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「臨床犯罪学者 火村英生の推理 第10話 ロジカル・デスゲーム 最終回」あらすじ・ネタバレ

      2017/01/14

火村英生(斎藤工)は、「ターゲットは、火村英生に一番近い女」というメッセージを受け取る。さらには、顔を塗りつぶされた貴島朱美(山本美月)、篠宮時絵(夏木マリ)、小野希(優香)の写真が同封されていた。

火村は、怪しい人影を追いかけると、その先に諸星沙奈江(長谷川京子)がいた。だが、さらに追いかけると、その先に諸星の姿はなかった。有栖川有栖(窪田正孝)は、鍋島久志(生瀬勝久)に報告し、3人に警護が行われることになる。

小野刑事は、「火村先生や捜査を翻弄する、ブラフではないでしょうか」との可能性を指摘。だが、鍋島は「この部屋にいてくれれば、警備は万全です」と、警察署の会議室での保護を行うという。

火村は、有栖川を危険な目に遭わせてしまったことで、自責の念にかられていた。「もし俺のせいでお前が殺されていたら、どうなっていたか分からん」とつぶやく火村に、有栖川は「そう簡単に、ワトソンは死なん。それに、絶体絶命のピンチには、ホームズが助けにくる」と言う。

さらに、有栖川と火村の関係性について、有栖川は「ボートの同乗者や。お前は鋼のような精神力で、ボートをまっすぐ漕ぐ。だが、お前はたまにボートの底を斧で叩き割るような真似をする。だから、俺はお前を見張ってるんや」と表現する。そこで火村は、「俺は二度と同乗者を危険な目に遭わせたりしない」と誓う。

有栖川は、火村と諸星のことについても語り、「諸星は、ホームズにとってのモリアーティ教授のような存在やな。ホームズとコインの裏表のようになっていて、互いにどこか必要としている」と指摘する。

シャーロック・ホームズ『最後の事件』でのラストについての話になり、ホームズはワトソンに向けて「真の友へ」と書かれた手紙を残し、モリアーティとともに滝壺へと落ちていったことを有栖川は告げる。そこで火村は、「俺もそう書いておけばいいか?」と冗談めかして言うのだった。

火村が下宿に戻ると、諸星が待っていた。火村は、「火村英生に一番近い女…やはり、お前のことだったか」とつぶやく。諸星は、「私たちは似ている。…いや、同じだ」と応じる。

「あなたは、人を殺したいと思ったことがある?それを叶えさせてあげる…殺す相手は、私だ」と言う。京都府警の警察署で、シャングリラ十字軍・鬼塚竜三(竹内涼真)によって、爆破事件が起こる。

諸星は火村に、ゲームについての説明を行う。3つのグラスが用意され、ワインが同量注がれる。さらに、1人分の致死量となる猛毒トリカブトの入ったカプセルが用意されていた。諸星は、火村に目隠しをしていずれかのグラスにトリカブトを入れる。

3つグラスが用意されているのは、まず火村がグラスを選んだ後、諸星が毒の入っていないグラスのワインを飲み、「毒が入っていない」ということを証明するのだという。そこから再度、火村はグラスを選び直すチャンスがある。再び火村がグラスを選び、選ばなかった方を諸星は飲むことになる。

「どんなゲームにも、必ず攻略法がある」と火村は言い、どうすべきか考え始める。火村は、赤・緑・青のグラスから、赤を選ぶ。諸星は、緑のグラスを飲み干す。火村は、赤・青のどちらかを選ぶことになる。

火村は、青にグラスを変えて飲み干す。諸星も赤のグラスのワインを飲む。諸星は、倒れこんで意識を失う。火村は鍋島刑事に「諸星を確保しました。それと、救急車を呼んでください」と電話している最中、一緒に意識を失って倒れてしまう。

火村は救急搬送される。救急車の車内で火村は目を覚ます。小野は、諸星が極秘で別の病院に搬送されていることを告げる。

諸星の運ばれる救急車に、公安部・井出護(渡邉紘平)が乗っていた。井出は、警察内部に内通者がいるのではと考え、尾行に注意を払う。

火村は病室で、諸星と行った「ロジカル・デスゲーム」について有栖川に説明を行う。確率論から言って、最初にグラスを変えない方が助かる確率が高いのだった(最初に赤を選び、青に毒物が入ってる場合、赤に毒物が入ってる確率は1/3、青に入ってる可能性は、2/3となる)。

だが、確率は上げられても、100%助かる保証はないため、火村は「相打ち」となる方法を選んだのだという。諸星が後ろを向いた瞬間、全てのワインを1つのグラスに合わせ、そのワインを再び3等分し、致死量の1/3がそれぞれ入っているようにしたのだった。

有栖川は「俺を1人にすな」と言い、危険なことはもう行うな、と言う。「諸星が逮捕され、もう終わった」と有栖川は言うが、火村は次があるのではないか、と考えていた。

諸星が乗った救急車の後ろを、コウノトリ運輸と書かれたクルマが追走していた。井出は、運転手に言ってクルマを止めさせようとする。銃を突きつけるが、そこで救急隊員に扮した鍋島は、「銃を置け」と言う。鍋島は、井出が内通者であると睨んでいたのだった。

諸星は、井出が落とした拳銃を発砲。鍋島は腕を撃たれ、負傷する。諸星は、仲間に運ばれて逃亡することになる。井出は、鍋島に脚を撃たれてしまい、諸星によって切り捨てられ、射殺される。

諸星が逃亡したと聞き、慌てて有栖川は火村の病室に行く。すると、そこに火村の姿はなく、「ひとりで決着をつけることを許してくれ 真の友へ」と書かれた置き手紙がそこにはあった。

火村は、「天満渓谷で待つ」とのメールを受け取っていた。諸星は、天満渓谷で1人火村を待っていた。火村は諸星とともにダムへと向かう。だが、その途中で山登りにやってきた老夫婦が諸星に気づき、警察へと通報する。

ダムの前で、諸星は火村へ拳銃を向ける。その後、諸星は火村に拳銃を投げて渡し、「次はあなたの番。私を殺したいんでしょ?」と、拳銃を向けるよう指示する。諸星もまた、2つ目の拳銃を取り出し、火村へと向ける。

火村は、諸星へと拳銃を向ける。有栖川、鍋島刑事らは、火村たちのもとへと急行していた。火村は安全装置を外し、そのまま諸星のもとへと走りだす。その直後、乾いた銃声が2発鳴り響く。

有栖川らが到着した時、火村と諸星の姿はなく、火のついたタバコがそこには落ちていた。有栖川は火村の名を叫ぶが、応答はなかった。

有栖川は、「小説の中なら、終わりのない物語を書き続けることができる」と思い、火村の小説を書き始める。そんなある日、有栖川や時絵のいる下宿に、火村が帰ってくるのだった。

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前話:「臨床犯罪学者 火村英生の推理 第9話 地下室の処刑」あらすじ・ネタバレ

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