「コンフィデンスマンJP 第3話・美術商編」あらすじ・ネタバレ・結末

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登場人物・キャスト

城ヶ崎善三(石黒賢):テレビ出演も行う、有名な美術商・美術評論家。

あらすじ(ネタバレなし)

ボクちゃん(東出昌大)は、カフェ店員・須藤ユキ(馬場ふみか)に好意を寄せるようになり、彼女が絵を描いていて個展を開くと知る。

だが、美術評論家・城ヶ崎善三(石黒賢)に評価してもらえると思いながら、ユキは城ヶ崎と関係を持っていたのだが、城ヶ崎が冷たく彼女を突き放したため、ユキはショックを受けてリストカットしてしまう。

体だけ目当てで、ユキを傷つけた城ヶ崎に怒りを覚え、城ケ崎への復讐をするためにボクちゃん(東出昌大)は、ダー子(長澤まさみ)、リチャード(小日向文世)に相談する。

ダー子はまず、城ヶ崎に贋作を売りつけようとか画策する。贋作画家・伴友則(でんでん)に依頼するが、伴の筆致を見たことのあった城ヶ崎は贋作であると見抜き、警察に通報。伴は逮捕されてしまう。

「既存画家の贋作は通用しない」ということであり、次の手を考えるダー子は、美術評論家の特性に付け込む作戦に打って出る…

あらすじ(ネタバレあり・結末まで)

ダー子は、絵を爆買いする中国人バイヤーとして城ヶ崎に接触する。さらには、茨城の美術商の跡取り息子・沼田(ボクちゃん)が城ヶ崎に絵を持ち込んで鑑定を依頼することで作戦は開始する。

沼田の持ち込んだ絵は、無名の「山本巌」という画家のものだった。だが、その絵はボクちゃんやリチャード(小日向文世)が描いたものであり、山本巌なる画家は存在しなかった。

だが、その絵をダー子扮する中国人バイヤーが高値で落札し、評価が上がる。「新たな天才画家を発掘したい」という美術評論家魂を持つ城ヶ崎は、山本巌の実家を訪れる。

そこには、山本の親戚に扮したリチャードがおり、「巌は生まれつき体が弱く、家で独学により絵を描き続けた」と明かす。そのエピソードを聞いた城ヶ崎は惹かれ
、山本の絵を全て買い取ると申し出る。

だが、そこで中国人バイヤーに扮するダー子があらわれ、「我先に」と絵を高値で買おうとする。それを城ヶ崎は制し、3億5千万円で買い取るのだった。

ところが、その絵は当然価値がなく、さらには「山本巌」の写真として渡されていたのは、卵の生産者「山本巌」(内村遥)のものだった。彼は城ヶ崎の美術品オークション会場にダー子により正体され、「山本巌の絵」が登場して驚くのだった。

実在しない画家の絵を売ろうとした城ヶ崎の名声は地に落ち、絵を愛する心を取り戻すのだった。一方、ボクちゃんはユキの個展会場を訪れるのだが、新たなパトロンにべたべたとするユキを見て失恋する。ダー子の予言していた通り、ユキは「枕営業もいとわない」女性画家だった。

冒頭の名言・セリフ

ポール・ゴーギャン(画家)「芸術は盗作であるか、革命であるか、そのいずれかだ」

「目に見えるものが真実とは限らない。モナリザは、本当に微笑んでいるのか?写楽は日本人だったのか?ナスカの地上絵は本当に人間が描いたのか?コンフィデンスマンの世界へようこそ」

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