ドラマ「ナオミとカナコ 第7話」あらすじ・ネタバレ

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服部達郎(佐藤隆太)が行方不明となっていることで、姉の服部陽子(吉田羊)は、小田直美(広末涼子)と服部加奈子(内田有紀)が何か知っているのではないか、と疑っていた。さらに、陽子は「マンションの防犯カメラの映像を確認する」と言い出し、直美と加奈子は窮地に陥る。

陽子は、管理人の坂下(ト字たかお)に会い、「防犯カメラを見せて欲しい」と言う。だが、「住人のプライバシーにかかわる問題ですから、見せられません」と言われてしまう。直美と加奈子は、密かに胸を撫で下ろすが、陽子は諦めず、管理会社に事情を伝えて欲しい、と坂下に迫る。だが、坂下は「警察の要請がないと協力できません」と言う。

加奈子は、「達郎さんは戻ってくると思います。銀行は、警察沙汰にしないで穏便に済ませてくれました。でも、お姉さんが警察に相談をすれば、達郎さんは逮捕されてしまいます」と陽子に訴える。だが、陽子は「達郎が横領したなんて信じない」と言う。

防犯カメラ映像の保管期間は、3週間。あと数日で映像は消えるが、執拗な陽子の追跡に、直美と加奈子は恐ろしくなる。加奈子は、「当分、働かない方がいいかな」と言うが、直美は「働きたいんでしょ?マンションのローンを払って、達郎さんの帰りを待つために家を守るために働くって言えばいいのよ」と言い、李朱美(高畑淳子)に引き合わせる。

朱美は、加奈子を雇うと即決する。加奈子は働くことを決意するが、直美は給料で交渉し、良い条件で働けることになる。

一方、陽子は、興信所で探偵・三枝(前川泰之)に事情を説明する。三枝は、「弟さんが失踪した理由は、仕事だけとは限らない。女がらみの失踪なら、土地勘のない上海に逃げても、女が上海にルートがあれば問題ない」と告げる。

さらに、「銀行の外にも防犯カメラはある。その映像を見れば、女が映ってるかもしれない。あと、マンションの防犯カメラ映像を調べるんです」と三枝はアドバイスする。陽子は、達郎の同僚・山本芳樹(近藤公園)に電話をかける。

直美は、顧客の斎藤順子(富司純子)の自宅で昼食をご馳走になる。斎藤は認知症であり、相変わらず3年前に亡くなった夫のことを、未だに生きていると思い込んでいた。直美は、斎藤に脳ドッグなどの健康診断を勧める。

片づけを行っていたところ、山本がやって来た。達郎の後任で、山本が順子を担当しているのだという。直美は、銀行が行っている達郎の追加調査について探りを入れる。山本は、「調査の結果に納得いっていません。お姉さんも、興信所で探偵を雇って調査を行っているそうです」と伝える。

加奈子は、朱美の店で働き始め、その帰り道で中華街を歩いていると、林竜輝のことを思い出していた。マンションで、管理人・坂下に「お姉さんが、興信所の探偵と警察官を連れてやってきて、防犯カメラの映像を見せて欲しいとやってきたんです。でも、失踪した土曜の昼の映像に服部さんの姿は映っておらず、その前の映像が見たいと言われて…でも、管理会社は『きりがない』って困ってしまって…」と言われ、加奈子はショックを受ける。

直美は、加奈子に「ウソをついたことを利用しよう。随分前から夫婦仲は冷め切ってて、たびたび家に帰ってきておらず、達郎さんに他に女がいたということにするの。だから、積極的に探そうとはしなかってお姉さんに言うの」と提案する。

陽子は、山本に依頼した銀行の店外の様子が写った監視カメラ映像を見ていた。そこに、母親から電話がかかってきた。母親は、「達郎から、何度も電話がかかってきてるの。何も言わないけど、何かを伝えようとしている。達郎は、日本に帰ってきているのよ」と告げる。

加奈子は仕事中、猛烈な吐き気に襲われる。信じたくはないが、加奈子は妊娠を疑っていた。一方、陽子は葵百貨店を訪れる。そこで陽子は、直美が上海出身の朱美と親しいことを知り、血相を変えて出て行く。

陽子は、朱美に会いにやってきていた。そこで陽子は、朱美に達郎の写真を見せる。だが、朱美は林のことだと思い、「彼、上海に行った」と言う。さらに、「あなたも彼のこと好きなの?三角関係ね」と言い、陽子は慌てて去ったのだという。直美は、「次に陽子さんが来たら、何も言わないでください。加奈子を守るためなんです」と言う。

加奈子は、妊娠を疑って妊娠検査薬を買おうとしていた。ピルがちょうど切れていた際、達郎に無理やり迫られたことがあったのだった。

直美は加奈子に電話をかけ、陽子が朱美のもとへやってきたことを告げる。だが、その電話をかけている最中、陽子が現れる。陽子は、直美が映る銀行の店外の防犯カメラ映像を見せ、「あなたが達郎の不倫相手だったのね。親友の夫が不倫相手だったら、上海に行ってもらうしかないわよね」と言う。

さらに、陽子は「日本に帰ってきてるんでしょ?達郎。チャイナタウンで見たの。慌てておいかけたけど、逃げられてしまった」と言う。

加奈子が帰宅すると、そこに達郎生き写しの林が立っていた。林は、加奈子に会いたくなり、日本へとやってきてしまっていたのだった。

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原作あらすじ:「ナオミとカナコ」あらすじ・ネタバレ

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