「僕のヤバイ妻 第8話」あらすじ・ネタバレ

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簡単なあらすじ

1) 鯨井有希(キムラ緑子)は、緒方を殺害したことを和樹(高橋一生)に話す。レンタル夫の契約解消を告げるが、和樹(高橋一生)は「一緒に望月夫婦を脅して2億円を手に入れよう」と言う。

2) 北里杏南(相武紗季)が自宅で毒物により死亡する現場を目撃した幸平(伊藤英明)は、酷く動揺していたが、望月真理亜(木村佳乃)は「この危機を2人で乗り越えよう」と言う。だが、翌日に「北里杏南を殺害したことを知っている。2億円を渡せ」という脅迫状がポストに入れられ、さらに幸平は動揺してしまう。

3) 杏南を殺害したことで、幸平は幻覚や幻聴を見聞きしてしまう。相馬誠一郎(佐藤隆太)刑事に、幸平は「私が杏南を殺してしまいました」と自供する。刑事に幸平が連行されたことを知った真理亜は、幸平との関係を修復するのは不可能だと悟る。杏南は実は生きており、杏南自身に警察署に幸平を出迎えに行かせる。

4) 杏奈が毒殺されたかに見せかけたのは、真理亜の計画だった。2億円の報酬で、杏奈は手を貸したのだった。一方、真理亜は自身の計画が、緒方が殺害されて瓦解したのだと有希に言う。

5) 真理亜は、緒方を殺害したのは有希であると断定する。「一緒に警察に出頭しよう」という真理亜だったが、有希は拒否。和樹が本当の夫ではないことを指摘されて逆上した彼女は、真理亜の腹部を刺してしまう。真理亜を誘拐し、幸平から2億円を奪おうと彼女は和樹とともに動き出すのだった。

起:望月夫婦

鯨井有希(キムラ緑子)から、「緒方(眞島秀和)殺したのは私」と告白された鯨井和樹(高橋一生)は、既に知っていたと告白する。緒方を尾行していた有希が、帰ってきた際に酷く動揺していたことから気がついたのだという。

有希は、緒方がレンタルルームから出ていったのを見かけ、部屋に入り込んだのだった。2億円を探したが、部屋にはなかった。そんな中、緒方が帰ってきて鉢合わせしてしまう。有希は緒方に「あなたがグルだというのは知っている。2億円を渡しなさい」と言う。

緒方は、「あなたを殺して、僕も死ぬ」と言ってナイフを取り出し、襲いかかった。だが、勢い余った緒方は窓から落ちそうになり、有希は緒方の足を窓から押し出し、緒方は地面に落下したのだった。

有希は、「お金はもうない。」と、レンタル夫の契約解消を言い渡すが、和樹は「未払いの給料が残ってる。…だから、協力してもらう」と言う。

北里杏南(相武紗季)は、毒物・アドキシン入りの食事を食べてしまい、死亡してしまう。望月真理亜(木村佳乃)は、杏南の遺体を山中に埋める。幸平は、横路正道(宮迫博之)に「離婚協議の前の話し合いで、ケンカしてしまって。真理亜は今日、帰ってこないかもしれません」と言って帰す。

真理亜は家に戻ってきて、「私だって怖いし、苦しい。でも、二人で分かち合えば、きっと大丈夫だから」と言って、幸平とともに罪を共有するつもりだと言って幸平を落ち着かせる。幸平は、外していた結婚指輪を真理亜に渡し、無言で自分の左手を差し出す。真理亜は指輪を嵌め、二人は夫婦に戻る。

承:幸平の動揺

小暮久雄(佐々木蔵之介)に対し、真理亜は「狂言誘拐に警察が気付きました。小暮さんにもご迷惑がかかるかもしれません」と手紙を残していた。そこに、相馬誠一郎(佐藤隆太)刑事がやってくる。小暮は、あっさりと狂言誘拐の計画立案や指揮していたことを認める。だが、緒方の殺害は否定する。

緒方には亡くなったサトコという妻がいた。その死に加担していたことを疑われ、相馬刑事に「出ていってください」と不快感を露わにする。

真理亜は幸平に2億円を回収し、いつも通り仕事に出かけるよう促す。「自首する」という幸平に、真理亜は「お姉ちゃんや、お母さんはどうなるの?幸平だけの問題じゃないんだよ」と説得し、平静を装うよう言う。

だが、真理亜は「2億円用意しろ。北里杏南を殺したことを知っている」という脅迫状を見つけ、驚く。脅迫状に、幸平は酷く動揺する。真理亜は、「私たちの知らない敵がいる」と言う。

