西尾維新「掟上今日子の挑戦状 第2話」あらすじ・ネタバレ

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簡単なあらすじ

掟上今日子の密室講義
1) アパレルショップ『ナースホルン』のフィッティングルームで、屋根井刺子という女性が、木製のハンガーで殴られ、死亡しているのが発見された。監視カメラや店員・客がおり、衆人環視の中で「密室殺人」が行われたのだった。

2) 掟上今日子は、遠浅警部の依頼で推理を行うこととなった。

3) 被害者は、開店前に呼び出され、殺害された。防犯カメラの電源が入る前、すでにフィッティングルーム内に、遺体は置かれ、被害者に扮した犯人が来店。その様子が監視カメラ映像に映っていたのだった。

4) 監視カメラ映像をスマホで見てフィッティングルームから出たり、フィッティングルーム前から人払いが出来たのは、店長だけだった。よって、掟上は店長が犯人であると推理したのだった。

起:衆人環視の密室

アパレルショップ『ナースホルン』のフィッティングルームで、屋根井刺子という女性が、木製のハンガーで殴られ、死亡しているのが発見された。

監視カメラ、客や店員がいるにも関わらず犯行が行われ、なおかつ犯人が目撃されずに消え失せたことから、まるで「密室殺人」のような不可解な状況に、遠浅警部は頭を抱えることになる。

現場がアパレルショップであったこともあり、ファッション用語などを解説する役割で掟上今日子探偵もまた同行していた。

承:遠浅警部の依頼

遠浅警部は、現場検証や事情聴取を行い、掟上はそれに同行することになる。食事やバーでの飲み代を出し、「ヒント」をもらいつつ、遠浅警部は推理を行うのだったが、結論は出ない。

仕方なく遠浅警部は、個人的に掟上に調査料を出し、掟上の推理を聴かせてもらうこととなった。

転:掟上今日子の推理

掟上は、被害者である屋根井が開店前に呼び出され、殺害されたのではないか、と推理した。そして、防犯カメラの電源が入る前、すでにフィッティングルーム内に、遺体を置いていたのだと指摘する。

犯人は、遺体のあるフィッティング前に、靴を何度か入れ替えつつ置いておいたことで、複数の客が試着しているように見せかけ、遺体の発見が行われないようにしていたのだった。

その後、犯人は屋根井と同じような格好で店に入り、防犯カメラにその姿を映し、屋根井がその時点で来店したと思わせた。そして、遺体のあるフィッティングの隣で着替えを済ませ、何食わぬ顔で出てきた。

また、フィッティングルームから出る際には、防犯カメラに映らないよう、なおかつ店員たちや客がフィッティング前にいない状況を、防犯カメラ映像をスマホで確認して出たのだった。

結:決着

フィッティングルーム前から店員を人払いできたり、防犯カメラ映像を観ることができたのは店長であり、掟上は店長こそが犯人であると推理した。

掟上は店長に推理を聞かせた上で自供を引き出し、見事事件を解決するのだった。

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