「コンテイジョン」あらすじ・ネタバレ

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簡単なあらすじ

1) ベス・エンホフ(グウィネス・パルトロー) は、香港への出張を終え、シカゴ空港を経由して帰路に着こうとしていた。彼女は強い感染力と致死性の高い危険なウィルス・MEV-1に感染していた。彼女だけではなく、香港、ロンドン、東京でも感染者が現れ、死亡した。ベス、そして彼女の息子は感染症で死亡する。彼女の夫・ミッチ・エンホフ(マット・デイモン)は、妻子を亡くした悲しみの中、ベスが元カレと浮気していたことを知ってしまう。

2) エリス・チーヴァー(ローレンス・フィッシュバーン)CDC長官の下、エリン・ミアーズ(ケイト・ウィンスレット)医師は感染拡大を防ぐ隔離実施、アリー・ヘックストール(ジェニファー・イーリー)医師はワクチン作成を試みる。

3) 猛威を振るう感染症に、有名ブロガーであるアラン・クラムウィード(ジュード・ロウ)は、国家と製薬会社の陰謀論を唱える。だが、アレンは「レンギョウこそが特効薬である」と吹聴し、人々を騙して利益を得ていた。

4) へックストール医師はワクチンを生成に成功し、感染症は収束に向かう。MEV-1ウィルスが誕生したのは、環境破壊が原因だった。森の木がブルドーザーによりなぎ倒され、コウモリが飛び立った。コウモリは、ブタの家畜小屋に飛来し、そこでフンをした。そのフンをブタが食べ、取り込まれたウィルスが変異した。ブタは食肉として買われていき、その調理を行っていた料理人は、ブタの口内を触っていながらも、手を洗いもせずベスに呼ばれ、一緒に写真を撮る際に握手した。そこでベスはウィルスに感染したのだった。

詳細なあらすじ

ベス・エンホフ(グウィネス・パルトロー) は、香港への出張を終え、シカゴ空港を経由して帰路に着こうとしていた。シカゴに寄ったのは、元カレであるジョン・ニールに会うためであった。空港のバーでジョンに電話するベスは、風邪のような症状がみられていた。

一方、ベスと同様の症状が現れていた香港にいる中国人は、ふらつきながら人通りの多い路地を歩いている中、倒れてしまう。また、ロンドンにいるモデルはバスルームで倒れてしまっていた。また、東京へと戻ろうとしているビジネスマンは、バスの中で倒れてしまい、その様子を携帯電話のムービーで撮影されていた。

ベスの夫ミッチ・エンホフ(マット・デイモン)は、息子・クラークを学校に迎えに行った。帰宅したベスも風邪のような症状を呈しており、クラークも風邪をうつされてしまったのではないか、とミッチは考える。ミッチは、クラークと帰宅すると、ベスは痙攣しだし、意識を失ってしまう。救急搬送されるも、ベスは意識が戻らず死亡してしまった。

医師は、脳炎や髄膜炎の可能性があり、亡くなってしまったと話すも、ミッチは妻が亡くなったことを受け入れることができなかった。その直後、息子クラークも同様に亡くなってしまう。

エリス・チーヴァー(ローレンス・フィッシュバーン)CDC長官は、感染拡大が懸念される未知の感染症を封じ込めるため、エリン・ミアーズ(ケイト・ウィンスレット)を派遣する。

ミッチは、感染している恐れがあったため、隔離される。その隔離病室に、前妻との子であるジョリーが訪ねてくる。ミッチは、ジョリーを前妻のもとに行かせようとするが、ジョリーはミッチから離れようとはしなかった。

アリー・ヘックストール(ジェニファー・イーリー)医師は、ウィルスを培養し、ワクチン作成を急いでいた。また、別の施設ではサスマン博士もまた、培養を試みていた。

ミッチは、エリスに妻ベスの出張について事情聴取される。ベスの足取りについて知らされ、シカゴを経緯していたことから、ミッチが元カレ・ジョンと会っていたことに気づく。ジョンもまた、感染症で死亡していた。

ヘックストール医師は、猛威を振るうウィルスの遺伝子についてチーヴァーに説明する。ウィルスは、コウモリとブタの遺伝子を持ち合わせていた。チーヴァーは、レベル4以下の施設での研究を禁じ、サスマン医師はサンプルを破棄するよう指示される。だが、サスマン医師は研究をひそかに続ける。

有名ブロガーであるアラン・クラムウィード(ジュード・ロウ)は、国家と製薬会社の陰謀論を唱える。ヘッジファンドの社員に接触を図られたアランは、「次に高騰するのは何の銘柄だ?」と訊かれ、「レンギョウだよ」と明かす。レンギョウが特効薬となり得るため、レンギョウを扱う銘柄が高騰するという。

レオノーラ・オランテス(マリオン・コティヤール) 医師は、香港に行き、ベスの足取りを追ったり、感染がどのように行われるか追跡していた。その中で、中国人スタッフのフェンが、自分の母親が流行中の感染症に罹患していると明かす。

