「営業部長 吉良奈津子 第7話」あらすじ・ネタバレ

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簡単なあらすじ

1) 営業開発部の部員たちは、ようやくやる気を持って仕事に臨んでいた。ところが、そんな矢先、吉良奈津子(松嶋菜々子)は斎藤良一(石丸幹二)に呼びだされ、「営業開発部は廃部。部員はリストラする」と宣告されてしまう。

2) 奈津子は、社長らに食い下がるが、取締役会での決定は覆ることはなさそうだった。「私が上に掛け合ってみる」と言うのだが、一条達哉(DAIGO)は「アンタに何ができる。ここはゴミ箱のような使えない社員の吹き溜まりだ」と言い放ち、そこから出勤しなくなっていた。

3) 奈津子は、前任の部長・平河が何かを知っていると思い、自宅に通って真相を聞く。東邦広告は、営業開発部を隠れ蓑に、架空取引を繰り返していた。業績悪化を隠蔽するため、架空取引により営業利益を水増ししていたのだった。平河は、「もともと、架空請求の隠れ蓑のために営業開発部は作られた。その後、リストラにより証拠隠滅される運命であった」と明かしたのだった。その罪悪感に耐え切れず、平河は会社を辞めたのだった。

4) 奈津子は、斎藤常務に調べ上げた資料をぶつける。「最初から潰すために集められた部員たちの気持ち、分かりますか?みんな、プライドを持った広告マンたちなんです」と奈津子は言う。斎藤常務は、「広告屋に、プライドなんか要らない。広告屋の時代は終わったんだ」と言うが、「広告にはまだまだ未来があります」と奈津子は反論する。

詳細なあらすじ

フリーキャスター・太刀川冴子(芦名星)の不倫スキャンダルを乗り越えた吉良奈津子(松嶋菜々子)は、久しぶりの休日に、息子・壮太(髙橋幸之介)とピクニックに行く。一方、夫・浩太郎(原田泰造)は、珍しく休日出勤をするのだという。

奈津子は、坂部深雪(伊藤歩)から、「もう二度とお宅に伺うことはできません。理由は、浩太郎さんに聞いてください」と告げられたことを思い出し、「どういうこと?」と訊ねる。だが、浩太郎は「知らない」と言って、仕事に行ってしまう。

一方、奈津子が部長を務める営業開発部を潰す動きが進んでいた。だが、奈津子は、営業開発部の部下たちを前に、「今後も攻めるから、いい情報があればどんどん上げて」と言う。

だが、奈津子は役員会議室へ呼び出される。取締役会で「営業開発部は潰すことが決定した」と斎藤良一(石丸幹二)に宣告されてしまう。廃部、部員たちはリストラすることとなり、奈津子は「もう一度、チャンスをください」と貝塚社長たちに頭を下げる。

斎藤は、「待ったが、成果は上がらなかった。君は期待を裏切ったんだ」と冷たく言い放つ。奈津子は、いきいきと仕事をする部下たちに、「みんな…ごめん。この部は、廃部を言い渡されました」と謝罪する。

「せっかく上手くいきかけたのに」「納得がいきません」「どういうことですか!」と口々に不満が噴出する中、奈津子はやりきれなさから、拳を握りしめていた。

奈津子は、高木啓介(松田龍平)のもとを訪れる。高木は、企画に煮詰まっていた。そんな彼に、奈津子は「やるしかない」と言う。さらに、奈津子は「高木君、前に『寝首をかかれますよ』と言ってたよね。アレ、どういうこと?」と訊ねる。

高木は、「一条(DAIGO)さん、斎藤常務とよく会ってるみたいですよ。あと、米田(板尾創路)さんに引き抜きの話をされました…あと、前任の平河部長、独立で辞めたわけじゃないらしいですよ」と明かす。そして、周りは思った以上に敵だらけですよ、と言われるのだった。

奈津子は、前任の平河部長が「薬を多く飲んで…」と聞かされる。彼女は、「単に営業成績が上がらないというだけじゃないのでは?」と思う。事情を詳しく聞こうとしたところ、一条は「リストラの話はしないんですか?」と言い出す。そして、「営業開発部は、他で使えない社員が集められた、ゴミ箱のようなところだ」と言い放つのだった。

