「ラヴソング 第4話」あらすじ・ネタバレ

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簡単なあらすじ

1) 佐野さくら(藤原さくら)にプロデビューのスカウト話が舞い込んでくる。さくらは迷うが、神代広平(福山雅治)の後押しもあり、真剣にプロデビューを考え始める。

2) 神代は、さくらのスカウトされた会社の社長・桑名喜和子(りりィ)と関わりがあった。神代が宍戸春乃(新山詩織)とプロデビューした際、関わっていたのが桑名だった。桑名は、「あなたが関わるなら、この話から手を引く」と言われ、神代は関わる気はない、と言う。

3) さくらは、桑名との面談を控えていたが、空一がケンカ沙汰を起こし、その面談の場に姿をあらわすことができなかった。結果、プロデビューの話はなくなり、さくらは夢を諦めることにする。

4) 神代は、さくらに代わって、デモCDを桑名に渡そうとするが、桑名はさくらの周囲にいる空一がケンカ沙汰、詐欺まがいのバイトをしていたことを問題視し、デビューの話を白紙に戻したのだと明かす。さらに、神代がかつて一緒にプロデビューした春乃のことを引き合いに出し、「あなたのせいで、春乃は音楽を辞めた」と神代を責める。

5) 空一は、さくらに謝罪し、許そうとするさくらに、空一は思わずキスをする。一方、神代はかつて使っていたギターをじっと見つめていた。

起:さくらのスカウト

神代広平(福山雅治)は、佐野さくら(藤原さくら)とのライブ後、宍戸夏希(水野美紀)の家に居候するのをやめ、ついに自分の部屋を借りることにした。かつてのバンド仲間である増村泰造(田中哲司)、星田和夫(渋川清彦)、そして天野空一(菅田将暉)にも引っ越し作業を手伝ってもらい、その慰労会として、神代たちはライブハウス・Sに行く。

4人が飲んでいると、夏希がやってくる。そこで空一は、神代と夏希が男女の関係ではない、と知る。そんな話の中、レコード会社に勤める水原亜矢(りょう)がやってきて、さくらをスカウトしたい、と話す。

その話を聞き、空一は喜び勇んでさくらのもとへ行く。「レコード会社の人が、お前のことをスカウトしに来た!」と告げ、さくらは驚く。空一は「俺がマネージャーになって、お前のことを支えてやる」と言い、自分のことのように浮かれる。また、神代と夏希が交際していないことも知り、中村真美(夏帆)は神代のことを「まだチャンスはあるかもね」とさくらに耳打ちする。

承:神代の過去

さくらは、神代にスカウトの話を相談し、水原と会うことにする。ホテルのロビーで3人は会い、水原はさくらの吃音に戸惑う。神代は、「初めてのことは、戸惑いますよね」と言い、水原にさくらのことを受け入れてもらおうとするが、水原は短時間で面談を切り上げ、「こちらから連絡します」と席を立ってしまう。

吃音のせいで脈なしと感じたさくらは落ち込むが、神代は「印象は残せたんじゃないかな。好印象であれ、悪印象であれ」と励ます。さくらとの分かれ際、神代は「君は今後も歌った方が良い」と言う。

神代は、レコード会社社長・桑名喜和子(りりィ)に会いに行く。桑名は、かつて神代がバンドデビューした際に関係していた人物であり、昔から知っていた。桑名は、神代のことを警戒しており、「あなたが関わるのならば、あの子から手を引く」と言う。そんな桑名に、神代は「自分は関わるつもりはありません」と言い、桑名は「ならよかった」と、さくらと会うことにする。

転:潰えた夢

連絡を待つさくらのもとへ、今度はレコード会社社長・桑名喜和子(りりィ)との面談の連絡がやってくる。さくらはその連絡を受け、居ても立ってもいられず、神代の診療室に駆け込む。

一緒に面談に行ってくれると思っていたが、神代は「呼ばれたのは、佐野さんだから」と、同行はしないと言う。気落ちしたさくらだったが、歌手デビューを夢見て、1人で会いに行くことにする。

さくらは、空一に運転手をしてもらい、レコード会社へと向かう。だが、その途中で、空一はバイト先に携帯電話を忘れていたことを思い出す。「携帯をとりに行って良い?」と言われ、さくらもその場所へと連れて行かれる。

空一が行っていたバイトは、安物のアクセサリーを高額で売りつけるという悪徳商法のキャッチであり、引っかかった女性が、ガラの悪い男性を伴って文句を言いに来ていた。社長はさっさと逃げ出し、空一は、渡辺涼子(山口紗弥加)が絡まれていたため、たまらずに助けに入る。

ケンカに発展し、警察沙汰となってしまう。さくらも、空一を止めようとして、顔に怪我を負う。警察官に事情聴取され、さくらは桑名に連絡することもできず、約束の時間をすっぽかしてしまった。さくらは水原に連絡をするが、「もったいないことをしたわね」と、もうチャンスはない、と告げる。

さくらは夢を諦め、自動車整備の仕事を行う。神代に、顔を怪我した理由を訊かれるが、さくらは「ぶつけた」としか言わなかった。

結:神代の決意

神代は、さくらの歌を入れたデモCDを桑名に持っていくが、桑名は既に警察沙汰や、空一の詐欺まがいのバイトのことを知っており、「才能のある者のそばには、必ず足を引っ張ろうとする者がいる」と言う。

さらに、神代がプロデビューした際のことも引き合いに出し、「あなたレベルの才能の人は、いっぱいいる。…春乃が音楽を辞めたのは、あなたに同情したから。それで事故に遭って死んだ…結局、大した女じゃなかったのよ」などと言う。その言葉に神代は静かに怒り、部屋を出る。

さくらのもとへ、空一は謝罪しに行く。「俺が夢を潰してしまった」と、泣いて何度も謝る空一を、さくらは「もう、いいって」と許す。空一はさくらにキスをする。一方、神代はライブハウス・Sで、笹裕司(宇崎竜童)が飾っていた自分のギターをじっと見つめているのだった。

次話:「ラヴソング 第5話」あらすじ・ネタバレ

前話:「ラヴソング 第3話」あらすじ・ネタバレ

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