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ドラマ「わたしを離さないで 第4話」あらすじ・ネタバレ

      2016/02/12

酒井美和(水川あさみ)が、快復センターの外階段から落下し、右足を骨折した。保科恭子(綾瀬はるか)は、わざと怪我をして介護人をやめさせないようにしたのではないか、と考えていた。そのいつもの美和のやり口に、恭子は嫌気が差していた。

…恭子(綾瀬はるか)たちは陽光学苑を卒業し、コテージで共同生活を送る。恭子は、土井友彦(三浦春馬)が酒井美和(水川あさみ)と付き合い始めたことにショックを受けるが、それでも友彦と一緒に居たいがために、彼らと同じコテージに行くことになった。

美和は、恭子に見せつけるようにして友彦に親しくしており、嫌でもその様子が目に入った。コテージの中では、カップルが多く、相手のいない恭子は、孤独感を感じる。

臓器提供を行う”提供者”として運命づけられた恭子たちは、同じく提供者である立花浩介(井上芳雄)や、金井あぐり(白羽ゆり)ら先輩住人たちと共同生活を送ることになる。

その晩、陽光出身者には知らされていなかったが、コテージには提供者を介護する「介護人」になる人々が集っているのだと明かされる。そして、介護人になると提供を行うのがある程度の期間、猶予されるのだった。

介護人になった後、提供者になって死ぬ運命…それを知った美和は、苛立ちを恭子や友彦にぶつける。そんな美和を、友彦は慰める。美和と友彦は関係を持ち、そのことを知った恭子はショックを受ける。わざとキスマークを付けさせ、美和は恭子に見せつける。茫然自失の恭子を、立花は気遣う。

恭子は、譲二(阿部進之介)やあぐりらとも上手く馴染めず、次第に孤立してしまう。彼女は、「真実(中井ノエミ)はどうしているだろうか…」と他のコテージに移ったクラスメイトたちのことを思っていた。

美和は、「なんか今日、イライラしてるね…どうしたの?」と、理由をしりつつ恭子に話しかける。一方、友彦は立花に、「お前の態度が、恭子ちゃんと美和ちゃんの関係を悪化させてるって分かってる?いつも恭子ちゃんのこと、目で追っかけて…その態度が、美和ちゃんをけしかけて、関係を悪くさせてるんだ。美和ちゃんと付き合ってて、悪いと思わないのか?」と指摘され、自分の気持ちはどこに向いているのか、分からなくなる。

恭子は、友彦に「ちょっと、話いいかな?」と言う。だが、友彦は「俺じゃない方が良いんじゃないかな?新しいところに来たんだから、新しい友だちに話をした方が良い」と、距離をとる。このことをきっかけに、恭子は殻に閉じこもり、打ち解けることを拒否するようになる。そうして、自分を守ろうとするのだった。

そんな恭子に、立花は「俺らのことバカにしてるでしょ?…介護人になったら、自由な時間なんかない。だからこそ、ここにいる間は、みんな必死に楽しもうとしてるんだ」と言う。だが、恭子は「皆さんの楽しんでることは、私にとって楽しいことじゃないんで」と言う。

そんな折り、別の場所で生活する真実から手紙が届く。恭子は、手紙を読むなり、すぐさま真実に会いに行く。恭子が別のコテージに行くことを知り、「恭子がいなくなるかもしれない…」と思い、美和は慌てる。

恭子は、真実に再会して涙ぐむ。そこで、真実たちが喫煙をしているのを見て驚く。学苑では固く禁じられていたことだった。真実の住むコテージでは、支援団体がサポートしており、その団体に堀江龍子教諭も参加していたという。そのコテージでは、「我々は権利を勝ち取る!」などと言い合う集会があり、提供者としての役割を押し付けられた自分たちの立場を変えようとする運動を行っており、それを知った恭子は目を丸くする。

真実は、恭子に「私達は、基本的人権も奪われている。不当に生きる権利も抑圧されている。それに、人工授精で私達が作られた時、生殖行為ができないように操作されているの。勝手に増やされたら迷惑だから…私達のことを、外の人間たちは”家畜”としか思ってないの」と言う。そして、恭子に自分たちのコテージにやってくるよう誘う。だが、恭子はそれを拒否し、元のコテージに戻る。

恭子が帰ると、友彦が美和の捨てた宝箱の中身を「後で後悔しそうだから…」と回収していた。恭子は、久しぶりに友彦とともに話をする。友彦は、「向こうに移ったりする?」と恭子に尋ねる。

恭子は、「真実、いきいきしてたよ。やりたいことを見つけて…でも、私にはできない。自由な時間、3年しかないのに、私だけ何もしてない」と胸の内を明かす。そんな恭子の言葉に、友彦は「俺だって…」とつぶやく。

さらに恭子は、「私、ここのコテージの人たちをバカにしてた。でも…私達にはそんなことしかないの。誰かを好きになって、好きになってもらって…」と言う。「恭子がその気になれば、すぐに…」と言う友彦に、恭子は「友彦は、私のことをすきになってくれないの?」と尋ねる。

潤んだ瞳の恭子に見つめられ、友彦は思わず彼女の手をとり、近づく。だが、恭子は我に返り、友彦を恭子にもとへ行かせる。取り残された恭子は、立花の元へむかう。「このまま1人はいや…1人で終わるのなんて、いや…」と言い、恭子は立花と関係を持つ。

「世界を変えることはできない。だけど、抱き合えば、私とあなたしかいなくなるのだ」と恭子はその晩、知ることになった。

…恭子は、病床の美和に、「くだらない女だ」と思う。だがその一方、「これほど私のことを求めてくれる女はいない。もう、私にはこの女しかいないのだ」と思う。

卒業から半年後、恭子が成人雑誌を読んでいるのを見かけ、美和はあっけにとられる。

堀江教諭は、神川恵美子(麻生祐未)校長に対峙していた。そこで、ある資料を見せると、神川校長は顔色を変える。そして、彼女は陽光学苑を設立した理由について語り始める。

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