「おんな城主 直虎 第5話 亀之丞帰る」あらすじ・ネタバレ

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簡単なあらすじ

1) 天文23年(1554)、”おとわ”は成長し、次郎法師(柴咲コウ)として僧としての修行を積んでいた。そんな中、小野政直(吹越満)は、嫡男・政次(高橋一生)に奥山朝利(でんでん)の娘を妻にしようとしていた。そして、その子供を井伊家の後継者にしようと画策していたのだった。

2) だが、小野は倒れて間もなくして亡くなる。駿河・甲斐・三国同盟が結ばれ、武田は勢力を拡大していく。その機に乗じて、政直は「武田の戦火を逃れるため、信州から戻ってきた」ということにして、亀之丞を呼び戻すことにする。

3) とわは、亀之丞の帰還に心が落ち着かず、「煩悩を捨て去る」べく山ごもりを行う。そんな中、亀之丞が帰ってきて、井伊直平(前田吟)、直盛(杉本哲太)らは大喜びする。

4) 亀之丞は、とわのためになんとしてでも井伊に戻ってこようと思った、と言う。次郎は、「亀之丞様…誠に感謝してくださっているのなら、これからは父上の子となり、井伊を助けて欲しい。妻をめとり、子供を多く作って欲しい…私は、竜宮小僧になる」と言うのだが、亀之丞は「還俗すればいい。そなたは、私の妻になるのだろう」と言う。

詳細なあらすじ

天文23年(1554)、”おとわ”は成長し、次郎法師(柴咲コウ)として僧としての修行を積んでいた。村人たちのために次郎は働き、問題も解決する。

そんな次郎は、命を奪われぬため、村を離れた亀之丞(三浦春馬)の帰りを待っていた。元気に遊ぶ男女の子供を見て、「どうしておるか、亀…」とつぶやく。

駿府では、今川義元(春風亭昇太)が三河平定に乗り出していた。そんな中、今川の威光を笠に、井伊家で力を強める小野政直(吹越満)は、嫡男・政次(高橋一生)に奥山朝利(でんでん)の娘を妻にしようとしていた。そして、その子供を井伊家の後継者にしようと画策していたのだった。

次郎は戸惑いながらも、「井伊と小野の両方の血を継ぐ子ができて、わだかまりも少なくなるのではないか」と言う。だが、小野を毛嫌いする直平(前田吟)は反対する。

直平は、「亀之丞はいいのか?」と言うが、今川の勢力は拡大するばかりで、戻す機会を失ってしまっていた。小野は、政次に「お前の子は、殿になる。井伊はお前のものも同然だ」と言う。そんな中、政直は苦しみだして倒れる。

瀬名は、次郎に「北条氏真様のもとに、今川の女性が嫁いできた」と手紙を送る。その手紙を読んでいたところ、直平が次郎のもとを訪れ、小野が倒れたと告げる。そして、「一息にあの世に行ってくれるよう祈祷をしてくれ」と頼むのだった。

直平と小野の確執は、佐名を今川に人質として送ったことに端を発していた。直平は、「小野が人質として売った」と考えていたのだった。そのことを聞いた次郎は、小野のもとを訪れ、「何か言い分があるのでは」と話を聞きに行く。小野は、井伊のことを真に思っ提案したことだと告げる。

次郎は、物事には様々な立場から見ることができるものであり、「物事は、見るものの心によって変わるものである」と言う。

そこで小野は、「政次は私のことを嫌っております。今川の犬にはならず、井伊のために粉骨致しまするとお伝えください」と頭を下げて言う。

次郎が帰った後、小野は政次に「お前は私のことを蔑んでいるであろう。だが、いずれお前はこうなる」と言う。間もなくして、小野は亡くなる。

駿河・甲斐・三国同盟が結ばれ、武田は勢力を拡大していく。その機に乗じて、政直は「武田の戦火を逃れるため、信州から戻ってきた」ということにして、亀之丞を呼び戻すことにする。また、それに伴って政次の縁談話はなかったこととなる。

次郎は、政次から「亀之丞は、どのような姿か…次郎様は、ひどく気にされていらっしゃるようで。次郎様の煩悩はすさまじいものがございますな」と言う。次郎は取り乱して、掃除で煩悩を取り払おうとしたり、滝行を行う。

そんな中、亀之丞が帰ってくる。病弱だった亀之丞は、今や日焼けをしてたくましくなっていた。直平や直盛は亀之丞の帰還を喜ぶ。亀之丞も、政次との再会を喜ぶのだった。

亀之丞は、井伊で元服すると決めていた。そのことを直平は喜び、さっそく元服させようと話す。

次郎は、山ごもりから戻る。そんな彼女を、亀之丞が出迎える。次郎は泣いて再会を喜ぶのだった。次郎が、縁談を断って出家したことを亀之丞は聞いていた。亀之丞は、「それを聞いて、這いつくばっても井伊に帰ろうと思った…もう一度、生きておとわに会うのだと。俺が戻ってこれたのは、おとわのおかげじゃ」と言う。

次郎は、「亀之丞様…誠に感謝してくださっているのなら、これからは父上の子となり、井伊を助けて欲しい。妻をめとり、子供を多く作って欲しい…私は、竜宮小僧になる」と言うのだが、亀之丞は「還俗すればいい。そなたは、私の妻になるのだろう」と言う。

次話:「おんな城主 直虎 第6話 初恋の別れ道」あらすじ・ネタバレ

前話:「おんな城主 直虎 第4話 女子にこそあれ次郎法師」あらすじ・ネタバレ

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