「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう 第9話」あらすじ・ネタバレ

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曽田練(高良健吾)は、杉原音(有村架純)のアパートで「杉原さん、好きです」と自分の気持ちを伝える。そこに、井吹朝陽(西島隆弘)が現れる。気まずい空気が流れる中、朝陽は全く関係ない話をする。練は、その空気に耐えかねるように、その場から離れる。

練が居候している仙道静恵(八千草薫)の家に戻ると、朝陽がやってくる。朝陽は、「2年半交際して、結婚を考えています。…和解のため、それなりのお礼はさせていただきます」と、手切れ金を渡すから引き下がれ、と暗に言う。だが、小夏(森川葵)は「帰って。練の”好き”という気持ちは買えないのよ」と言う。

練は、音が描いてくれた自分の絵を眺め、一方、音は母の手紙を読みながら、「たった1人の人との出会い」について考えていた。音は、仕事場である介護施設・春寿の杜で、朝陽と結婚するという噂が広まっていることを知る。

練が帰宅すると、小夏が会津の母親と電話で話をしていた。電話を代わるよう言われた練は、亡き祖父が残した種を使って育てた大根が収穫時期となったため、「収穫の手伝いをしない?」と誘われ、「考えておきます」と言う。そこに、日向木穂子(高畑充希)がやってくる。

小夏は、中條晴太(坂口健太郎)に「晴太って、素直に『好き』って言わないよね。なんか、ウソっぽいっていうか」と言う。すると晴太は、自分の両親が仮面夫婦であり、互いに恋人がいると明かす。

練は、木穂子と話をする。木穂子が、音に恋人ができたことについて話をすると、練の様子がおかしいことに彼女は気づく。「想いを伝えたの?」と木穂子に訊かれ、練は認める。木穂子は、「音ちゃんが練に会いに行ったって知って、『あっ…』って思ったの。私は会いに行かず、音ちゃんは会いに行った。そのときに、もう運命は決まってたの。2人はもう、同じ船に乗っちゃってるんだよ」と言い、さらに「優しいと、優しすぎるは違うんだよ」などと言って、練を励ます。

練は、音に「会いたいです」とメールを送る。音は、その一文を読み、「お疲れ様です。私も会いたい…」と書きかけて、「今はまだ会えません」と返信する。「分かりました」と書きかけて、練は「声が聞きたいです」と送る。

練は、音からの電話を受ける。「絵、ありがとうございました。凄く嬉しかったです」と礼を言う練に、音は「まだ途中だったんで…」と言う。練は、「じゃあ、続きを…」と言うが、音は無言だった。

練は会津に帰ろうとしていることを告げる。「もし良かったら、一緒に行きませんか?」と練は音を誘う。音は、「休み、合せるの難しいかも」と言う。練は、「もし、上手く合ったら…」と言うが、音は「ごめんなさい、もう今日は寝ないと」と言い、明確な答えは出さなかった。

朝陽は、記者時代にお世話になった弁護士に再会する。「間違ってもいい、自分にウソのない人生を歩みましょう」と過去に自分が言っていた言葉を弁護士に言われ、動揺する。結果、企業買収の話を弁護士に押し切られてしまう。そのことを朝陽は、父・征二郎(小日向文世)に報告して謝罪する。すると征二郎は、「お前のような奴は、早く結婚した方が良い。女房に尻を叩かれれば、やる気が出るだろう」と言われる。

朝陽は、音に「僕の今の仕事は、真面目に社員のため、家族のために働いている人のクビを切る仕事です。僕も、昔の自分の方が好きだった。でも、もう戻れない。でも、音ちゃんの前では、ずっと笑顔でいる。それが最良の方法だと思う。君が誰を好きでも良い。一緒にいよう」と言う。音は、その言葉にどう反応すれば良いか分からなかった。

その帰り、練が迷子になった子供に優しく話かけている様子を見かける。表裏やウソのない、練の様子を音は遠くから眺め、思わず涙してしまう。

練は、柿谷運輸の社長・柿谷嘉美に「実家って、帰る場所じゃなく思い出のある場所のことなんじゃない?」と言われ、ハッとする。その直後、音から「明日、会えませんか?」というメールを受け取る。2人は、19時に会うことになる。

音は、木穂子に「練さんにお別れしてくる」と言うことを明かす。木穂子は、「なんで?」と、本当に好きな練を諦めぬように言うが、音は「井吹君とは、もう2年付き合ってる。今さら裏切れないよ。練さんなら、分かってくれる」と言い、もう心を決めているのだと告げる。

練は、音のことを心待ちにしていた。音は練の元へ向かうが、その途中で奈良から出身したての女性に出会う。ひったくりに会い、困っている彼女を交番に連れて行く。「これ、奇跡を呼ぶブレスレット」と、そのブレスレットをお礼に贈られる。その途中、ひったくりの男を見つけ、カバンを取り返すことに成功する。

だが、「ひったくり」という言葉に反応し、近くにいた男性が、男を警察に引き渡そうとする。ひったくりの男は逃げ出す。

その時、練は音の携帯電話に留守番電話にメッセージを残す。北海道で見た朝日のこと、幸せになって欲しいと言ったことを練は話す。一方、音はひったくり犯と男たちが歩道橋の上でもみ合うのを止めようとして、押された表紙に階段から落ちてしまう。音は病院へと救急搬送されてしまう。

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