藤村いずみ「あまんじゃく プライベート・リベンジ」あらすじ・ネタバレ・結末

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料理人の宗村将史は、料理評論家の三波正昭が予約もなく来たため、来店を断る。そのため、三波はありもしない食中毒の通報を保健所に行い、さらには週刊誌で事実もないことを書き立てた。

結果、宗村の店は客足が遠のいた。失意の中、娘の亜子が料理店をオープンした。三波は、彼女が宗村の娘であると気付かないまま近づき、テレビ番組に出演させて酷評した。その上で三波は「放送されたくなければ、カネを払え」と亜子を脅迫したのだった。

亜子は傷つき、自殺した。自分ばかりではなく、娘を死に追いやったこともあり、宗村は三波の殺害を依頼したのだった。

弁護士・横倉義實のお膳立てで、折壁嵩男は煮雪梨花と沖縄旅行に出向く。梨花は三波の愛人であり、彼女を「監禁している」と折壁は三波に伝える。その上で、指定した場所へと一人でやってくるように指示するのだった。

その場所には、宗村がいた。そこで「塩辛」を三波に食べさせる。そして、その塩辛は梨花の大腸で作ったものだと明かすのだった。「殺されたくなかったら、3階のここから飛び降りて助けを求めにいけ」と折壁はいう。

三波は飛び降りるのだが、そこは傾斜地に建てられたマンションであり、7階分の高さがあるところだった。折壁は仕事を終え、再び睡眠薬で眠る梨花のもとへと戻るのだった。

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