「ラヴソング 第8話」あらすじ・ネタバレ

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簡単なあらすじ

1) 佐野さくら(藤原さくら)は、耳鼻咽喉科・増村泰造(田中哲司)医師に、喉の腫瘍があることを指摘され、精密検査の結果、喉頭肉腫であると診断される。手術が必要であり、場合によっては声帯も切除せねばならないという。

2) 一方、神代広平(福山雅治)は、シェリル(Leola)への楽曲提供について本腰を入れる。シェリルが気にいる曲がかければ、弦巻竜介(大谷亮平)にさくらのデビューを約束してもらえるということであり、神代はなんとしてでもシェリルへの楽曲提供を成功させようとする。

3) 手術で声を失うかもしれないということから、さくらは悔いを残さないためにもワンマンライブを行おうとする。神代はライブを必ず観に行くと言うが、曲作りの方向性を決めるため、シェリルに会えることになり、ライブを観に行くことができなかった。

4) さくらは、ライブを成功させ、満足感に浸っていた。そんな中、天野空一(菅田将暉)は「やっぱりお前のこと好きだわ」と告白する。「お前がそばにいない人生なんて、考えられない」と言う空一は、さくらとキスをする。

起:さくらの病状

佐野さくら(藤原さくら)は、喉の不調から、耳鼻咽喉科・増村泰造(田中哲司)医師の外来を受診し、そこで喉頭に腫瘍が見られ、精密検査の必要を告げられた。検査入院を行う必要があり、増村は「このこと、広平は知ってるの?」と訊くが、さくらは「知りません」と言う。

神代広平(福山雅治)は、シェリル(Leola)への楽曲提供について本腰を入れ始め、弦巻竜介(大谷亮平)らレコード会社のスタッフたちと相談する。神代は、弦巻に「佐野さんのデビュー、忘れてないよな?」と念押しする。シェリルに楽曲提供する代わりに、神代はさくらをデビューさせようとしていたのだった。

中村真美(夏帆)は、天野空一(菅田将暉)とともに引っ越しのための荷造りを行う。真美は、最近のさくらの様子がおかしいと感じ取っていた。「さくらは、真美に頼らないように頑張ってるんじゃないか?」と空一は言う。心配する真美に、空一は「さくらには、俺がいるから大丈夫だ」と請け負う。

神代は、増村から「佐野さんの喉に、悪性腫瘍が発見された。最悪、声帯をとらなければいけないかもしれない」という。それは、声を失う可能性があるということを意味していた。増村は、検査結果をさくらに伝える際、神代に立ち会うよう求める。神代は躊躇するが、増村は「なんとしてでも来い」と言う。

承:神代の苦悩

さくらは、真美の結婚式の招待状を受け取った。招待状には、「御祝詞を承りたく…」と書かれており、複雑な思いだった。真美の引っ越し前日、2人で同棲解消を惜しむが、喉に腫瘍があると真美に伝えることができなかった。

真美がいなくなって寂しくなった部屋で、さくらは病院での結果説明を受ける日を迎える。動揺するさくらの様子を見て、神代はどうすべきか、どう声をかけていいか分からなかった。

増村は、「声帯近くに肉腫が見つかりました。手術をする際、場合によっては声帯をとらなければならない。そうなると、声が出なくなる」と伝える。だが、さくらは「友達の結婚式で、スピーチをするんです。それまで待ってもらえますか?」と言うが、増村は「転移の可能性を考えて、早く手術した方が良い」と言う。

さくらが診察室を出ると、待合室に神代がいた。さくらは、「これは私の問題なんで、1人でなんとかします」と言う。神代は、「俺にできることはなんでもする」と言い、そんな神代にさくらは「好きになってと言ったら、好きになってくれるんですか?無理でしょ。だったら優しくしないで…先生はシェリルの曲をやって。夢が叶うんでしょ?応援してるんで」と言う。

さくらが家に戻ると、そこに空一がいた。さくらは「なんでおるん…」と言い、泣き出してしまう。空一は、さくらを抱きしめて慰める。さくらは、自分の病気について話す。さくらは、「やっぱり、手術しとうない…もし歌えなくなったら、意味がない。生きてる意味がない」と言う。

そんなさくらに空一は、「まだ決まったわけじゃないんだから。悲観的になるな。絶対に大丈夫だから」と勇気づける。さくらは、「真美には言わないで…」と空一に口止めをする。

転:さくらの決意

落ち込むさくらを、空一は海辺に連れて行く。2人で大声を出し、その後、さくらは「この前、振られた」と神代に振られたことを明かす。2人で水を掛け合い、さくらは「なんで私なんかね…」とつぶやく。

そんな中、近くに少女がいるのを発見して2人は声をかける。その少女も吃音を持ち、「話し方、変だと言われた」と言う。さくらは、「悲しいよね。ツライよね。でも、良いこともあるよ。人の優しさを知ったよ。それに、歌に出会って、世界がガラッと変わった。強くなれた。強くなれれば、幸せになれる」と勇気づける。

さくらは、空一と再び増村のもとを訪れ、「手術します。お願いします」と言う。1ヶ月後に手術するということを、増村は神代に伝える。神代は、「今、シェリルの曲を作ってんだ。気に入ってもらえれば、佐野さんのデビューも約束される。…佐野さんの声を残してくれ」と言う。

さくらは、手術前に単独ライブを行いたい、と言う。一方、神代はシェリルのスタッフに「バラード調の曲ではなく、ポップ調で作って欲しい」と急に言われ、「曲を作る上で、本人に会わせて欲しい。そうでなければ、二度手間、三度手間になる」と不平を口にする。だが、「チャンスを活かすも潰すも、あなた次第ですよ」と言われ、神代は黙るしかなかった。

さくらは、宍戸夏希(水野美紀)のもとを訪れる。夏希は、さくらにライブハウス・Sでの一件を詫びる。だが、さくらは気にしていない様子で、ワンマンライブのチラシを手渡す。そして、「最後のライブになるかもしれないんです。私、喉にがんみたいなのができちゃって」と明かす。

さらに、さくらは神代にワンマンライブを行うことを伝える。「あの曲、歌ってもいいですか?」とさくらは訊き、神代は「もちろんだよ」と快諾する。そして、ワンマンライブを観に行くことを約束する。

結:ワンマンライブの成功

神代は、弦巻と打ち合わせをしている中、「シェリルと直接会える」と急な連絡を受ける。だが、さくらのライブの時間が近づいてきていた。神代はシェリルと会うことを選び、弦巻に「佐野さんのデビューの話、確約できるんだろうな?」と詰め寄る。

神代が来れなくなるかもしれない、と夏希に言われ、さくらはライブを始める。吃音の障害を持っていることを明かし、「自分を見せる勇気を持っていればよかった。今日は、本当の私を見てください」と言う。

『好きよ 好きよ 好きよ』を歌いだし、さくらは観客を魅了する。一方、福山はシェリルに面会する。だが、シェリルは神代に興味なさそうな様子であった。

ライブを終え、屋上で佇むさくらに、空一は「やっぱりお前のこと好きだわ」と告白する。「お前がそばにいない人生なんて、考えられない」と言う空一に、さくらは「これからもずっと一緒にいるじゃん」と応じる。さくらは、空一のキスを受け入れた。

シェリルは、「なんか、印象変わりました。老けましたね」と初対面の神代に言う。神代は面くらいながらも、「どういう曲がいいのか、具体的なイメージを教えて欲しい」と言い、シェリルは「売れる曲」と即答する。

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次話:「ラヴソング 第9話」あらすじ・ネタバレ

前話:「ラヴソング 第7話」あらすじ・ネタバレ

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