「サバイバー」あらすじ・ネタバレ

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簡単なあらすじ

1) ロンドンのアメリカ大使館に勤務する外交官であるケイト・アボット(ミラ・ジョボビッチ)は、バラン博士のビザ申請についての審査を行い、疑問を持つ。実は、彼はテロを起こそうとしていたのだった。

2) ケイトは、レストランで起こった爆発事故を間一髪逃れるが、警察からもテロリストである”時計屋”ことナッシュ(ピアース・ブロスナン)にも追われることになる。

3) 上司であるビル・タボット(ロバート・フォスター)が、息子を誘拐され、脅されていることから、テロリストのビザを認めさせられていたことが判明する。その操作にケイトは、自らのアカウントを使用されたことから、嫌疑をかけられる。

4) ナッシュの執拗な攻撃にも耐え、ケイトは、ナッシュやバラン博士らが新年のニューヨークで、タイムズスクエア・ボールを爆破することでテロを起こそうとしていることを突き止める。その計画を阻止し、ケイトは自らの疑惑を晴らすのだった。

起:ケイト・アボット外交官

ケイト・アボット(ミラ・ジョボビッチ)は、ロンドンのアメリカ大使館に勤務する外交官であり、9.11のテロをきっかけに、政府で働くこととなった。

ある日、一般開業医と名乗っているが、実は気体の専門家であるバラン博士のビザ申請について審査を行っていた。バラン博士の経歴を調べようとするが、許可されず、さらにバラン博士について無許可での調査を行っていることを咎められてしまう。ケイトは、同僚のサム・パーカー(ディラン・マクダーモット)が協力してくれたことに感謝する。

ケイトたちは、レストランでアメリカ上級外交官であるビル・タボット(ロバート・フォスター)の誕生日を祝う予定だった。ケイトたち4人が、レストランに到着する。彼女はレストランの外にビルを見つけ、プレゼントを用意する時間稼ぎに、彼のもとへ行こうとした。

承:爆発

ナッシュ(ピアース・ブロスナン)というテロリスト”時計屋”が、携帯電話を用いてレストランにある爆弾を起動させる。爆発が起こり、周囲の人々が死亡する中、ケイトは生き残る。

ナッシュはケイトを撃とうとするが、ガスタンクが噴出して撃つことはできなかった。警官たちが到着し、ケイトはナッシュから逃げたのだが、そのせいで爆破の犯人と疑われてしまう。ケイトは公園でビルと出会うが、ビルは彼女に銃を向ける。ビルは息子をテロリストに誘拐され、特定人物のビザを発行するように脅されていたのだった。

ケイトはビルを撃ち、周囲の人々に目撃されてしまう。ナッシュは、ビルのIDカードを手に入れ、ケイトの居場所をGPSで探る。

バラン博士は、テストで爆発性のあるガスを建物内に設置し、ナッシュはスナイパーライフルで撃つ。大爆発が起こる。この爆破計画は、ニューヨークの新年で実行されることとなっていた。

転:ナッシュからの逃亡

ケイトは、友人のリサに必要な品や現金を用意してもらう。セントパンクラス駅で落ち合う予定になっていたが、ナッシュの部下はリサを追跡し、ナッシュもまた、GPSでケイトを追跡していた。一方、同僚のサムや、ポール・アンダーソン警部(ジェームズ・ダルシー)もまた、ケイトを追っていた。

ケイトはリサの荷物を受け取ると、すぐさま逃げ出し、地下鉄に逃げ込む。ナッシュは彼女を発見し、手榴弾を投げるが、ケイトは再び逃げることに成功する。ケイトは、ビルのアパートに行くが、そこにサムが先回りしていた。

サムは、彼女を追う”時計屋”ことナッシュが世界でも指折りの暗殺者であり、彼女のIDで追跡を行っていることを教え、ケイトのIDカードを壊す。そして、ケイトはタリバンやビルの息子の最期の声が入ったテープを発見する。

ナッシュはケイトたちのもとを訪れ、ドアに爆弾を設置する。サムは爆発に巻き込まれてしまう。ケイトは逃げ出すことができた。

結:ニューヨークへ

ケイトは大使館に入り込むことを同僚であるサリーに伝え、サリーは監視カメラを作動しないようにしてケイトを侵入させるのだった。ケイトは、バラン博士のビザ情報にアクセスし、テロの標的が、新年のニューヨーク市であることを突き止める。彼女は偽造パスポートを作成し、エイミー・ハリソンとしてニューヨーク市に向かう。

23時32分、バラン博士はタイムズスクエア・ボールにガスを送り込む。ケイトは、バラン博士を尾行し、ナッシュが到着するのを待っていた。タイムズスクエア・ボールをスナイパーライフルで狙っていたナッシュは、被害がそれほど甚大にはならないと気づき、バラン博士を殺害する。ケイトは、ライフルの引き金を引こうとしたナッシュを倒し、テロ計画を阻止する。

ケイトの嫌疑は晴れ、彼女はサムからの電話で、サムが生きていたことを知るのだった。

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