あらすじ(まずはネタバレなし部分まで)
シンドロームとの闘いから3ヶ月後、パー一家はインクレディブルとして活動を続けていた。そんな中、地底に暮らし、街の平和を乱すアンダーマイナーが現れる。アンダーマイナーはメトロビル銀行を襲撃し、ボブたちはそれを阻止しようとするのだが、失敗してしまう。
結果、パー一家はインクレディブルとしての活動を禁じられ、さらには住む家もなかった。トラブル解決役であるリック・ディッカーは、パー一家をモーテルに住まわせることしかできなかった。
そんな中、ボブとヘレンは、友人のフロゾン(ルシアス・ベスト)とともに、通信業界の大手・デヴテックのオーナーであるウィンストン・ディーバーに会い、ウィンストンはヒーローたちのファンということもあり、わが社の宣伝活動をして欲しい、と言われるのだった。
ウィンストンの父親は、数年前に殺害されていた。侵入者がいたことに気づいた彼は、警察に助けを求める代わりに、スーパーヒーローに電話をかけようとするも、スーパーヒーローの活動は違法となっていたため、助けられずに殺害されてしまったのだった。「スーパーヒーローが違法でなければ、このようなことにはならなかった」というウィンストンは、
ヘレンはその提案を受け入れる。デヴテック社は、ウィンストンの妹エヴェリンがすぐれた技術者としてサポートしていた。
パー一家は広い家を手に入れる。その一方で、ヘレンが宣伝活動として街の平和を守る間、ボブが子供たちの面倒や家事を担当することとなった。ボブは、慣れない家事や育児、さらにはジャック=ジャックの特殊能力に悪戦苦闘していた…
あらすじ(ネタバレあり、結末まで)
ヘレンはディスプレイを乗っ取り、催眠術をかけるスクリーンスレイヴァーと戦っていた。やっとの思いで倒し、捕らえてみると、彼は単なるピザの配達員であり、彼は何も覚えてはいなかった。ヘレンは、彼を警察に引き渡した後、ゴーグルによって彼自身も操られていたと気付く。
ヘレンは、そのゴーグルの危険性を警告しようとするが、その前にエヴェリンはヘレンにそのゴーグルをかけさせるのだった。スクリーンスレイヴァーにより人々を操っていたのは、エヴェリンだった。
スーパーヒーローに助けを求めようとするも、助けられずに強盗に父親を殺害された彼女は、スーパーヒーローを恨み、さらにはスーパーヒーローに依存することは、人々に不利益をもたらすと考えた。エヴェリンは、何千人もの被害が出る大惨事を引き起こし、スーパーヒーローたちが二度と合法的に活動できないようにしようと考えていたのだった。
エヴェリンは、ヘレンを操ってボブを誘い出し、さらには子供たちもゴーグルにより操ろうとしていた。だが、ルシアスは自らを犠牲にしつつも、子供たちを催眠から守るのだった。ヴァイオレット、ダッシュ、ジャック=ジャックは逃げ出し、催眠にかけられているヘレン、ボブ、ルシアスの乗るディーバーの船へと向かう。
子供たちはヘレンを解放する。妹の企みに気づいた兄ウィンストンは、催眠をかけるための巨大スクリーンを破壊して止める。さらには、ボブは船が街へと突っ込んでしまうのを、イカリのチェーンを体に巻き付けて方向を転換させ、甚大な被害を出すのを阻止する。
エヴェリンは飛行機で逃げ出す。ヘレンは、フレア銃でエヴェリンの酸素ボンベを撃ち、爆発させる。エヴェリンは、その爆発により窓から落下し、ヘレンにより助けられるのだった。エヴェリンは、スーパーヒーローに助けられるのを拒否し、再び落下しようとするのだが、ヘレンは再び助ける。
エヴェリンは警察に逮捕される。エヴェリンは、命を救ってくれたエヴェリンに感謝していたが、スーパーヒーローを未だに嫌っていた。
ウィンストンは、エヴェリンの行いについて謝罪し、スーパーヒーローたちは裁判の結果、再び活動できるようになったのだった。
ヴァイオレットは同級生のトニー・ライディングに映画へと誘われる。映画館へ向かう途中、銀行強盗が起こってしまう。ヴァイオレットは、チケットとポップコーンの代金をトニーに渡すと、映画館の座席待っているように言う。ヴァイオレットも揃い、パー一家は再び人助けへと向かう。