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「臨床犯罪学者 火村英生の推理 第9話 地下室の処刑」あらすじ・ネタバレ

      2017/01/14

有栖川有栖(窪田正孝)が、シャングリラ十字軍によって拉致された。指導者・諸星沙奈江(長谷川京子)が、構成員である鬼塚竜三(竹内涼真)、城照文(今野浩喜)、大石安奈(仁村紗和)に命じて実行されたのだった。有栖川は、廃ビルの地下室に監禁されていた。その廃ビルを案内したのは、嵯峨信人(野間口徹)だった。

自分と同じニオイを感じた火村英生(斎藤工)を、同じ側へと引きずり込もうとしていたのだった。有栖川は、火村をおびき寄せるための人質にされた。

一方、火村英生(斎藤工)はアポロンこと坂亦に接見を行う。動機について火村は問うと、坂亦は「誰でも良かった…って言えば、それっぽい?どうせアイツらはそのうち、犯罪を犯す」と言う。

自らの犯行を「美しい犯罪」と言う坂亦に、火村は「この世に美しい犯罪などあり得ない。あるのは、お前と同じような醜い犯罪だけだ」と言う。坂亦と接見を行った火村は、貴島朱美(山本美月)と出会う。朱美は、「私を助手にしてください。彼らの心理を理解しなければ、この闇の中で前を進めないんです」と言う。

だが、火村は「断る。助手は有栖川で十分だ」と言う。そんな火村の動向を、城や鬼塚らが見張っていた。

火村は、有栖川に夕食について連絡をとろうとする。だが、その電話をとったのは、諸星だった。童謡『かごめかごめ』が聴こえ、火村は有栖川の身に何かが起こったのではないかと察知する。

有栖川が目を覚ますと、椅子に縛られた上で地下室にいることに気づく。目の前に諸星が現れ、有栖川は驚く。なぜ自分が拉致されたのか、と問う有栖川に、「これは組織と関係ない。…火村を本気にさせたい。彼の中で眠る獣を解き放ちたい」と目的を明かす。「アイツは振り向かんで」と言われ、諸星は「有栖川有栖を殺したとしても?」と言う。

火村は、有栖川の部屋を尋ねるが、応答はない。隣人に訊くと、「昼にお見かけしたんですけど、急にいなくなっちゃって」とのことだった。

諸星は安奈に、有栖川の携帯電話を使い、拉致された有栖川の写真と「あなたは私と同じニオイがする」というメッセージを送らせる。メッセージを受け取った火村は、諸星と接見した際のセリフを思い出し、有栖川が諸星に拉致されていると確信する。すぐ火村は鍋島久志(生瀬勝久)刑事に連絡をとる。

嵯峨は、諸星の「有栖川にもう用はない」という言葉を聞き、有栖川に「俺はアンタの敵じゃない。最悪の時は、アンタを助ける」と密かに伝える。諸星は、「ここを移動する。アイツは処刑する」と告げる。鬼塚に命じて、諸星は有栖川の命を奪おうとする。

公安部が後の捜査を行おうとするが、鍋島は「仲間の命がかかってるんですよ。引き下がれません」と言い、合同捜査を申し入れる。

鍋島の「今から処刑を行う」との言葉に、鬼塚は嵯峨を殴りつけ、尋問を行う。安奈は、嵯峨が音声を録音していると気づいていたのだった。嵯峨は、売れない作家であり、シャングリラ十字軍に潜入して取材していたのだった。

嵯峨は鬼塚に拳銃を突きつけられ、「最後に酒を飲ませてくれ」と言い、城と安奈は酒を用意する。だが、そこで諸星は「私にその命、預けるか?」と問う。諸星は、仲間にしようとする。嵯峨は、その提案を受け入れるが、差し出された酒を飲んで嵯峨は死亡する。

城、安奈のどちらかが毒物を入れたと考え、諸星は鬼塚に命じて2人を縛り付けて残して出て行く。鬼塚は、拳銃には銃弾が入っておらず、嵯峨が信用できる仲間かのテストであったと明かす。

その場に、GPSで追跡してきた火村、刑事らがやってくる。諸星、鬼塚を逮捕するため、緊急配備が敷かれる。一方、嵯峨の捜査は鍋島ら京都府警察が行うことになった。

有栖川は、諸星から「わたしはあなたのそばにいる」と伝言を預かったことを火村に告げる。その後、有栖川と火村は、嵯峨の事件現場に向かう。毒物は青酸カリと考えられた。諸星、鬼塚は最初から殺害の意思はなかったと考えられ、城と安奈のどちらかが犯人と有栖川は考えていた。

だが、火村は「城と安奈は、嵯峨が処刑されると思っていた。動機があっても、毒物を入れる理由がない」と指摘する。

次に、安奈の事情聴取が行われる。安奈は、鬼塚の拳銃に銃弾が入っていなかったことを知っていた。さらに、「城さんが、私のボトルを割って、自分のボトルを持って行こうとした。そこに毒物を入れるために」と彼女は考えていた。

だが、城は「自分のボトルをわざと割って、グラスに毒物を入れた。私に嫌疑をかけるために」と安奈を疑っていた。さらに、「嵯峨の死は理不尽だ」と考えており、避けるべき死であると考えていたと明かす。

小野希(優香)は、火村に謝罪する。坂亦を接見の際に怒鳴りつける様子を見て、「犯罪者側の人間だと思っていた」ことを謝るのだった。だが、火村は「まだ小野さんは私のことを誤解してますよ。あの時、私は過去の自分を見ていたようで。…怪物は私の中で、まだ眠っている」と言う。

城は、クロロホルム、そして「天使」と呼ばれる安楽死用の薬を購入していた。そして、城は「革命のためならいつ死んでも良い。私は、死に方を選びたいだけだ」と言っていた。さらに、「畜生、俺を騙しやがって」と嵯峨の死の間際でつぶやいていたことで、真相に辿り着く。

城は、嵯峨に慈悲をかけようとして安楽死させてやろうと考えていた。さらには、購入した安楽死用の薬が、果たして本当に楽に死ぬことができるのかを確かめるため、嵯峨の酒にその薬を入れたのだった。「畜生、俺を騙しやがって」という言葉は、安楽死どころか、青酸カリという苦しんで死を迎える薬物であり、販売者に騙されていた、という意味だった。

城は、安楽死させようとした自分の行動を正当化しようとするが、有栖川は「それはちゃうぞ!嵯峨は最後も生きることを選択しようとしたんだ」と叱りつける。

火村のもとへ、少女が近づく。その少女から渡された手紙には、「次のターゲットは、火村に一番近い女」と書かれており、朱美、大家の時絵、小野の写真が同封されていた。近くにいた男を見かけ、火村はその男めがけて走りだす。

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