映画「人生はシネマティック!」あらすじ・ネタバレ・結末

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簡単なあらすじ

1) 第2次世界大戦中の1940年、イギリス・ロンドンで、カトリン・コールはコピーライターの秘書として勤務していた。だが、人手不足でカトリンが代わりに書いたコピーに、情報省映画局特別顧問トム・バックリーが目を留める。

2) プロパガンダ映画を制作することとなり、バックリーはカトリンに脚本を書かないか、と誘う。カトリンは迷いながらも脚本執筆を開始するのだが、そこでアイドル的な人気役者のアンブローズ・ヒリアードに振り回されたり、政府の要望を聞き入れなければならず、度重なる書き直しを求められる。

3) カトリンに好意を寄せるバックリーは、内縁の妻状態であったカトリンが「夫」と別れたことをきっかけに、プロポーズする。カトリンは最初断るのだったが、共同執筆の中で心を変える。

4) だが、バックリーは落下してきた照明で死亡してしまう。映画は完成したのだが、彼女は映画製作から身を引くことにした。ところが、ヒリアードに脚本を書くよう求められ、さらにはバックリーとの日々を思い出し、次回作執筆に取り掛かるのだった。

詳細なあらすじ

第2次世界大戦中の1940年、イギリス・ロンドンで、カトリン・コールはコピーライターの秘書として勤務していた。人手が不足していたため、カトリンはライターの代わりにコピーを考え、そのコピーが情報省映画局特別顧問トム・バックリーの目に留まるのだった。

ドイツ軍が包囲するダンケルクで、兵士を救出した姉妹のエピソードを映画化することとなり、そこでカトリンは、脚本チームに抜擢されるのだった。カトリンは上司にバレて仕事を失わないよう、「ナンシー・スターリング」名義でトム・バックリー、レイモンド・パーフィットとともに脚本執筆を開始する。

アイドル的な人気役者のアンブローズ・ヒリアードは、姉妹の酔いどれ叔父・フランクを演じることとなっていたが、その役柄を拒否する。さらには、アメリカ政府の要請でアメリカ人を登場させねばならず、脚本を大急ぎで書き直す必要があった。さらには、無声映画に出演はできるが音声付きの「トーキー」映画には出演していなかったカール・ルンドベックを登場させなければならなかった。

撮影が遅れ、カトリンは夫の展覧会のオープニング日に行くことができなかった。展覧会の最終日、カトリンは夫・エリスの長年の恋人であり、籍は入れていなかった。さらに、エリスが別の女性と浮気をしていることを知り、ついには別れる。好意を寄せていたバックリーは、カトリンにプロポーズするのだが、彼女は断る。

だが、執筆作業が進み、次第にカトリンは心変わりをする。そして、脚本の最後を書き直し、バックリーに愛していると明かすのだった。2人の仲は急速に深まるが、そんな中、落下した照明に当たり、バックリーは死亡してしまう。

映画はカトリンのアイデアがふんだんに盛り込まれ、成功を収めた。だが、カトリンはショック、悲しみを経験し、映画の世界から身を引こうとする。だが、ヒリアードが訪ねてきて、「二枚目俳優」だけで演じてはいられないと悟ったことを告げ、さらに彼女に脚本を書くよう求めるのだった。

カトリンは制作に関わった映画を観に行く。ラストに付け加えられた、彼女とバックリーのクリップ映像を観て、カトリンは心を動かされて次回作に取り掛かるのだった。

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