ドラマ「ナオミとカナコ 第4話」あらすじ・ネタバレ

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小田直美(広末涼子)と、服部加奈子(内田有紀)は、山梨県の山中を訪れ、服部達郎(佐藤隆太)の遺体を埋める穴を掘って帰ってきた。クルマを李朱美(高畑淳子)に返しにチャイナタウンに向かうと、そこでは不法滞在者の摘発が行われ、警察が大挙して押し寄せていた。

達郎の替え玉をさせようとしている林竜輝が逮捕されては、計画が全て水泡に帰してしまうため、直美たちは焦って林の行方を探る。林は、自宅アパートに戻っていた。直美は、林をホテルに匿う。

銀行が失踪に気づく土日の2日間の猶予を得るため、直美と加奈子は来週の金曜日に殺害を予定する。それまでに、遺体を入れる大きなスーツケースを直美は探す。だが、スーツケースでは大きさが足りず、直美は、トラベルバッグを用意する。酔って寝入った達郎をロープで絞殺することにし、加奈子はロープを用意する。

月曜日、直美と加奈子は”リハーサル”を行う。その中で、マンションの至るところにある防犯カメラをどうするか考える。3週間でデータが消去されるため、その間に捜索が行われないようにすれば良いと考える。

ロープで3分間、達郎の首を絞め、70 Kg相当の荷物を入れてトラベルバッグを運び出す。クルマに乗せるため、ロープと滑車を購入することを加奈子は提案する。

犯行前日である木曜日、直美は達郎とともに斎藤順子(富司純子)の自宅を訪れる。達郎に隠れてネットバンキングからカネを達郎の口座に1千万円を移し、達郎が横領したかのように見せかける。加奈子は、達郎に似せるため、スーツを林のために見立てていた。直美は、加奈子の「もう、後戻りできないね」との言葉に頷く。

犯行当日の金曜日、直美が葵百貨店に出社すると、達郎の姉・服部陽子(吉田羊)がいた。部長・浅井信之(山路和弘)は、「服部さんと一緒に、京都へ出張に行ってくれ」と言い出す。美術品でマンションを装飾する、不動産会社と葵百貨店の共同プロジェクトを成功させるため、芸術家・黛を説得することを、陽子は直美に直接依頼する。

直美は、京都に行かなくてはならなくなった。直美は達郎をランチに誘い、その間に加奈子が林とともに、林へ渡す200万円の内、100万円をATMで下ろす算段だった。だが、直美が達郎を引き止めることができなくなったため、加奈子は「私が達郎さんとランチする」と言い出す。帰ろうとする達郎を、加奈子は必死に引き止める。林は、1人でATMへ行き、カネを下ろすことになった。

「ダンナが稼いだカネでランチ、良いご身分だな。主婦は気楽なもんだ」「忙しいのに、なんでお前とメシを食わなきゃならないんだよ」などといった達郎の言葉に、加奈子は様々な思いを抱えつつ、拳を握りしめる。

加奈子は、達郎と分かれ、公園へ向かう。林がカネを持ち逃げする可能性もあったが、林はやってきた。残りの100万円は、翌日に渡す予定だった。

加奈子は、上海行きの航空チケットを購入して用意する。一方、直美は新幹線の最終発時間を気にしていた。その様子を、「そんなに時間を気にして、どうしたの?加奈子さんと約束でもあるの?」と陽子は直美のことを訝しむ。

直美は、新幹線に乗るため、京都駅へと急ぐ。達郎は、電話をかけて「これから俺、殺されるかもしれない」とつぶやく。帰宅した達郎を、加奈子は出迎える。酔った達郎は、加奈子に再び暴力を振るう。

達郎が寝静まり、直美はマンションにやってくる。2人で物音を立てないよう達郎に忍び寄り、首にロープを巻き付ける。「本当に後悔しない?」と言う直美に、加奈子は「これで良いの。これしかないの…これからも、私達は親友だよね?」と尋ねる。

直美の「…そして、共犯者」という言葉の後、2人は達郎の首を絞めようとする。その瞬間、陽子の着信が鳴り、達郎は目を覚ましてしまう。

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原作あらすじ:「ナオミとカナコ」あらすじ・ネタバレ

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