映画「フラットライナーズ」(2017年度版)あらすじ・ネタバレ・結末

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簡単なあらすじ

1) 医学生のコートニーは、臨死体験をしたいという考えにとりつかれ、同じく医学生のジェイミー、ソフィアに協力してもらい、除細動器により心臓を60秒間止め、臨死体験を経験する。

2) 蘇生後、コートニーはピアノの才能に目覚め、さらには授業で行われた質問に完璧に答えられた。そのことを知ったジェイミー、ソフィアもまた臨死体験をするのだった。だが、彼らは皆、不可解な現象に見舞われる。コートニーは亡くなった妹、ジェイミーは元カノを妊娠・堕胎させたこと、ソフィアは高校時代に酷い行いをした同級生の幻覚を見るようになった。

3) コートニーは自らの不注意が招いた交通事故により、妹を死なせてしまった。そこのことがあり、彼女は臨死体験をしたいと思い続けていたのだった。コートニーはついに、妹の幻覚に追い詰められ、ついに自ら命を絶つ。彼女の死の間際に残されたボイスメモにより、ジェイミーたちは、自分たちを追い詰めているのは過去の出来事に対する罪悪感であると気付くのだった。

4) ジェイミーは元カノ、ソフィアは同級生に謝罪しに行く。ジェイミーの元カノは中絶してはおらず、彼は養育費を払うことを約束する。ソフィアも同級生に許されるのだった。過去の罪を謝罪すると、彼らはようやく幻覚から解放されるのだった。コートニーを偲んでジェイミーたちがレストランに行くと、そこで、コートニーが弾いていた曲のピアノの演奏が行われるのだった。

詳細なあらすじ

医学生のコートニーは、臨死体験をしたいという考えにとりつかれていた。そんな彼女に、同じく医学生のジェイミー、ソフィアが手を貸す。病室を使用し、除細動器を用いて心臓を60秒間止め、蘇生させるようコートニーは指示する。

コートニーは「失敗しても責めないわ」と言うのだが、ソフィアは反対する。しかし、ジェイミーはコートニーの心臓を止めてしまう。60秒後、蘇生を試みるのだが上手くいかず、パニックになったジェイミー、ソフィアはレイ、マーロの手助けを借りて蘇生する。

コートニーは臨死体験をし、祖母のパンのレシピなどを思い出す。蘇生後、彼女は12年触れていなかったにも関わらず、突然ピアノを弾くことができるようになったり、授業での質問に完璧に答えることができた。

ジェイミーは、コートニーの変化に驚き、自らも臨死体験をしたいと考える。実際に、臨死体験をすると、彼は元カノのことを思い出した。ソフィア、マーロもまた、臨死体験を経験するのだった。

その後、コートニーは奇妙な現象に悩まされていた。彼女には妹がいたのだが、運転中、携帯電話を使用した不注意で起こした事故により、その妹を死なせてしまっていた。その妹の幻覚を見るようになっていたのだった。

ジェイミーは、元カノを妊娠させたのだが、中絶させた過去があり、赤ん坊の幻覚に悩まされていた。マーロは、患者を医療事故で亡くしており、その患者の幻覚を見るようになったのだった。ソフィアは高校時代、卒業生総代に選ばれるであろうイリーナという同級生に嫉妬し、彼女の携帯電話から盗み出した裸の写真をばら撒いており、そのことを気に病むようになった。

唯一、臨死体験をしなかったレイは、彼らの言うことを信じなかった。そして、「もうこの実験はやめるべきだ」と言う。妹の亡霊に悩まされるコートニーは、携帯電話にボイスメモを残す。

「実験を行ったのは科学的な検証ではなく、妹の死がきっかけだった」と明かし、謝罪するメッセージを残し、家の屋根から飛び降りてコートニーは死亡する。マーロは交通事故を起こし、ジェイミーは幻覚により手に傷を負う。

マーロは、コートニーの電話を見つけ、ボイスメモにより、彼女が似たような経験をしていたことに気づく。そして、悩まされている幻覚は、彼らの罪悪感が見せているものであると気付くのだった。

ジェイミーたちは、過去の罪に向き合うことを選ぶのだった。ソフィアは、イリーナに謝罪しに行く。ジェイミーは、元カノのもとを訪れる。実は赤ん坊を中絶していなかったことが判明し、ジェイミーは息子の養育費を払うことを約束する。レイは、臨死体験をもう一度行い、亡くなった患者に謝る。

ジェイミー、ソフィア、マーロ、レイはコートニーについて思い出し、彼らはレストランに集まる。そこで、コートニーが弾いていた曲のピアノの演奏が行われるのだった。

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