」と言う。

清宮に礼を言われた潤子は、彼の自宅に誘われる。最初は断る潤子だったが、自宅には、ルームメイトがいると知り、行くことにする。「ニューヨーク行きは、すぐに現実になる。それとも、まだ迷ってるか?俺は本気だ。お前をニューヨークに連れて行くって。俺に、お前の夢を叶えさせてくれ」と清宮は言って、潤子を抱きしめる。

「一緒に来てくれるか?」の問いに、潤子は「はい、ついて行きます」と答えるのだった。だが、清宮の部屋で、落としたイヤリングを拾おうとしたところ、清宮がウェディングドレス姿の女性と写った写真や、指輪を見つけ、潤子は愕然となる。

泣きながら歩く帰り道、潤子はバッグの中にある、高嶺の作ったデートプランのしおりを見つける。待ち合わせ場所の遊園地を訪れると、そこには夜にも関わらず待ち続ける高嶺がいた。

10時間以上遅刻したにも関わらず、高嶺は怒らない。「あなたとどこに行こうか、それを考えているだけでも、十分幸せでしたよ」という高嶺に、潤子は「私は、あなたが考えているような人じゃないんです。もっとズルいんです。…他の人を選んでください」と言う。

そして、清宮の写真を見つけたことについて、潤子は「ハッキリさせるのが怖くて、逃げ出してきたんです」と言って泣く。そんな潤子を、高嶺は抱きしめて慰める。

「お家に帰りましょう」という高嶺に、潤子は「帰りたくない…まだ一緒にいて」と引き留める。潤子と高嶺は、ホテルにやってきた。

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