一条は、「リストラが行われるまで、僕は有給を消化します」と言う。そして、何らかの情報を持ち出すため、USBメモリを持ち出す。

高木は、奈津子の「CMなんて単純よ。あなたが複雑にしているだけ」という言葉を思い出し、企画書を書き出す。

奈津子は、米田に「営業開発部が作られたのはいつですか?」と訊ね、「2015年です。社長の肝入りで」と返答を得る。その後、奈津子は平河部長の家を訪れるが、平河に「会いたくない」と言われてしまう。

米田は、引き抜きの件で高木に謝罪する。そんな米田に、高木は「もう忘れました」と言う。その後、米田は奈津子に「敵対会社・スラッシュが、引き抜きを条件に、東邦広告の『黒い噂』を聞こうとしていた」と明かすのだった。さらに、米田はスラッシュの担当者を呼び出し、「黒い噂」について聞き出す。

奈津子は、平河のもとを再び訪れる。だが、平河は会おうとはしなかった。一方、郷貴志(高木渉)は会社の決算書を洗い直し、問題点がないかどうか見直す。その中で、一条が関わっていることが判明する。

丸尾裕人(白洲迅)は、一条に取り入ったふりをして情報を引き出そうとする。そんな彼に、酔った一条は「俺が本気になれば、斎藤常務も潰せる」と息巻くのだった。

外出しようとした平河に、奈津子は「部を潰させないためにも、営業開発部のことを教えてください」と言う。

東邦広告は、営業開発部を隠れ蓑に、架空取引を繰り返していた。業績悪化を隠蔽するため、架空取引により営業利益を水増ししていたのだった。

平河は、「もともと、架空請求の隠れ蓑のために営業開発部は作られた。その後、リストラにより証拠隠滅される運命であった」と明かしたのだった。その罪悪感に耐え切れず、平河は会社を辞めたのだった。奈津子は、「この事実を斎藤常務にぶつける」と部下たちに宣言する。

奈津子は、深雪を呼び出す。「この前、お電話でおっしゃってたこと、覚えてます?」と訊ねる。「夫に訊いたんだけど、『分からない』って言ってた。どういうことなの?」と率直に訊いたところ、深雪は「私…ご主人を愛しています」と不倫を認める。

「最初は、何もかも持っている奥様が羨ましくて。でも、その後、私の話を親身に聞いてくれて…私の過去も受け入れてくれて。私にも子供がいたんです。でも、夫にとられてしまったんです」と話す。そして、浩太郎とホテルで一緒にいたことを明かすのだった。

奈津子は、浩太郎に「詳しいことは聞きたくない。…坂部さんと、そういう関係なの?ホテルに行ったの?」と訊ねる。浩太郎は、「ごめん。でも、俺…」と謝る。だが、奈津子は「信じられない。最低」と言う。

浩太郎は、奈津子が仕事ばかりにかまけていることが原因で、深雪とホテルに行ったのだという。「家にまで、部長はいらないんだ」と言い放ち、浩太郎は家を出る。だが、浩太郎は奈津子を裏切ることはできず、深雪と肉体関係は持っていなかったのだった。

奈津子は、家で1人泣いていた。起きてきた壮太を奈津子は抱きしめ、「大丈夫よ…」と言うのだった。

翌日、奈津子は資料を持って斎藤常務に会いに行こうとする。そんな中、一条と接触していた丸尾が出社してくる。丸尾は、一条が持っていたUSBメモリを差し出す。そこには、アメリカのK&Nカンパニーとの合併を行い、不正を隠蔽しようとしているとの情報が書かれていた。新会社設立後、斎藤常務はポストが約束されていた。

奈津子は、斎藤常務に資料を突きつける。「最初から潰すために集められた部員たちの気持ち、分かりますか?みんな、プライドを持った広告マンたちなんです」と奈津子は言う。斎藤常務は、「広告屋に、プライドなんか要らない。広告屋の時代は終わったんだ」と言うが、「広告にはまだまだ未来があります」と奈津子は反論する。

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