「美しい湖の底」あらすじ・ネタバレ・結末【時間逆行型どんでん返しサスペンス】

解説・簡単なあらすじ

ストーリーは、逆行して金曜→木曜→水曜→火曜と4日間の流れを遡っていく。大筋としては、保安官であるジークが、銀行強盗の容疑でエド、アンディ、クリス、彼らの計画に関与したとされるドーキンス判事を追って捜査をするという流れである。

ところが、金曜の時点でアンディ、木曜の時点でドーキンス判事、水曜の時点でクリスが殺害される。そして、エドは逃亡中と思われていたが、実は銀行強盗が起こった時点で既に殺害されていたのだった。

この一連の事件の計画を行ったのは、保安官ジークとエドの妻ステファニーだった。ステファニーは、一人息子を爆発事故で亡くしていた。その爆発事故は、クリスとエドが麻薬密造で起こしたものであり、ステファニーは強い恨みを持っていた。その後、クリスとエドは逮捕・起訴されるのだが、当時、判事だったアンディに賄賂を渡し、大幅に刑期を減らすことに成功する。

ジークとステファニーは不倫関係にあり、息子の実の父親はジークだった。そこでジークとステファニーは、息子を殺された復讐のため、エド、クリス、アンディを殺害する計画を実行するのだった。

ステファニーは、エドに銀行強盗の計画を持ちかける。エド、アンディ、クリスが銀行強盗をはたらき、エドは現金を盗み出そうとするのだが、ジークに射殺される。ステファニーはエドの遺体を埋め、エドが逃亡していると見せかける。

アンディ、クリスは銀行強盗が失敗したと思って逃げ出す。だがその後、アンディはエドが自分たちを裏切って現金を独り占めしようとしているのではないかと確信する。

ステファニーは、クリスをけしかけてもみ合いの後にドーキンス判事にクリスを殺害させる。さらには現金を預かるように指示したドーキンス判事を、アンディに殺害させ、最後にはジークがアンディを殺害するのだった。

詳細なあらすじ

金曜日:アンディが地下室で隠れていると、妻のマーサに「コーンフレークをとってきて」と言われ、娘のサリーが下りてきてしまう。「父さんがここにいると、誰にも言ってはいけないよ」とアンディはサリーに言う。

アンディの弟で保安官のジークは、食卓でマーサと会話をしていた。アンディは、エド、クリスとともに共謀して銀行から夜間に現金を奪っており、銀行強盗の容疑で追われていた。ジークはアンディがいるのではと疑い、地下室へと向かうが、すでにアンディは隣人の車を盗んで逃げ出していた。

その後、銀行強盗への関与が疑われるホーキンス判事の家へとFBI捜査官のカイルとカールとともに向かうと、判事は既に殺害されていた。

アンディは、湖近くの森の中でエドの妻であるステファニーと落ち合う約束をして、森の中で隠れていた。だが、多額の現金を積んで車に乗ろうとすると、助手席にいた何者かにアンディは射殺される。犯人の腕には、「State Champs」の入れ墨が彫られていた。

木曜日:ジークは、銀行強盗の運転手であるクリスを追っていた。だが、クリスはマシンガンで射殺されていた。

クリスとエドは、麻薬の密造を行っており、爆発事故を起こしていた。その事故で、たまたま学校を体調不良で早退していたエドの息子が巻き込まれ、死亡していた。だが、クリスたちはたった8ヶ月の懲役で出所していた。このことで当時、判事であったアンディに賄賂を渡していたとの噂が流れていた。

エドの妻・ステファニーが通報を行い、「エドに『一緒にメキシコへ逃げよう』と言われ、断ったら殴られた」と証言する。だが、その殴られた顔の傷は、自らつけたものだった。

ドーキンス判事のもとへ、アンディが訪れた。アンディは、ドーキンス判事がカネを奪ったとステファニーに吹き込まれており、奪い返しにやってきたのだった。だが、ドーキンス判事はステファニーからカネを預かるように言われていただけだった。ドーキンス判事は、エドやステファニーに19歳の男性との性行為が収められたビデオテープで強請られており、それを回収しようと躍起になっていた。

ドーキンス判事が自宅へ娼夫を呼んでいたところ、運悪くアンディがやってきてしまう。自らの性的な趣味がバレてしまったドーキンス判事は、アンディを殺害しようとするが、返り討ちに遭ってしまう。アンディは、罪を重ねたショックで自宅の地下室に身を潜めることになったのだった。

水曜日:アンディは、エドが奪った金を独り占めしようと、裏切ったのだと確信していた。クリスに「車を隠し、身を潜めていろ。10時にスクラップ工場で待ち合わせだ」と言い残して立ち去る。

アンディはその後、ジークに電話をかけ、強盗事件について話をするのだった。ジークはアンディに、「エドとクリスの事件で賄賂をもらったのか?」と訊ね、アンディはそのことを認めるのだった。

クリスはその後、ステファニーからの電話で呼び出される。そこに、同じく呼び出されたドーキンス判事が現れる。ドーキンス判事は、ビデオテープを回収しにやってきたのだった。ステファニーがクリスをけしかけ、もみ合った結果、ドーキンスはクリスを射殺してしまう。ドーキンス判事は、現金を預かるよう指示される。

火曜日:エドとステファニー夫婦は、息子の爆発事故による死をきっかけに、深い亀裂が入っていた。出所後、エドは定職にも就けず、ステファニーの持ち込んできた銀行強盗計画を実行に移そうと計画していた。

計画直前、ステファニーは「まともに生きようとするのだったら銀行強盗をやめて」と言うのだが、エドは聞く耳を持たない。

銀行では、翌日に配る予定の現金が保管されていた。その金庫は、ドーキンス判事がキーをかけることになっており、そのロック番号をエドはビデオテープをネタに脅し、聞き出していた。

保安官であるジークが一晩中金庫の前で警備することになっていたが、そこに覆面をしたエド、アンディが現れる。ジークに手錠をかけ、手際の悪いエドがなんとか金庫を開け、現金を取り出す。

立ち去る前、ジークはエドを挑発し、拳銃を突きつけられたところ、ジークは紙袋に入れて隠していた銃でエドを撃つ。そしてそこにステファニーが現れるのだった。

ジークとステファニーは不倫関係にあり、子供はジークとの間でできた子だった。息子を殺され、なおかつ正当な罰を受けなかったことに怒りを感じる2人は、エド、クリス、アンディ、ドーキンス判事らを処刑しようと計画していたのだった。

ジークは、局所麻酔薬を打った上で、ステファニーに自らの左腕を撃たせる。エドに撃たれ、金庫前で倒れている振りをするためだった。なお、ジークの右腕には「State Champs」の入れ墨があり、アンディを殺害したのは彼だと判明する。

その後、エドを射殺し、ステファニーは遺体を埋めに行く。エドがカネを奪い、逃亡したことにするためだった。一方、銃声に驚き、ジークが入り口近くにやってきたのを見たアンディとクリスは逃亡するのだった。



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