藤村いずみ「あまんじゃく DOT」あらすじ・ネタバレ・結末

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折壁嵩男の元同僚である野田宏正医師は、所属していた大学病院の医局の御木本教授に薬物中毒を装われ、殺害された。執刀医の明らかなミスであるにも関わらず、御木本教授はその事実を隠蔽したのだった。

ところが、その事実は術中死した患者・牧浩一郎の父親・桂一郎に漏れ伝わり、リークしたのは野田医師ではないかと御木本教授は疑ったのだった。そのため、野田医師は口封じのために殺害したのだった。

それからというもの、折壁は宏正の母親・野田常子のことを気遣っていた。そんな中、常子が男性用の下着を万引きするのを目撃する。そのような行為を行うのは、何か困った時のサインでえあると聞かされていた折壁は、常子のもとを訪れる。

そこで話を聞きに行くと、常子は牧英彦という男に脅迫されていたことが判明する。牧英彦は、叔父である桂一郎から話を聞きだしており、それをネタに病院側を脅そうとしていたのだった。

英彦は、手術に携わっていた野田医師の母親に脅迫電話をかけていた。動揺した常子の話を聞き、折壁は牧英彦の殺害を決意する。英彦が女好きであることを知った折壁は、英彦を拉致し、併用禁忌のバイアグラとニトログリセリンを使用し殺害するのだった。

その後、常子に会いに行くと、実は常子はそれほど悩んではおらず、若い理学療法士に男性に夢中となっており、男性用下着も彼にプレゼントしていたことが判明するのだった。

なお、折壁は御木本教授を暴行中、弁護士・横倉義實にその姿を発見され、知り合うことになる。横倉弁護士はその後、折壁に御木本教授殺害を依頼され、実行しているのだった。

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