ワシントンD.C.に暮らす男子高校生アディソン・シャクト(アンセル・エルゴート)は、大学への進学を控えていた。そんな彼は、幼馴染のフィービー(クロエ・グレース・モレッツ)と親友のケヴィンと一緒にパン屋へ向かった。
その店内に、オートバイに乗ってきた男が入ってきて発砲する。結果、ケヴィンは射殺されてしまうのだった。
警察は、チンピラの黒人少年が、ドラッグを巡って抗争を起こし、それに巻き込まれて死亡したと考えていた。さらには、犯人は組織によってすでに殺されており、捜査も打ち切られてしまっていた。
だが、アディソンはケヴィンが優等生であり、ドラッグを巡る抗争などに関わっていないと確信していた。そこで、フィービーと2人による捜査を開始する。まずアディソンは、ポスターを張って事件の情報を集めようとする。
また、アディソンは学校でケヴィンのファイルを盗み出し、そこで彼がカウンセリングを受けていたことが書かれているのを発見する。さらに、ケヴィンがノエルという元学生と付き合っていることが明らかとなるのだった。だが、ケヴィンがファイルを盗み出したことが判明し、彼は1週間の停学となる。
アディソンは、ケヴィンの両親に会いに行く。そこで、昨年から彼がドラッグの問題を抱え、次第に何かを抱え込んでいる様子であったと判明する。
その後、アディソンは、ケヴィンの彼女だったノエル、そして付き添いのDキャッシュに会いに行く。ノエルたちは、ケヴィンが殺害される数日前、ナイトクラブで彼が力を持っているドラッグディーラーと諍いを起こしていたことが判明する。
そのドラックディーラーの名前を教える代わりに、アディソンはドラッグの運び屋をやるよう言われる。彼は、フィービーの友人であるアレックスの家へドラッグを届けるのだった。それにより、「マイク・ロリンナー」という人物がディーラーであると判明する。
フィービーは、情報を警察に伝えて後の対処を任せるべきだと言うが、アディソンは無視し、マイクの家へと行く。彼は、記録用のカメラを隠し持ちながら、マイクと話をする。その中で、アディソンは犯人が乗っていたバイクと同じものがマイクの家にあることに気づく。
だが、マイクはケヴィンと諍いになっていたドラッグディーラーが、実はDキャッシュであると明かす。アディソンは、気を逸らした隙に逃げようとするが、マイクに肩を撃たれてしまう。
アディソンは、病院で治療を受けていた。そこでフィービーと仲直りし、マイク、Dキャッシュ、ノエルの全員が警察に逮捕されたと知る。そして、アディソンとフィービーは、ケヴィンの葬儀に参列するのだった。
アディソンはシカゴ大学に入学したのだが、フィービーはイェール大学に入学し、離れ離れとなってしまう。フィービーは、アディソンと会う最後の時、彼に手紙を渡す。その中には、シカゴとイェール大学のあるニューヘイブンとの間の電車の時刻表が入れられているのだった。