簡単なあらすじ
1) 雪のため飛行機が欠航となり、外科医のベン・バス(イドリス・エルバ)とジャーナリストのアレックス・マーティン(ケイト・ウィンスレット)は、ソルトレイクシティの空港で足止めされてしまう。
2) ベンには手術を待っている患者がおり、アレックスは翌日に結婚式を控えていた。そんな2人は、地元のパイロットに連絡をとり、チャーター便で目的地に向かうことにする。だが、その途中でパイロットが脳卒中を起こし、飛行機は墜落する。
3) ベン、そして負傷したアレックスは辛くも生き残った。救助を待っても来なかったため、業を煮やしたアレックスは下山することを決意する。そんな彼女をベンは追いかける。そして、一時避難した洞窟で、アレックスはカメラによって小屋を発見するのだった。
4) ベン、アレックスは洞窟で愛し合う。そして、2人で救助を求めて下山し、ついにトラックドライバーと遭遇して救助されるのだった。アレックスには婚約者・マークがいたのだが、彼女はマークと結婚しなかった。ベンのことを愛していたアレックスは後日、同じく彼女のことを愛するベンと再会するのだった。
詳細なあらすじ
雪のため飛行機が欠航となり、外科医のベン・バス(イドリス・エルバ)とジャーナリストのアレックス・マーティン(ケイト・ウィンスレット)は、ソルトレイクシティの空港で足止めされてしまう。
ベンには手術を待っている患者がおり、アレックスは翌日に結婚式を控えていた。そんな2人は、地元のパイロットに連絡をとり、チャーター便で目的地に向かうことにしたのだった。
だが飛行中、パイロットが脳卒中を起こし、飛行機は墜落してしまう。墜落した場所は、ユタ州の山だった。ベンとアレックス、パイロットの飼っている犬は生きていた。
アレックスは負傷し、ベンは応急処置を行う。だが、アレックスは「私を置いて下山して」と言う。ベンはその提案を拒否し、近くに避難場所がないか探し始める。そんな中、ベンは滑落しかけるのだった。一方、アレックスと犬はクーガーに襲われ、犬は負傷してしまう。アレックスは、飛行機の残骸のある場所へと向かい、フレアを噴射してクーガーを倒すのだった。
ベンは血痕をたどってアレックスのもとへと向かう。ベンは、犬の手当をし、クーガーの死体を食料にする。ベンは歩き回って救助される方法を探っていたのだが、手立てはなかった。ついにアレックスは、「下山するしかない」と言う。
ベンはその提案を拒否するのだが、アレックスは覚悟を決めてベンが寝ている間、一人下山する。ベンは彼女を追いかけ、洞窟に一時避難する。そこで、アレックスはカメラで、遠方にある人の手によって作られた小屋を発見するのだった。ベンも、その小屋へと向かうことに同意する。そして、そこで2人は愛し合うのだった。アレックスはそこで、ベンの写真を撮る。
アレックスは、洞窟で待っているため、ベンだけでその小屋を目指して欲しいという。ベンは一度アレックスを残して向かうのだが、彼女を放ってはおけず、再び戻って一緒に目指すことにするのだった。
彼らは木製のボートを見つけ、そちらへと向かう。ところが、ベンはクマを捕らえる罠に足をとられてしまう。彼女は進み続け、トラックドライバーに救助される。そして、ベンのもとへと再び戻るのだった。
ベンは病院で目を覚まし、アレックスの病室へと向かう。だが、そこにはアレックスの婚約者・マーク(ダーモット・マローニー)がいた。マークは、アレックスを救ってくれた、とベンに感謝するのだった。だが、ベンは「彼女に救ってもらったんだ」と言い、傷心のまま病室を去る。
しばらくして、マークはアレックスに「たとえ君がジャーナリストとして危険な仕事を行い、手足を失ったとしても愛し続ける」と言う。だが、マークはすでにアレックスの愛を失っていたのだった。
アレックスはベンに連絡をとろうとするのだが、ベンは彼女からの電話に出なかった。だが、ベンはアレックスが撮った山での写真を受け取り、ついに電話に出るのだった。
ベンとアレックスは、マンハッタン再会する。アレックスは、パートタイムで教師をし、ベンは凍傷から十分に快復しておらず、手術ができないため、診療所で働いていた。
ベンは、アレックスが結婚するから電話に出なかった、と明かす。一方、アレックスは山にいる間、ベンのことを愛するようになり、マークと結婚しなかったのだと明かす。2人はハグし、分かれようとするのだが、再び彼らは戻り、強く抱き合うのだった。