簡単なあらすじ
1) ジョン・ウィック(キアヌ・リーブス)は、凄腕の暗殺者であったが、妻との平穏な生活を選び、引退した。妻は病死し、ジョンは彼女のことを想いながら暮らしていた。そんな中、イタリアの犯罪組織カモッラの幹部サンティーノ・ダントーニオ(リカルド・スカマルシオ)が現れ、仕事を依頼するのだった。
2) ジョンは、依頼を断った。すると、サンティーノはRPGランチャーで家を破壊する。ジョンは引退する際、サンティーノと「血の誓い」を立てており、彼の依頼を断ることができなかったのだった。仕方なく、ジョンはサンティーノの依頼を受ける。サンティーノは、ジョンに「姉のジアーナを殺して欲しい」と依頼する。
3) ジョンは、サンティーノを殺害する。結果、サンティーノは「報復」としてジョンの首に700万ドルの賞金をかける。結果、ジョンは様々な暗殺者から命を狙われることとなるのだった。そんな中、ジョンはサンティーノを見つけ出し、殺害する。
4) 殺し屋達が利用する「コンチネンタル・ホテル」の支配人であるウィンストン(イアン・マクシェイン)は、ジョンの首にかけられた賞金は、2倍に上げられた、と告げる。だが、ジョンは「どんな暗殺者が自分を狙ってこようとも、全員殺す」と言い、飼い犬とともに走り去るのだった。
ここがポイント
前回のラストから4日後。
暗殺業から足を洗い、関係を断ちたいと願うジョン・ウィック(キアヌ・リーブス)だったが、サンティーノ・ダントーニオ(リカルド・スカマルシオ)が彼に否応なしに仕事を依頼するのだった。ターゲットとなるのは、彼の姉・ジアーナだった。
ジアーナを殺害すると、サンティーノは「報復」のためジョンに700万ドルの賞金首をかける。ジョンは様々な暗殺者から狙われる。そんな中、ジョンはサンティーノを殺害する。賞金が2倍となり、さらにジョンは命を狙われることになったが、ジョンは「命を狙いにくる者はすべて殺す」と殺し屋達が利用する「コンチネンタル・ホテル」の支配人であるウィンストン(イアン・マクシェイン)に告げるのだった。
詳細なあらすじ
ジョン・ウィック(キアヌ・リーブス)は、盗まれた1969年式 フォード・マスタング・マッハ1を取り返すため、エイブラム・タラソフ(ペーター・ストルマーレ)のもとを訪れる。エイブラムは、兄弟、そして甥を殺害されたことで、落とし前をつけさせようとする。だが、エイブラムは手下をすべて倒され、ジョンと和解することにしたのだった。
ジョンは、ヴィゴ・タラソフとの戦いの後、買い始めた犬と暮らしていた。車を取り戻したジョンは、再び亡き妻・ヘレンのことを想いながら、元の平穏な生活に戻っていた。
その晩、イタリアの犯罪組織カモッラの幹部サンティーノ・ダントーニオ(リカルド・スカマルシオ)が彼のもとを訪れる。ジョンはかつて、暗殺業から足を洗う際、サンティーノと「血の誓い」を立てていた。サンティーノは、ジョンに仕事を依頼するのだが、ジョンは断る。サンティーノは、RPGランチャーでジョンの家を破壊する。
ジョンは、殺し屋達が利用する「コンチネンタル・ホテル」の支配人であるウィンストン(イアン・マクシェイン)に会いに行く。そこでウィンストンは、「裏の世界における破ってはいけない原則」をジョンが破ってしまっている、と指摘するのだった。
その後、ジョンはサンティーノに会い、「最後に一つ依頼を受ける」と約束する。サンティーノは、彼の姉である「ジアーナを殺害して欲しい」と依頼する。ジョンは、その依頼を遂行するため、ローマへと出発する。
ジョンは、ジアーナの開くパーティーに出席する。ジアーナにはボディーガードがいた。ジョンは、ジアーナの部屋に忍び込み、「サンティーノが殺すように命じた」と明かした上で、彼女を殺害するのだった。
ジョンがニューヨークに戻ると、サンティーノは「姉を殺された」として、ジョンの首に700万ドルの賞金を出す。結果、ジョンは様々な暗殺者から命を狙われることとなった。ジョンは、バワリー・キング(ロレンス・フィッシュバーン)にサンティーノの居場所を聞き、彼のいる博物館へと向かう。
サンティーノは、「コンチネンタル・ホテルの中では、殺してはならない」というルールがあるため、ホテルの中へと逃げ込む。だが、ジョンは、サンティーノを追跡し、ホテル内でついには銃で頭を撃つ。その後、ジョンは預けた飼い犬を引き取りに行くのだった。
翌日、ウィンストンはジョンに会う。ウィンストンは、ホテル内でサンティーノを殺害したため、ジョンに「破門」であると告げる。結果、ジョンは裏の世界での特権を失ったと告げる。
そして、ウィンストンは「ジョンの首にかけられた賞金が倍になった」と話す。暗殺者たちに狙われると告げるのだった。だが、ジョンは「彼らに伝えてくれ。俺は誰であろうと、狙ってくるならば全員殺す」と告げる。そして、飼い犬とともに走り去るのだった。