「僕のヤバイ妻 第7話」あらすじ・ネタバレ

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簡単なあらすじ

1) 北里杏南(相武紗季)は、望月真理亜(木村佳乃)に毒物・アドキシンを渡す。半分は真理亜が料理に使い、もう半分は杏南が持つことになる。「幸平が警戒して料理に手をつけなかった場合、ワインに入れて食事会に持ってきて欲しい」と真理亜は言う。

2) 真理亜は、幸平(伊藤英明)と買い出しに出かける。一方、その間に杏南は望月家に侵入。幸平こだわりの岩塩の入ったソルトミルにアドキシンを混入した。杏南は幸平と結託し、真理亜を亡き者にしようと画策していた。

3) 2人は調理を行い、緊迫感が走る中、食事が行われる。真理亜は、「ごめんなさい、私はあなたを殺そうと思ったの」と、スペアリブに毒を入れたのだと明かす。突然の涙の告白に、真理亜がアドキシン入りのアクアパッツァを食べようとしているのを、思わず止めてしまう。

4) 杏南がやってきて、幸平は「もういいんだ…」と言う。計画が中止となり、杏南は落胆する。つい、食卓に並んだパンをアヒージョにつけて食べてしまう。だが、そこにもアドキシンが入っており、杏南は即死する。真理亜は、杏南の遺体を運んで隠そうとする。そこで、真理亜が杏南と幸平を結託させるも、「殺そうにも、愛してるが故に殺せなかった」と決着させる計画を立てていたのが明らかとなる。

5) 鯨井有希(キムラ緑子)は、和樹(高橋一生)に「緒方を殺したのは私」と明かす。

起:幸平の決意

北里杏南(相武紗季)は、望月幸平(伊藤英明)に会った後の帰り道、突然、鯨井有希(キムラ緑子)に背後から襲われる。杏南は、殴られたゴルフクラブを奪い、有希に反撃しようとやってきた。だが、そこで鯨井和樹(高橋一生)と望月幸平(伊藤英明)に止められる。

怒りに駆られた杏南は、幸平の前で和樹がレンタル夫であり、有希とは婚姻関係がなく「カネで囲っているだけ」と明かす。さらに、杏南は「アンタも私たちに近付かないで」と和樹に言う。

杏南は、ウルシマメの種を使用し、自宅でアドキシンを生成する。さらに、即死するレベルまで純度を上げる。幸平は杏南を手伝いながら、「殺らなければ、殺られる…これが俺たち夫婦が辿り着いた答えなんだ」と考えていた。

承:食事会

横路正道(宮迫博之)の元へ、望月真理亜(木村佳乃)から電話がかかってくる。「N31の意味、まだ幸平に伝えてないんでしょ?その調査報告書、幸平の10倍で買います」と言う。

相馬誠一郎(佐藤隆太)は、緒方彰吾(眞島秀和)の死亡現場から走り去る女の防犯カメラ映像を解析し、その女性が真理亜であると考えていた。

真理亜は、杏南からアドキシンを受け取る。カレー味のスペアリブに混ぜる、と真理亜は考えていたが、幸平は手を付けない可能性があった。そのため、真理亜は杏南にも食事にやってきてもらい、彼女が持ってきたワインにもアドキシンを入れよう、と提案。2人でアドキシンを持っているように分けた。

和樹は、望月家に侵入。2億円を探すが見当たらず、コンセントの中に盗聴器を仕込んだ。一方、幸平と杏南は話し合い、2人で協力して真理亜を返り討ちにしようと考えていた。

夕食会の当日、幸平は公園で真理亜と会う。「1日しか会っていないのに、しばらく会ってないかのように感じるは。ドキドキしちゃった。初デートって、こんな感じかしら」と言う。さらに、2人はボディチェックをし合い、毒物やスタンガンなどを持っていないことを確認する。

転:緊迫の調理

買い出しに出かけ、真理亜は「まるで仲の良い夫婦のようね」と言う。真理亜はスペアリブを作ると言い、幸平はアクアパッツァを作ると言う。幸平は、アクアパッツァに毒物を仕込もうと考える。2人が買い物に出かけている間、幸平こだわりの塩が入ったソルトミルに杏南はアドキシンを混ぜていた。