脅迫状を置いたのは、鯨井和樹(高橋一生)だった。有希に盗聴を続けるよう指示し、何か動きがあれば知らせるように指示し、バイトに出かける。

幸平は、杏南の部屋から2億円を回収して仕事に出かける。真理亜は、横路が脅迫状を書いたのか、本人に確認する。横路は否定し、さらに杏南は「杏南さんが死んだのは、私の計画通り…幸平には黙っててください」と言う。

横路は、真理亜の狙いについて、「幸平君への復讐なんかじゃないんだろう?小暮さんや、サトコさんのためでもあるんだろう?」と言う。真理亜は、にこやかに笑うだけであった。横路は、頼まれていた盗聴器を発見する機器を真理亜に渡す。真理亜は、自宅で和樹の仕掛けた盗聴器を発見した。

真理亜は、店に出かけるが、罪悪感から幻覚を見る。さらに、従業員に「杏南さんに連絡がつながらないんです」と言われ、動揺する。一方、和樹のもとへは、刑事がやってきた。

真理亜は、自宅で鼻歌を歌いながらケーキ作りを行う。盗聴器は仕掛けられたままにしていた。

幸平は、店に出勤するが、杏南の幻覚や幻聴を見て怯える。そんな時、相馬刑事(佐藤隆太)がやってきた。「北里杏南さんと話をしたいんですが、連絡がつながらないんです」という。

転:真理亜の誤算

真理亜は盗聴器に向けて、「私、シフォンケーキ焼いたんですけど、食べにきませんか?」と言う。有希は酷く慌てて、和樹に連絡をしようとするが、和樹は警察に事情を聴取されていた。そんな中、真理亜は有希の家のインターホンを鳴らし、「シフォンケーキ、食べませんか?」と言う。

幸平は、相馬刑事の前で杏南との思い出話を語る。ついには泣き出してしまい、「私が殺しました。杏南を殺してしまいました」と自供してしまう。

真理亜は、有希とともに紅茶を飲んでいた。そんな中、幸平の店から電話がかかってくる。「幸平さんが、警察に連れて行かれました」と言われ、真理亜は、「…これまでか」と言う。

真理亜は、有希に「脅迫状書いたの、有希さんですか?和樹さんも関係してるのかな。…でも、意味ないんです。私が杏南さんに頼んだのは、死んだふりをしてもらうことだったんです。杏南さん、生きてるんです」と言う。

警察署で、杏南が目の前にやってきて、幸平は腰を抜かす。杏南は、2億円を手に入れる代わりに、真理亜の計画に協力したのだった。毒を飲んで死んだふりをして、血糊のカプセルで血を吐いたように見せかけたのだった。さらに、幸平が回収し、クルマに置きっぱなしにしていたバッグを杏南は、真理亜に渡されたスペアキーで開けて奪った。

真理亜は、有希に「私たち夫婦は、もう終わりです。修復はできません…有希さんも、もう、終わりにしませんか?緒方君を殺したの、有希さんですよね?」と指摘する。真理亜の計画が瓦解したのは、緒方を殺害したからであり、「有希さんに計画を邪魔されるとは思いませんでした。誤算でした」と言う。

「警察に全てを話します」と言う真理亜に、有希は「私たち夫婦がめちゃくちゃにされたのは、アンタのせいよ!」と言う。だが、真理亜は冷静に「夫婦じゃないですよね?」と、和樹は単にカネで雇われたレンタル夫であると気づいていたと言う。

逆上した有希は、真理亜をナイフで刺してしまう。腹部を刺され、真理亜は苦悶の表情を浮かべる。帰ってきた和樹は、負傷した和樹に驚く。有希は、「アンタにも協力してもらうわよ!2億円を奪ったら、死ぬまで夫でいてもらうわ」と言う。

結:誘拐された妻

幸平は、杏南が死亡したように見せかける計画を実行した真理亜に怒りつつ帰宅した。真理亜の名前を叫ぶ幸平だったが、家に真理亜の姿はなかった。テーブルに置かれた「妻を誘拐した。2億円用意しろ。警察に言えば妻の命はない」という脅迫状を見つけ、破り捨てる。

一方、真理亜は有希の家で腹部から出血しながら倒れていた。和樹は、幸平が帰ってきてからの様子を盗聴していた。

相馬刑事は、緒方の死亡した現場にあった絵に、有希の指紋が発見されたと上司に報告する。有希は、緒方殺害容疑で逮捕されることとなった。

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