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ドラマ「重版出来! 第10話(最終回)」あらすじ・ネタバレ

   

簡単なあらすじ

1) 中田伯(永山絢斗)の『ピーヴ遷移』の連載が開始され、10週が経過した。人気や注目度は確実に上がっていたが、人付き合いできない中田の性格でアシスタントが長続きしなかったり、中田自身、漫画にのめり込み過ぎるため、黒沢心(黒木華)は心配していた。

2) 心は、中田の『ピーヴ遷移』第1巻を売ろうと、サイン会や三蔵山龍(小日向文世)のコメントの入った帯を用意しようとする。だが、中田は「面白い漫画を描きたいだけなんだ」と言って、協力を拒否する。

3) そんな中田に対し、三蔵山は多くの人々が漫画に携わり、自分たちを支えてくれているのだと伝える。中田は、心に謝罪し、自ら三蔵山のコメントの入った帯や、サイン会を開くことを依頼する。

4) 三蔵山は、近代芸術文化賞の漫画部門大賞を受賞する。その受賞式のスピーチで、ドラゴンシリーズ』に終止符を打つのだと明かす。筆を折るものかと思われ、和田靖樹(松重豊)編集長たちは驚く。だが、三蔵山は「これから、新しい漫画を私は描く。原稿の前では、皆平等だ。面白い漫画を描けばいい。この賞を『長年描いてきた退職金代わりの功労賞』だと思っている若い漫画家たちには負けない!」と宣言する。

5) 中田の『ピーヴ遷移』第1巻に、重版出来がかかる。そのことをバイブス編集部一同、大喜びするのであった。

起:過酷な連載

中田伯(永山絢斗)の『ピーヴ遷移』の連載が開始され、10週が経過した。黒沢心(黒木華)は、担当編集として、中田のアシスタントを探すが、すぐに辞めてしまうことに頭を悩ませていた。

中田はアシスタントと会話せず、ろくな食事も用意しない。さらには、鬼気迫る様子で原稿用紙に向かう姿が、「怖い」と言われてしまっていた。その様子を聞き、三蔵山龍(小日向文世)は「魂を削って描くタイプの漫画家は、心をやられやすい。誰かがこちらがわにつなぎとめてあげないと」と心配する。

『ピーヴ遷移』は、徐々に人気を獲得し、人気漫画家・高畑一寸(滝藤賢一)らにも注目されるようになる。だが、アシスタントも長続きせず、食事もとらず、寝る暇も惜しんで1人で描き続ける中田を心は心配する。

心は、食事を用意し、寝るように指示するが、中田は聞き入れようとしない。ある日、心は漫画を描きながら意識を失った中田を発見し、「このままでは連載を続けることができない」と、生活をしっかりとして欲しいと訴える。

承:衝突

心は『ピーヴ遷移』第1巻が発売されることを伝え、コミックの表紙ラフを描いて欲しいと依頼する。さらに、三蔵山のコメントが帯となることや、サイン会を開催したいという書店があることを伝える。ところが、中田は「売れるかどうかなんか、関係ない。僕は面白い漫画を描きたいだけなんだ。僕は僕のために漫画を描いている!…僕を支配しようとするな!」と言って、心たちの依頼を拒否する。

心は、表紙を描いてもらうことができず、今までの連載の中から、使えそうなカットを抜き出すことにした。そして、主人公ではなく、禍々しい「ピーヴ」を表紙に使うことを考え、好評を得る。

そんな中、中田は三蔵山の家を訪れる。三蔵山の妻に色々と世話を焼かれ、やはり中田は鬱陶しそうにする。そんな中田に対し、三蔵山は「すまんね。悪気はないんだが、彼女は若い人に食べ物を食べさせるのを仕事だと思っている」と言う。

三蔵山は、「おにぎり1個を作るのに、どれくらいの水が使われているか知ってるかな?米を収穫するところから考えると、270 Lらしい。バーチャルウォーターというそうだ。…世の中は、君が思っている以上に広い。一つの物事に、多くの人々が携わっているんだ。そのことを考える方が、僕は面白いと思っている」と伝える。

転:バーチャル・ウォーター

中田は、自分の漫画にも、心を始めとして、多くの人々が関わっているのだと理解する。そのことが分かり、中田は心に謝罪する。そして、自ら三蔵山のコメントや、サイン会
を開くことについて願い出る。

バイブス編集部に、一報が入る。近代芸術文化賞の漫画部門大賞に、三蔵山の『ドラゴン急流』が選出されたのだった。五百旗頭敬(オダギリジョー)は、三蔵山に受賞を伝える。そのことを聞き、三蔵山はある決意をしたことを妻に伝える。

中田は、サイン会に出向く。そこには、多くの人々がやってきており、「苦手ですが、絵を描かせてください」と自ら言うのであった。サイン会は盛況の内に終わる。

結:三蔵山の宣言

三蔵山は受賞パーティーでスピーチを待っていた。サイン会が終わらない中田や心がいないことを残念がりながらも、三蔵山はスピーチを始める。だが、そこに急いで中田、心がやってくる。

三蔵山は、「オワコン」などと言われながらも、漫画を精力的に描き続け、受賞できた喜びを語る。そして、40年描き続けてきた末、ついに『ドラゴンシリーズ』に終止符を打つのだと明かす。

筆を折るものかと思われ、和田靖樹(松重豊)編集長たちは驚く。だが、三蔵山は「これから、新しい漫画を私は描く。原稿の前では、皆平等だ。面白い漫画を描けばいい。この賞を『長年描いてきた退職金代わりの功労賞』だと思っている若い漫画家たちには負けない!」と宣言する。

その言葉を聞き、中田は鼓舞され、しっかりと体のことも気遣いつつ、漫画連載を続けていくのだと決意する。編集部一同が飲みに行く中、『ピーヴ遷移』第1巻に重版出来がかかったことを知り、皆で喜ぶのだった。

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