「逃げるは恥だが役に立つ 第1話」あらすじ・ネタバレ

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森山みくりは、院卒ながら内定はもらえず、派遣社員になるも派遣切りの憂き目にあっていた。みくりは、「派遣は不安定。でも、せっかく正社員になるなら、やりたい仕事をって思って…」と叔母・土屋百合(石田ゆり子)に愚痴る。

無職となったみくりは、百合の部屋を掃除する代わりに、5千円を受け取る。家に戻ると、父・森山栃男(宇梶剛士)に「会社員・津崎平匡さんの家に、みくりを派遣することになった。毎週金曜、3時間、時給は2千円」と勝手に決められてしまう。

みくりは、津崎の家を訪れる。津崎は、みくりが若いことに驚く。以前の家事代行サービスでは、「ゴミをあさられた」とのことで、津崎は別の代行サービス会社にしたのだが、何度か代えても良い業者には巡り合えなかったのだという。

そこで、父・栃男のプレゼンもあり、みくりを雇うことにしたのだった。津崎は、みくりに指示を行い、料金を前払いした上で、「次に依頼するかどうかは、仕事を見て決めます」と言う。みくりは、「合理的で、的確な指示です」と津崎の説明を褒める。みくりは、さっそく母親譲りの掃除テクを発揮し、家事を開始する。

百合は、ランチに訪れた店で、風見涼太(大谷亮平)が女性に「結婚するつもりはない。結婚にメリットを感じない」と言い切っている現場を目撃してしまう。風見は、津崎の同僚だった。

みくりは、「結婚という永久就職をすれば、この職探しスパイラルから逃れられるのだろうか」と考えるが、「そういうことじゃないんだよな」と思い直す。

百合は、みくりに「処女」であると告白する。さらに、「こんなことなら、結婚しておけばよかった。…未婚よりバツイチの方が偏見がない」と言う。そんな中、みくりは「来週もよろしくお願いします」というメールを受け取り、津崎の眼鏡に叶ったことに喜ぶ。

みくりは、再び津崎の家を訪れ、「掃除と洗濯をお願いします」と依頼される。そこから、みくりは脳内で『情熱大陸』『プロフェッショナル』の取材を受けているかのように考えつつ、仕事を行っていた。

津崎は、みくりの残した「お仕事 お疲れ様でした」というメッセージに思わずにやけてしまう。家に帰ると、父が「古民家に移り住む」と言い出し、みくりは驚いてしまう。みくりは、住む家を失うことになってしまい、途方にくれる。

みくりは家庭の事情を説明し、「移り住むにしても、もしくはここに残るとしても、この仕事は続けられません」と言う。津崎は、「網戸までキレイにしてくれて、ありがとうございました。ずっと続けてもらいたかったです」と惜しむ。

そんな津崎に、みくりは「私も続けたいです…いっそのこと、私を住み込みで雇いませんか?」と提案する。「嫁入り前の娘さんを、住み込みでというのは…」と躊躇する津崎に、みくりは「結婚しませんか?家事代行を雇う感覚での契約結婚というのはどうですか?」と提案する。

あ然とする津崎の反応を見て、みくりは津崎を仕事に行かせる。みくりは、変なことを言い出した自分に恥ずかしくなる。一児の母・田中安恵(真野恵里菜)に前日に会っており、そこで「家事が嫌いな独身男性と、家事代行サービスを行う女性のマッチング」について話をしていたため、ついそんな言葉が口をついて出てしまったのだった。

津崎は、出社するも、仕事に身が入らなかった。そんな津崎のことを、沼田頼綱(古田新太)は心配する。そんな中、急な仕様変更をクライアントから要望され、そこから泊まり込みで仕事を行うことになる。まるで戦場のような様相の中、津崎は淡々と仕事を続ける。

なんとか納品日に間に合い、3Iシステムソリューションズは歓喜に湧く。一方、津崎の家にみくりはいつものように訪れる。だが、インターホンに反応はなかった。みくりは「先週のおかしな発言で、解雇されてしまったようです」とつぶやく。

だが、津崎は風邪を引いて寝込んでいたのだった。津崎は代金を支払おうとするが、みくりは断る。みくりは、「ゆっくり休んでください」と言って帰る。みくりは、館山に一緒に行くことにして、引越し作業を開始する。

百合は、みくりに「津崎さんにメールしてみたら?独りで風邪を引くと、買い物とか大変なによ」と言う。みくりのメールに、津崎は「風邪薬とカップのアイスクリームを買ってきてもらえますか?」と返信する。

みくりが買い物をして津崎の家を訪れると、彼はメールを打った直後に床で倒れていた。みくりは、汗を拭く準備をしたり、着替えを用意したりと介抱する。みくりは、「普段クールな男が弱っている…萌える」と密かに思う。さらに、津崎のためにおかゆを用意する。

津崎は、「みくりさんは結婚できると思います。掃除もできるし、料理も美味しい。気遣いもとてもできる方です。もし現在、恋人がいないとしても、まだお若いですし、合コンとかお見合いとか、婚活っていうのをすれば、いくらでも結婚できるんじゃないでしょうか…」と言う。

みくりは、「結婚したかったわけじゃないんです」と言う。そんなみくりに、津崎は「契約結婚にこだわりが?」と訊ねる。みくりは、「私、就職活動で全敗だったんです。大学の時も、大学院の時も、誰にも選ばれなくても、自分は自分で頑張ればいいって、分かっちゃいるんですけど。…だから、津崎さんが、家事を頼んで良かったって言ってくれた時に、嬉しくなっちゃって、あんなこと…」と言う。

「突拍子もないことを言って、すみませんでした。忘れてください」と謝り、みくりは帰路につく。

最後の仕事の日、津崎はみくりに「座ってもらえますか」と話を始める。津崎は、「試算してみたんです。家賃、水道・電気・光熱費などを折半し、家事代行の給料を算出しました。その上で、事実婚の提案をしたいと思います」とプレゼンを開始する。

「戸籍はそのまま、住民票を移すということです。森山さんを主婦として雇用し、ここに住まわせるのは、僕としても有意義であるという結論に達しました」と説明したところ、みくりは「お願いします!雇ってください」と言う。

だが、引っ越しの荷物は運び出されようとしていた。そこで、業者を止めるため、みくりは走る。さらに、津崎も流れで一緒に同行する。津崎は、「お父さんになんて言えば…」と迷う。事実婚と言うことは躊躇われたため、「お嬢さんを僕にください」と言うしかないのか、と津崎は動揺し始める。

津崎は、栃男に「お嬢さんを…僕に1ヶ月半、お貸しいただきありがとうございました」と言う。そんな津崎の言葉の後、みくりは「私達、結婚することにしたの」と言う。それを耳にした百合は、「大丈夫なの?この人。どこの馬の骨よ!」と詰め寄る。

だが、みくりは「私が働きたい…結婚したいって提案して、結婚することにしたの」と言い、2人で頭を下げる。様々な憶測を呼びながらも、みくりは専業主婦として正式採用されたことを喜ぶ。

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