有希のもとに、金融会社からの督促状が送られていた。彼女は返済が滞っていた。そんな彼女は、目の前の家に幸せそうに映る幸平と真理亜が帰ってきていた。一方、和樹は2人が帰ってくるのを見計らい、盗聴を開始する。

幸平は、アドキシン入りの岩塩を使い、真理亜が調理を開始したことで、つい大声を上げてしまう。「アレも毒か…」と、幸平は真理亜の調理する様子を見つめていた。一方、真理亜はこっそりと、杏南に「計画通り、9時にワインを持ってきて」とLINEを送っていた。

幸平は、スペアリブの調理中、アドキシンを混入しているのを見ていた。そんな中、相馬刑事がやってくる。防犯カメラ映像に映っていた女が履いていた靴が、白金のセレクトショップで購入されたものであると突き止めたのだという。靴を見せて欲しい、と言われて真理亜は見せる。だが、彼女はその靴を所持してはいなかった。

一方、相馬刑事は、鯨井有希のもとを訪れる。和樹は、先回りして自宅に戻る。盗聴の会話内容から、相馬刑事が鯨井家を訪れることを予見したのだった。そして、和樹は防犯カメラの映像に映った女の靴を隠していた。

相馬刑事は鯨井家を訪れ、「鯨井さんが、白金のセレクトショップの顧客であるということが判明しました。一応、靴を見せてください」と言う。だが、既に靴は和樹によって隠されていた。

幸平は、食卓に並んだ食事を見て、「これも、これも…みんな毒入りか」と思う。2人は乾杯し、食事が始まる。幸平は、真理亜に促され、生ハムなどを慎重に口にする。さらに、スペアリブをとりわけ、「温かい内に食べて」と言う。

一方、真理亜はカレー味ではない方のスペアリブを食べる。幸平は、「塩コショウの方ならいけるか」と、慎重に口に運ぶ。今度は幸平がアクアパッツァをとりわける。「アドキシンを喰らえ…」と幸平が思う中、真理亜は「これ、最初に作ってくれたの覚えてる?」と、思い出話を語り出す。

結:真理亜の計画

「そんな話、どうでもいい」と幸平が思う中、真理亜は急に泣き出す。「ごめんなさい…私、あなたに毒を盛ろうとしたの。カレー味のスペアリブに、毒が入ってるの。あなたにウソをつかれたり、スタンガンを当てられて、ワーってなっちゃって。あなたのことを殺そうと思ってしまったの。これから杏南さんがやってきて、持ってくるワインにもアドキシンが入ってるの」と懺悔する。

そんな真理亜がアクアパッツァを口にしようとして、幸平は止める。「冷めちゃったから、温めなおす」と幸平が誤魔化す。そんな中、杏南がやってくる。泣いている真理亜を不審に思う杏南に、真理亜は「計画、全て幸平に話したの。やっぱり、私にはできない」と言う。

杏南は、「何それ…」と言い、食卓のパンをアヒージョに付けて食べる。それは、真理亜が誤ってアドキシン入りの岩塩を使って調理したものだった。杏南は、吐血して死亡する。「幸平、私のことを殺せなかったのね?」と訊き、幸平は頷くしかなかった。

そんな中、横路が真理亜に調査報告をしにやってきてしまう。幸平は、真理亜に言われ、横路に対応するように言う。一方、真理亜自身は杏南の血液を拭き取り、遺体を運ぶ。

上がり込む横路に困惑する幸平だったが、既に遺体は消えていた。だが、横路はわずかに残る血液から、何かがその場で起こっていたことを感づく。

一方、有希は、和樹に「あなたよね?私の靴を隠したの。…もう気づいてるんでしょ?緒方を殺したのが私だって」と告白する。

真理亜は杏南のバッグから、レコーダーを取り出す。そのレコーダーは、彼女が杏南に渡したものだったのだ。真理亜が杏南に、幸平の殺害計画を話した時、「…この計画には、続きがあるの。今の会話、レコーダーに録音したの。この会話を、幸平に聴かせるのよ」と言ったのだ。全ては、真理亜の計画の内であった。

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