「フローズン」あらすじ・ネタバレ

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簡単なあらすじ

1) 大学生のジョー・リンチ(ショーン・アシュモア)、ダン・ウォーカー(ケヴィン・ゼガーズ)、パーカー・オニール(エマ・ベル)の3人は、スキー場にやってきた。夕暮れ時、吹雪いてきたため、早めにリフトが停止されようとしていた。そこで、係員に「もう1回だけ滑りたい」と頼み込み、ジョーたちはリフトに乗るが、そのリフトが停止されてしまう。
2) もうリフトには誰も乗っていないと思った係員たちは、照明も落として帰ってしまう。結果、3人は地上 15 m、猛烈な吹雪にさらされる気温 – 20 ℃の中に取り残されてしまった。携帯電話や食料もなく、営業再開は1週間後だった。
3) ダンは飛び降りて両足を骨折。さらに、オオカミに捕食されてしまった。さらに、ジョーもケーブルを伝って支柱のハシゴで地上に降りるも、オオカミに捕食されてしまう。
4) パーカーは、ジョーがケーブルを伝った際にリフトの金具が外れ、ケーブルが地上に向けて垂れ下がることで降りることができた。ジョーの遺体を見つけながらも、懸命に大通りに到着し、救助されるのだった。

起:リフト停止

大学生のジョー・リンチ(ショーン・アシュモア)、ダン・ウォーカー(ケヴィン・ゼガーズ)、パーカー・オニール(エマ・ベル)の3人は、スキー場を訪れていた。ジョーはダンとだけスキーに来たかったのだが、ダンの恋人・パーカーが付いてきたことを疎ましく思っていた。さらに、パーカーはスノーボード初心者であり、初級コースしか滑れないことに、ジョーは苛ついていた。

夕暮れ時、最後に一滑りしたかった3人だが、吹雪いてきたため、早めにリフトが停止されようとしていた。そこで、係員に「もう1回だけ滑りたい」と頼み込み、ジョーたちはリフトに乗るのだった。

だが、リフトは地面近くに到着するまでの間に停まってしまう。係員が途中で代わり、その代わった係員が「3人が降りてきたらリフトを停止する」と言われていたため、別の3人組が降りてきたところ、リフトを停止してしまったのだった。

承:ダンの死

大自然の真っただ中、誰にも悲鳴は届かず、その上、ゲレンデの照明が消えてしまった。地上 15 mの空中に置き去りにされてしまう。携帯電話も食料も持っていない3人は、猛烈な吹雪にさらされ、気温 – 20 ℃という暗闇の中、体力と気力を失いつつあった。

スキー場の営業が再開されるのは1週間後であり、翌朝まで待っても助かるというものではなかった。寒さと凍傷の恐怖から逃れられず、3人は絶体絶命・最悪の状況に陥ってしまったのだった。近くを通ったスキー場のクルマにも気づいてはもらえなかった。

怯える彼女、そして死の恐怖からダンは、リフトから飛び降りることを決意する。ジョーとパーカーは止めるのだったが、ダンはついに飛び降りてしまう。結果、両足から骨が飛び出る開放骨折を起こしてしまい、大量出血を起こすのだった。

ジョーはダンにバンダナを投げ、止血するように指示するが、次第に脚の感覚がなくなってきたというダンの身を案じる。だが、何もすることはできず、血の臭いを嗅ぎつけてきたオオカミが近寄ってきた。

複数のオオカミに取り囲まれたダンは、ついに捕食されてしまい、絶命する。為す術なく恋人が殺害されるのを見るしかないパーカーは泣き叫び、親友の死にジョーもショックを受けるのだった。

転:ジョーのリフトからの脱出

朝を迎えるも、誰もスキー場にやってくる気配がなく、ジョーはケーブルを伝って支柱のハシゴを降りることを試みる。

ケーブルで手を傷つけながらも、ようやくジョーは地上に降りられた。ところが、オオカミが再び狙っており、ジョーはストックを振り回しながらゲレンデを降りていく。その後ろには、オオカミが追ってきていた。

結:パーカーの救助

いつまで経っても救助がやってこないことから、パーカーはリフトを降りることを決意する。リフトはジョーがケーブルを伝ったことから一部金具が外れ、リフトはケーブルに吊られて地上に垂れ下がる形となった。

地上に近づいたことで、パーカーは飛び降りることができた。ところが、リフトが落下してきて脚の上に乗ってしまい、歩くこともままならなかった。ゲレンデを転げるようにしてパーカーは降りて行った。

救助を求めに降りる途中、パーカーはジョーと思しき遺体にオオカミが食らいついているのを目撃するのだった。声を上げないように、パーカーはその横を静かに通り過ぎる。ついにゲレンデ下の大通りにたどり着いたパーカーは、横を通ったクルマに救助されるのだった。

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