ドラマ「ナオミとカナコ 第3話」あらすじ・ネタバレ

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小田直美(広末涼子)は、服部加奈子(内田有紀)を連れてチャイナタウンに行く。そこには、加奈子の夫・服部達郎(佐藤隆太)にうり二つの中国人・林竜輝がいた。直美は、達郎を殺害後、林を達郎の替え玉にし、達郎のパスポートで林を海外に出国させ、「失踪事件」に見せかけることを考えていた。

その計画を直美は、加奈子に説明する。「失踪する理由がない」と言う加奈子に、直美は「顧客の預金を横領して、失踪したことにする」と言う。直美の顧客・斎藤順子(富司純子)は、認知症を患っており、直美を信頼しているため、預金を動かすことは容易だった。

迷う加奈子だったが、そこに林が現れる。直美は、林に「あなたに、仕事を頼みたいんです。その仕事は、ある日本人のパスポートを使って、日本を出国するということです。報酬は200万円です」と告げる。

直美は、「密入国だったら、いつ捕まるか分からない。ここで200万円を手に入れて、病気のお母さんに早く手術を受けさせたくない?」と言い、林を説得する。

直美は、李朱美(高畑淳子)に呼び出され、そこで「私は多分、結婚できません。一緒に暮らすのが怖いんです。父が、DVの人だったので」と言う。そんな直美のもとへ、林から電話がかかってくる。彼は、提案を飲んだ。

直美は、加奈子へ林が計画に乗ったことを伝える。加奈子はそこで、達郎に朝、味噌汁をかけられて火傷をしたと明かす。殺害を考えているがが、林は左利き、達郎は右利きであることや、空港でサインをしなければならないことが障壁となると加奈子は伝える。そこで、直美は「加奈子が、林さんに教えて」と言う。

直美は、認知症を患う顧客・斎藤順子を達郎に紹介する。順子は直美を全面的に信頼し、、インターネットバンキングが利用できる達郎の銀行に口座を開設することになった。新規顧客を獲得できた達郎は喜ぶが、直美は達郎殺害計画を進めているだけだった。

加奈子は、林の安アパートを訪ね、左利きの林に、右手で達郎のサインを習得させる。だが、慣れない右手でのサインということもあり、時間が必要だった。

直美は、達郎の遺体を埋めるため、場所の下調べや穴を事前に掘っておくことを提案する。車を用意することや、穴を掘る道具の準備など、直美は淡々と進める。だが、加奈子にはまだ迷いがあった。

直美は、李に車を貸してくれるようお願いし、李は快諾する。李は「さっさと殺してしまいなさい」と言い、直美はドキっとする。

大手不動産会社に勤める達郎の姉・服部陽子(吉田羊)が、葵百貨店外商部に現れる。陽子の会社が建設を進める超高級マンションの監修に、百貨店の顧客で画家の黛を紹介して欲しいと陽子は提案する。陽子に意見を求められ、直美は、「自然光を採り入れ、ステンドグラスを使用してはどうか」と提案し、陽子は気に入る。

林は、達郎のサインを練習を積み、ようやく似たサインが書けるようになった。さらに、加奈子は達郎の服を着せ、うり二つであることに驚く。だが、達郎とは違い、林は加奈子にも優しかった。

林は、「普通は特別。普通の生活、なかなか手に入らない。…服部達郎がいるから、加奈子さん、普通の生活できないですか?私、ちゃんとやります」と言い、寂しそうで辛そうな表情の加奈子を励ます。

直美は運転し、加奈子とともに丹沢に向かって走りだす。そこは12年前、学生時代に2人がキャンプにやってきた地だった。2人はそこで、将来の夢について語り合っていた。思い出の湧き水を飲んでも、加奈子は「まだ水が苦く感じる」と言う。直美たちは、遺体を埋める場所を探しに行く。

だが、なかなか場所はなく、丹沢は諦め、富士の樹海へ向かい、山梨県を訪れる。山中でようやく人気がなく平坦な土地があり、2人は穴を掘り始める。そこで、加奈子は「達郎さんがいなくなったらって思ったら、やりたいことがいっぱい出てきたんだ。自分の好きな格好をして、もっと自分の思い通りに生きたい。普通の生活を取り戻したい」と泣きながら語り、直美も「取り戻すよ…必ず」と応じる。

穴を掘り終えた2人の眼前には、夕日が沈む富士があった。「一生忘れない、この景色」と加奈子はつぶやき、「私…やるよ」と達郎殺害を決意するのだった。

一方、李の会社には入管が訪れていた。近辺の中華料理屋で働いていた林のもとへも、警察官が近づいていた。

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原作あらすじ:「ナオミとカナコ」あらすじ・ネタバレ

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