簡単なあらすじ
1) 英会話講師の桜庭潤子(石原さとみ)は、地元町内会の長老の葬儀に参列し、足が痺れて倒れた拍子に香炉の灰をぶちまけてしまい、読経をしていた僧侶・星川高嶺(山下智久)に掛けてしまう。
2) 後日、母親の策略で高嶺に見合いをさせられた潤子は、高嶺にその場で「あなたを、私の妻にして差し上げます」とプロポーズされる。その後、高嶺は潤子が勤める英会話教室にまで押しかけるようになる。
3) 高嶺の祖母・星川ひばり(加賀まりこ)は、別の相手と見合いをさせようとしており、潤子との結婚に反対し、高嶺に潤子のことを諦めるように言うのだった。
4) 英会話教室ニューヨーク本部の重役との会食のチャンスをふいにした潤子。誕生日に関わらず、クレームへの謝罪で片田舎までやってきた潤子は、あまりの不幸な状況に泣き出してしまう。高嶺はそんな潤子を迎えにやってくる。実家の寺に潤子を連れてきた高嶺は、彼女を部屋に閉じ込めて鍵をかけてしまう。
起：高嶺との最悪な出会い
英会話講師の桜庭潤子(石原さとみ)は、地元町内会の長老の葬儀に参列していたところ、長い読経で足が痺れ、動けなかった。なんとか立ち上がり、潤子は焼香台の前に行くが、倒れてしまう。台に手をつくと、香炉が舞い上がり、読経をしていた僧侶・星川高嶺(山下智久)は灰まみれになってしまう。潤子は謝るしかなかった。
英会話教室・ELAに潤子が出勤したところ、旧友でELAの生徒である商社マンの三嶋聡(古川雄輝)がニューヨーク出張の土産を届けに来た。潤子は、ニューヨークで働くことを夢見ていたため、講師の木村アーサー(速水もこみち)は、「商社マンである三嶋さんと結婚すればいい」と言うのだった。
承：見合い
潤子の母・桜庭恵子(戸田恵子)は、いい年して彼氏もいない娘を案じ、住職に頼まれて見合いをセッティングしたのだった。知らずに高級料亭へとやってきた潤子を、葬儀で灰まみれにした高嶺が待ち受けていた。
驚いて部屋を出ようとする彼女に、高嶺は「あなたを、私の妻にして差し上げます」と突然のプロポーズをする。潤子は辞退しようとしたが、大好きな蟹が出てきたため、一緒に食事をすることになってしまう。屈託なく食事に舌鼓を打つ潤子の様子に、高嶺は心奪われる。
転：高嶺の想い
ELAの教室のドアを開けた潤子は、再び高嶺に出会う。潤子を高嶺は指名していたのだった。他の生徒がやってきて授業開始早々、流暢な英語で高嶺は潤子にプロポーズするのだった。
その晩、ELAにニューヨーク本部からやってきた、ゼネラルマネージャー・清宮真言(田中圭)の歓迎会が開かれる。潤子は、清宮の元生徒だった。講師や生徒たちの中に、高嶺もいて困惑する。潤子は高嶺から距離を置こうとするが、高嶺は寄り添ってくる。
高嶺の祖母・星川ひばり(加賀まりこ)は、高嶺に別の相手と見合いをするよう指示される。「断れば次期住職の話はなかったことになる」との脅しに、高嶺は潤子との見合いを断りに行く。だが、美味しそうにおにぎりを頬張る姿を見て、高嶺はなかなか「詫び状」を渡すことができなかった。
星川ひばり(加賀まりこ)は、潤子に「高嶺から手を引いて欲しい」と頼まれる。急な訪問に潤子は戸惑う。
結：最悪な誕生日
清宮は、潤子に「正社員になれば、ニューヨークに行くチャンスがある」と言われ、昇格試験を受けるように勧められる。元生徒ということもあり、清宮は潤子に目をかけており、チャンスを与えようとしてくれる。
そんな2人の様子を、高嶺は複雑な心境で見つめていた。潤子に「レッスン以外で私に関わらないで」と言われた高嶺は、ひばりに勧められた見合い話を受けることにした。
潤子は、木村の代講を担当した際、英語のスピーチ原稿を作成したが、その原稿が元でクレームを入れられてしまう。別荘のある片田舎にまで謝罪に行くため、潤子は本部の重役たちとの会食のチャンスもふいにしてしまう。
雨が降る中、バス停で2時間先のバスを待つ潤子は、誕生日にも関わらずこのような事態になっていることで、ついに泣きだしてしまう。そこに高嶺がクルマで現れる。
「あなたのこと、呼んでません。結婚なんて…」と言う潤子に、「『お誕生日おめでとうございます』と言いたくて、来てしまいました」と高嶺は言うのだった。転んだ拍子に潤子を抱きとめた高嶺は、キスをしようとするが、凍えた潤子はくしゃみをしてキスできなかった。高嶺は、潤子に誕生日プレゼントとして、薔薇の花束を渡すのだった。
高嶺は、潤子を実家の寺に連れて来て、「ここから出さない」と部屋に閉じ込めてしまう。
FOD（フジテレビオンデマンド）ならすぐに放送済みエピソードが観られます。
次話：「5時から9時まで 私に恋したお坊さん 第2話」あらすじ・ネタバレ
