映画「ベルリン・シンドローム」あらすじ・ネタバレ・結末

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簡単なあらすじ

1) オーストラリアに住むクレアは、ドイツ・ベルリンに観光へとやってきていた。彼女はそこで、教師でアンディというベルリンに住む男性と出会い、彼の部屋に行く。だが、そこから彼女は、アンディに部屋で監禁されてしまうのだった。

2) ある晩、アンディの生徒であるフランカという10代の体操選手が部屋にやってきた。だが、アンディはクレアという彼女がおり、帰るように言うのだった。監禁してしばらくして、アンディは、クレアを森へと連れて行き、斧で殺害しよう計画する。だが、殺そうとする直前、子供が現れてアンディは断念する。

3) アンディが不在の際、男性が助けを求めるクレアを救助しにやってくる。ところが、アンディはその直後に帰ってきて、その男性を殺害するのだった。アンディは、クレアに「お前のせいだ」などと言って責める。

4)クレアが失踪したという新聞記事を発見し、アンディは彼女を殺害しようと決める。だが、クレアは、アンディが採点していたフランカの宿題を見て、隙を見て仕掛けを行うのだった。フランカは、宿題に残されたクレアのメッセージを受け取り、アンディの部屋へと向かう。

5) アンディも直後にやってきてしまい、逃げ出すことができなかったが、彼女たちは隠れ、アンディをやり過ごした後、クレアは彼を部屋に閉じ込めることに成功する。クレアはタクシーに乗り、アンディにとられてしまっていた、母のくれたネックレスをする。クレアは、ついに自由の身となった。彼女は窓を開き、新鮮な空気が入り込むと泣き出してしまうのだった。

詳細なあらすじ

オーストラリアに住むクレアは、ドイツ・ベルリンに観光へとやってきていた。彼女はそこで、アンディというベルリンに住む男性と出会う。クレアはアンディの部屋に行き、ともに一晩過ごす。

翌朝、目を覚ますと彼女は部屋に閉じ込められていることに気づく。アンディは「鍵を開けておくのを忘れた」と言い、クレアはそれを信じてもう一晩泊まることにした。ところが、アンディはクレアの肩に「私の」などと書き、さらには携帯電話のSIMカードも盗む。

クレアは、窓を破って脱出しようとするが、二重窓でそれもできなかった。アンディは悪びれる様子もなく、花をもって帰ってきた。クレアは抵抗し、アンディに攻撃するが、アンディはクレアを縛って拘束するのだった。

アンディは、学校で英語と体育を教える教師であり、クレアを監禁する一方で、何事もないかのように過ごしていた。アンディは父親に「クレアというオーストラリア人と付き合っている」と話すのだった。

クレアは、シャワーを浴びると、排水口に別の女性と思しき髪が詰まっており、恐怖を感じる。だが、アンディは自分は「正常」であり、「父に君のことを話したよ」などと言うのだった。クレアはドライバーを見つけ、アンディに襲いかかって逃げようとするのだが、それも失敗してしまうのだった。

ある晩、アンディの生徒であるフランカという10代の体操選手が部屋にやってきた。だが、アンディはクレアという彼女がおり、帰るように言うのだった。アンディはそれから、ポラロイドカメラでクレアの写真を撮り、さらには髪の毛を切るのだった。

アンディが部屋を空け、しばらく経った。クレアは、部屋にある食べ物で飢えをしのぎ、ついに彼は帰ってきた。そこでアンディは、「父が死んだ」と明かすのだった。クレアは、「ストックホルム症候群」(誘拐事件や監禁事件などの犯罪被害者が、犯人と長時間過ごすことで、犯人に過度の同情や好意などを抱くこと)が現れ始めたようであり、次第にクレアの態度は変わりつつあった。

クレアは次第に、アンディとアコーディオンを一緒に弾いたり、料理をしたりして楽しむ。そして、一緒に喜んで寝るのだった。クリスマスに、アンディは父親の飼っていた老犬をクレアにプレゼントする。だが、嫉妬したアンディは、その犬を殺してしまう。

アンディは、クレアを森へと連れて行き、斧で殺害しよう計画していた。だが、殺そうとする直前、子供が「お兄ちゃんが足を怪我した!」と叫びながらやってくる。クレアは「警察に行きなさい」と言うのだが、英語が分からず、子供はおびえていた。

2人は部屋に戻ると、クレアは彼女の前に殺害された「ナタリー」という女性のポラロイド写真を発見するのだった。アンディが不在の際、男性が助けを求めるクレアを救助しにやってくる。ところが、アンディはその直後に帰ってきて、その男性を殺害するのだった。アンディは、クレアに「お前のせいだ」などと言って責める。

クレアが失踪したという新聞記事を発見し、アンディは彼女を殺害しようと決める。そんな中、クレアは、アンディが採点をしている宿題を見て、ストーブでわざと火傷する。そして、アンディに軟膏を買いに行かせている間に、宿題の1つに仕掛けを行うのだった。

職場で、アンディは生徒たちに宿題を手渡していった。そこで、フランカはそのの中で、カレンの仕掛けたポラロイド写真を発見して息をのむ。フランカが教室を離れると、ポラロイド写真を落として床に散らばらせてしまう。アンディはすぐに部屋へと戻ろうとするのだが、フランカは自転車で先回りし、クレアを発見する。だが、アンディも直後にやってきてしまい、逃げ出すことができなかった。

彼女たちは隠れ、アンディをやり過ごした後、クレアは彼を部屋に閉じ込めることに成功する。クレアはタクシーに乗り、アンディにとられてしまっていた、母のくれたネックレスをする。クレアは、ついに自由の身となった。彼女は窓を開き、新鮮な空気が入り込むと泣き出してしまうのだった。

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