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「インサイド・マン」あらすじ・ネタバレ

      2015/11/13

簡単なあらすじ

1) ダルトン・ラッセル(クライブ・オーウェン)をリーダーとする強盗は、マンハッタン信託銀行を占拠。50人もの人質に、自分たちと同じような格好・覆面をさせ、人質と強盗の区別がつかないようにした。
2) 銀行のアーサー・ケイス(クリストファー・プラマー)会長は、自身が第二次世界大戦時に、ユダヤ人の資産を手に入れ、銀行を設立したという戦争犯罪を暴かれたくないため、マデリーン・ホワイト(ジョディ・フォスター)弁護士を呼び、強盗と交渉させる。
3) 警察による銀行急襲の直前、スモーク弾を使用し、強盗たちは人質を解放する。結果、誰が人質なのか強盗なのか分からず、なおかつ盗られたものなく、事件は有耶無耶になる。
4) ラッセルは、実は銀行の備品室に作った秘密の小部屋に潜んでおり、騒ぎが収束した1週間後にコッソリと出てくるのだった。そして、事件を担当したキース・フレイジャー(デンゼル・ワシントン)に、アーサー会長の過去を暴く証拠を残して立ち去るのだった。

起:マンハッタン信託銀行での事件

ダルトン・ラッセル(クライブ・オーウェン)は、独房のような場所に現れ、銀行を襲撃することを告げる。犯行の動機としては、「それが簡単にできてしまうからだ」などと挑発的な発言を行うのだった。

バンがブルックリンのウォール街に到着し、マスクを付けた4人の強盗が現れる。彼らは、手際よく防犯カメラを破壊し、マンハッタン信託銀行を占拠する。

強盗たちは、人質をグループに分け、鍵と携帯を取り上げた上で、自身たちが身につけているようなジャンプスーツを着させて、覆面を装着させることにより、人質と自分たちが見分けがつかないようにした。そして、その後に金庫内で床を破壊するという奇異な行動を取り始めた。

通報を受けたニューヨーク市警のキース・フレイジャー(デンゼル・ワシントン)とビル・ミッチェル(キウェテル・イジョフォー)が急行した。キースは、以前に14万ドルの小切手紛失の疑惑を持たれており、この事件を名誉挽回のチャンスとして与えられたのだった。

承:アーサー会長の懸念

人質の1人の老人が解放され、犯人からの「近づいたら、人質を2人殺す」とメッセージが伝えられた。人質がまた一人解放されると、人質の首に下げられたボードに、「ケネディ空港に、ジャンボ機とパイロットを用意しろ。夜の9時以降、1時間ごとに人質を殺す。銀行には、爆弾が仕掛けてある」と書かれており、新たな要求があった。

キース刑事が交渉を行うと、強盗は食べ物を要求する。警察官たちはピザを届け、その中に盗聴器を仕掛けていた。だが、そのことも強盗たちは予見しており、中の様子を窺い知ることはできなかった。

銀行の創設者で取締役会長のアーサー・ケイス(クリストファー・プラマー)の要請で、ニューヨークでも屈指の弁護士 マデリーン・ホワイト(ジョディ・フォスター)も現場に現れ、アーサー会長は、ホワイト弁護士に「銀行のセーフティーボックス内のものを守れ」と指示するのだった。

アーサー会長には、第二次世界大戦時、ユダヤ人から奪った多額の資金をもとに、マンハッタン信託銀行を設立したという過去があった。その後ろ暗い過去の証拠が、銀行の金庫内に書類およびダイヤとして存在していたのだった。

この事実をラッセルが知っていると判明したため、ホワイト弁護士は、強盗のリーダーであるラッセルに、「金庫内の証拠について黙っていてくれれば、多額の報酬を払う」「まだ傷ついた人もおらず、何も盗られていないため、最低限の実刑判決に終わらせられる」などと提案するが、ラッセルはその提案を拒絶した。

転:キース刑事の捜査

キース刑事は、強盗に立ち去ることを許可する代わりに、人質たちを調べさせて欲しい、と交渉する。ラッセルはそれを飲み、キース刑事は銀行内に入る。キース刑事は、ラッセルを襲うが、別の強盗に銃を突きつけられ、拘束されてしまう。

警察の急襲チームが、銀行内部に侵入し、ゴム弾を使用して全員を撃つ計画を立てていたところ、それを無線で知った強盗たちは、スモーク弾を使用し、全ての人質を解放する。同じような格好をしているため、警察は全ての人々を拘束する以外に方法はなかった。

厳しい取り調べや現場検証から、強盗たちの武器はプラスチック製であったことや、お金や貴重品が盗られた様子はなかった。このことから、市長は事件自体の隠蔽を指示するが、キース刑事は、捜査を継続する。

彼は銀行記録を調べ、貸し金庫#392は、1948年に銀行の創立以来、記録に登場したことがないことを見つけ、開くために捜索令状をとる。アーサー会長の過去の戦争犯罪を暴かれたくないホワイト弁護士は、キース刑事に捜査を中止するよう求めるが、キースは拒否した。

ラッセルは、冒頭のシーンで独白を行っていた、独房のような銀行の備品室に作られた隠し部屋から、数袋分のダイヤモンドと重要書類を持って出てくる。既に1週間経過しているため、ラッセルは堂々と客のふりをして、ダイヤモンドとともに出てくることができたのだった。

隠し部屋から外に出た後、ラッセルはキース刑事とバッタリと会い、ぶつかる。だが、キース刑事はラッセルであると気づかなかった。ラッセルは仲間たちに迎えられ、クルマで走り去るのだった。

結:ラッセルの置き土産

キース刑事が貸し金庫を開くと、強制収容所に送られた、フランスのユダヤ人銀行家と彼の家族がしていたという指輪が入っていた。そして、ラッセルの「指輪を追え」とメッセージが残されていた。

キース刑事は、ホワイト弁護士に会いに行くと、市長とともに会食を行っているのを見かける。キース刑事は、ホワイト弁護士なら意味が分かると思い、米国国務省の戦争犯罪事務所の連絡先を渡す。

キース刑事は、帰宅すると、自分のポケットの中に証拠となるダイヤモンドが入っていることに気づく。キース刑事は、ラッセルがぶつかった拍子に、コッソリとダイヤモンドを入れたのではないか、考えていた。

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