「逃げるは恥だが役に立つ 第2話」あらすじ・ネタバレ

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簡単なあらすじ

1) 森山みくり(新垣結衣)は、夫・津崎平匡(星野源)と「契約結婚」をすることにした。みくりが住み込みで家事全般を引き受ける代わりに、平匡は給料を支払うという契約であった。

2) 双方の両親を納得させるため、契約結婚であることは伏せて、みくりと平匡は親族顔合わせの場をセッティングする。そこで、「お互いの合意で、結婚式は挙げません」と説明した上で、「結婚」を納得させるのだった。

3) 平匡は、「家事から解放されて、好きなことに打ち込める」と、みくりを雇った費用対効果に満足する。そんな中、平匡とみくりが「偽装結婚」であると同僚・沼田頼綱(古田新太)に疑われてしまう。

4) 沼田、風見涼太(太谷亮平)が自宅にやってきてしまい、平匡は慌てる。大雨が降り、沼田たちが強引に泊まることになる。翌日、みくりが自分のベッドで寝た残り香で、平匡は眠れぬ夜を過ごす。

詳細なあらすじ

森山みくり(新垣結衣)は、夫・津崎平匡(星野源)と「契約結婚」をすることになった。みくりは、就職活動の失敗・契約社員をクビになったことが原因で、家事代行を行うようになり、その雇用主である平匡と契約結婚をするようになったのだった。

平匡は、「契約結婚であることは周囲には秘密です」と言う。さらに、彼は雇用契約書を作成し、みくりに説明する。両家の両親は、結婚式を行うものと考えていた。だが、ただの雇用関係のため、「披露宴や挙式を避けたい」と2人は考える。

そこで、平匡は双方の親族顔合わせの場を設け、「そこで両親を説得しましょう」と言う。みくりの側は、叔母の土屋百合(石田ゆり子)説得というハードルを超える必要があった。2人は、顔合わせの場を直前に、「みくりさん」「平匡さん」と言い合う練習を行う。さらに、みくりは「この場をなんとか切り抜ける」と決意する。

みくりは、平匡の母・知佳(高橋ひとみ)から「平匡のどこが好きなの?」と訊かれて困る。「頼りがいがあって、信頼できる人です」と言う。

さらに、「結婚式はどうするの?」と言われ、平匡は「披露宴など形式張ったものは必要ないと、2人で考えました」と言う。みくりの兄は「結婚式は、周りの人のためにやるものなんだよ」と言うが、「あまり親しくない人たちを呼んでまつりごとをするより、穏やかに二人の暮らしをしていきたいと思っています」と言う。

顔合わせ後、みくりの父・森山栃男(宇梶剛士)は、一緒にヴァージンロードを歩けないことを残念がっていると母・知佳に言われてしまう。

平匡の父・宗八(モロ師岡)は、平匡に「若いのに、しっかりした娘さんじゃ」と褒める。家庭を築けないと思っていたという宗八は、「今日は美味い酒が飲めそうじゃ」と嬉しそうにしていた。

みくりは、平匡との帰り道、「両親たちが喜んでくれて。ずしっと思いを感じました」と言う。平匡は、「周りが喜んでくれてよかったです」と言う。平匡が後悔していないことにほっとしたみくりに、平匡は「ハンガリーのことわざで、こういう言葉があります。『逃げるのは恥だが、役に立つ』…後ろ向きな選択でも、生き抜くことが重要です」と言う。

みくりは、雇用契約書にサインし、平匡に渡す。その日から、みくりは一緒に暮らすようになる。みくりは、「ひとつ屋根の下で、危機感すら感じない」と思うが、「相手の意に反することはしない人だ。だから安心なんだ」と考える。一方、平匡はみくりのことを「距離感を大事にする人で、波のように引いていく人だ」と感じていた。

みくりと一緒に暮らすようになり、平匡は同僚に「まだ緊張感はありますが、当たり前になってきました」と言う。一方、同僚の沼田頼綱(古田新太)、日野秀司(藤井隆)は、「結婚はウソ…津崎君の嫁は、非実在嫁で2次元嫁」と疑っていた。

平匡は、仕方なく日野一家を自宅に招くことにする。「土曜の17時に招く」ということを、みくりは了承する。

平匡は、みくりを雇ったことで「家事から開放される」「栄養管理をしてもらえる」「好きなことに打ち込める」など、費用対効果は抜群であると満足していた。

日野一家は、子供が熱を出したことで沼田、風見涼太(大谷亮平)が来ることになってしまう。そこで、平匡は先に部屋に戻り、慌てて契約結婚の証拠を隠滅する。

沼田は、いきなり疑い、寝室を見ようとするが、2人は阻止する。さらに、沼田は食卓に並んでるのがクックパッドのレシピのものと指摘し、それが自分の掲載したレシピであると明かす。

沼田は、ワインを飲んだところ、「残念だ。俺、津崎君のこと好きだから。…冗談だよ」と言う。

みくりは、風見に「給料に見合った仕事をしなければと思いまして。…たとえ話ですけどね。やることをやれば、あとは自由なんです」と言う。その言葉に、風見は「みくりさんは、僕にとってメリットある人かも」と言う。

平匡は、お開きにしようとするが、雷鳴とともに大雨が降る。私鉄も運休となっているため、沼田は「泊めてくれ」と言いだす。みくりは、「2人でベッドで寝ましょうか」と言うが、平匡は断る。

平匡は、沼田が風見に襲いかかるのを恐れ、男三人リビングで寝る。みくりは、平匡のベッドで寝ることになる。

平匡は、沼田の「誰彼構わず襲ったら犯罪だよ。愛をきちんと育んでいるって良いね」という言葉に、平匡は契約結婚でみくりのことを傷つけているのでは、と考える。だが、沼田たちが帰った後にみくりに問いただすと、問題ないと言う。

沼田は、「津崎君の家の寝室、見てしまったんだ。シングルベッドに枕が一つ。一緒に寝ているようには見えなかった。本当にあの2人、夫婦なんだろうか?」と風見に明かす。

平匡は、みくりの寝たベッドで眠る。だが、みくりの残り香を感じ、眠れぬ夜を過ごした。

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