「ヒガンバナ 警視庁捜査七課 第6話」あらすじ・ネタバレ

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警視庁七課の面々は、火災現場を訪れる。男性が1人焼死体で発見され、女性が1人命を取り留め、救急搬送された。来宮渚(堀北真希)は、遺留品の少年が写った写真を見て、激しいフラッシュバックに襲われる。「ママのところに行かせて…」とつぶやき、渚は気を失う。

病院で目を覚ました渚を、瀬川すみれ(大地真央)が見舞う。彼女は20年前、父親が殺害される現場を見てしまい、泣いて走ってきた渚を保護していた。そんなすみれは、渚が火災現場で20年前のように、「ママのところに行かせて…」とつぶやいていたことが気になり、渚に「少し、休んだ方が良い」と、この事件から離れた方が良い、と言う。

火災現場から、救出されたのは荒木夏子(酒井美紀)という女性であり、男性の焼死体の身元は、20年前に渚の父親を殺害した犯人・狩野勇次(浅野和之)だと判明する。

峰岸雪乃(檀れい)ら七課のメンバーは、渚を心配するが、彼女は捜査を続行する。捜査の中で、夏子は母親を10年介護していた。そんな母親も半年前に亡くし、ちょうどその頃、狩野と知り合うことになったという。

火災現場からは、血液の付着した包丁が見つかるが、その血液のDNAは、夏子や狩野のものではなかった。

事件当日、防犯カメラ映像で、謙人(DAIGO)が夏子に家を訪れたことが明らかとなる。渚は、謙人に会って事件への関与を問いただすが、謙人はのらりくらりと話をはぐらかす。一課は、謙人を重要参考人として事情聴取するが、「父親に会いに行っただけです」と謙人は言う。さらに、謙人には出版社に出勤していたというアリバイがあった。

20年前の事件が、今回の事件に関係をしているのではないかと考えた雪乃らは、再調査を行う。その中で、来宮の父親が青酸カリを飲まされた上で7箇所刺されていたり、自首を促すために訪れた来宮の父親が、渚を連れていったことなど、不可解な点が浮かび上がる。

すみれの旧友で心療内科医の河合百合子は、渚に20年前の事件に関係する書類などを手渡す。その中には、養子縁組届があり、父親の血液が付着していた。養子縁組届には、謙人の名前があり、来宮の父親は謙人を養子として迎え入れようとしていたことが明らかとなる。

夏子は、意識を取り戻し、狩野と交際・同棲していたことや、心中を図ったことなどを明かす。だが、謙人が自宅に来たことの意味や、包丁に謙人の血液が付着したこと、狩野の”秘密”などについて渚は問いただすが、夏子は口を閉ざしたままだった。

謙人は、車を運転していたが、腹部の傷口からは血が滲んでいた。無理を押して運転を続ける謙人は、とうとう事故を起こしてしまう。

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