サスマン医師は、コウモリの細胞を利用し、ウィルスの培養に成功する。ウィルスは、MEV-1と名づけられ、ワクチン開発が始まる。

ミッチは、隔離されるも発症しなかったため、解放される。彼は娘・ジョリーとともに自宅に戻る。そこに、ジョリーのボーイフレンド・アンドリューがやってくるが、娘の感染を恐れてミッチは帰らせる。

ベスは、香港出張の後、マカオのカジノを訪れていた。そこで、彼女と接触のあったボーイ、一緒にカードゲームを楽しんでいた女性などが早期に発症し、死亡していることが判明した。

ミアーズ医師は、患者を収容する施設設営などに追われていた。そんな中、彼女にホテルで咳と高熱の症状が現れる。チーヴァーは、「決まったわけではない」と励ますが、ミアーズ医師は、チーヴァーに報告し、後任を立てて欲しい、と言う。ミアーズ医師は、自らが設営していた収容所に送られることとなった。

中国人スタッフのフェンは、母親が亡くなったとオランテス医師に告げる。フェンは、オランテス医師を水kらが生まれ育った村に拉致する。「ワクチンが生産できるようになった後も、この村は後回しにされる。その時のため、君は保険だ」と言い、人質として身柄を拘束するのだという。

チーヴァは、ミアーズ医師をミネソタから輸送して治療を受けさせようと考え、軍部に輸送機を使わせてもらうよう願い出る。だが、航空機の使用は制限され、シカゴは封鎖されるのだと告げられ、ミアーズ医師の移動はできないという。

チーヴァは、妻のオーブリー(サナ・レイサン) に、シカゴが封鎖されるため、「すぐにシカゴを離れろ」という。その情報は、口外してはならないものだった。だが、オーブリーは友人からの電話で、「誰にも言わないで・・・でも、シカゴをすぐに離れたほうがいい」と告げてしまう。

アレンは、ブログ上のライブ中継で、ウィルスに感染したことを明かす。そして、自ら特効薬であると明言している「レンギョウ」を飲む。「この薬が効いていれば、俺は明日、生きていられるだろう」と言う。だが、アレンはウィルスに感染などしていなかった。アレンのブログを見た人々は、レンギョウを買い求め、殺到した人々で薬局はパニックになっていた。

ミアーズ医師は、ベッドで横になり、意識がもうろうとしていた。隣のベッドでは、「寒くて・・・毛布をくれないか」と男性患者が言うが、すでに支給できる毛布はないのだという。ミアーズ医師は、自らの毛布を与えようとする。だが、彼女は腕を伸ばしたところで亡くなってしまう。

チーヴァは、アレンとテレビ番組で討論を行う。そこで、アレンは政府と製薬会社が結託し、ワクチンはすでに完成しているのにも関わらず供給していない、という陰謀論を語る。さらに、チーヴァが妻に漏らした情報が、オーブリの友人によりFacebook上に投稿したことを槍玉に上げ、チーヴァは世間の批判に晒される。

街はパニックに陥り、強盗や略奪などが横行していた。911への通報も件数が多すぎて対処しきれず、混乱状態となっていた。ミッチは、ジョリーにキスをしようとしたアンドリューを引き離す。

ヘックストール医師は、ついにワクチン開発に成功し、自らでそのワクチンを試す。その後、感染した同じく医師である父のもとへ向かう。父は、ワクチン開発に成功した娘を誇りに思うのだった。

MEV-1のワクチンをめぐっては、まだ供給されてはいなかったため、誘拐や強盗が起こっていた。チーヴァの家にも強盗が入り、オーブリは脅されてしまう。ワクチンは、誕生日がランダムに選ばれ、その日に生まれた人が接種できるよう選定されることとなった。

オランテス医師は、村で子供に勉強を教えていた。その彼女は、ワクチンと引き換えに解放された。だが、そのワクチンは偽薬だった。そのことを知ったオランテス医師は、村民たちのことを思い、空港から走り出す。

アレンは、感染症に罹患したとウソをつき、なおかつ「レンギョウで治った」と人々を騙し、株で利益を得ていたと発覚し、逮捕される。だが、ブログの読者により保釈金が払われ、彼は釈放されてしまう。

チーヴァは、2つのワクチンを手に入れる。一つは自分、そしてもう一つは妻のものだったが、チーヴァは仲の良い清掃夫の息子に分け与える。そこで、チーヴァは「握手の起源を知っているかな?手を握りあい、武器を持っていないことを示すということなんだ」と教える。

ワクチンにより、感染は収束した。MEV-1ウィルスが誕生したのは、環境破壊が原因だった。森の木がブルドーザーによりなぎ倒され、コウモリが飛び立った。コウモリは、ブタの家畜小屋に飛来し、そこでフンをした。そのフンをブタが食べ、取り込まれたウィルスが変異した。ブタは食肉として買われていき、その調理を行っていた料理人は、ブタの口内を触っていながらも、手を洗いもせずベスに呼ばれ、一緒に写真を撮る際に握手した。そこでベスはウィルスに感染したのだった。

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