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「99.9 刑事専門弁護士 第10話(最終回)」あらすじ・ネタバレ

   

簡単なあらすじ

1) 深山大翔(松本潤)は、わいせつ目的で次々に女性を襲い、殺害した容疑で石川陽一が逮捕された事件を担当する。現場には、石川の毛髪と血痕が残されていたのだという。

2) 石川は、2人目の被害者の殺害された時刻、駅ビルにいたことが明らかとなる。だが、検察は訴因変更により、アリバイ成立を阻止する。深山は、同様の手口で女性が殺害された事件を知り、その静岡の事件も同一犯によるものではないかと考える。

3) 3人の共通点は、総合病院の同室に同じ時期に入院していたことだった。もう1人の入院患者はニューヨークにおり、難を逃れていた。帰国した彼女に話を聞くと、殺害された中田麻里という女性が、主治医・高山浩介によって入院時にセクハラされていたことが明らかとなる。

4) 高山は現在、都知事となっていた。中田麻里は、高山をセクハラの過去によって脅そうとしていた。高山は彼女を殺害し、病室にいた残りの3人も口封じのために殺害しようとしたのだった。そして、石川の採血・胃カメラ検査を行い、血液と毛髪をこっそりと手に入れたのだった。高山は逮捕され、石川は無罪判決を下される。

起:捻じ曲げられた事実

深山大翔(松本潤)は、わいせつ目的で次々に女性を襲った容疑で石川陽一が逮捕された事件を担当する。現場には、石川の毛髪と血痕が残されていたのだという。

石川は犯行を認めたとされていたが、接見に行くと、「私はやってません」と言う。丸川貴久(青木崇高)検事に深夜まで連日のように聴取を受け、冷静な判断ができない中、調書にサインしてしまったのだった。

石川は、2件目の事件で、「駅ビルにいた」とアリバイがあったと主張していた。さらに、動機についても「なかなか正社員になれず、むしゃくしゃしていた」調書には書いてあったが、「責任が重くなるから、今のままでいたい」と同僚に話をしていたのだという。

石川の父・啓太(平泉成)は、「人はこんなにも簡単に、やってもいないことで罪に問われてしまうんでしょうか」と言い、深山は自分の父のことを思い出していた。

承:訴因変更

深山は、被害者が激しく抵抗する中、彼女たちが心臓を一突きされていることに疑問を抱く。抵抗していない中、被害者は刺されたのではないか、と深山は考えていた。さらに、なぜ石川の血痕が残されているのかも説明がつかなかった。30 km以上離れた駅ビルの監視カメラ映像を調べると、石川の姿が発見された。

深山は、「静岡の強盗殺人で、心臓を一突きされた」という記事を書いた記者・清水かずきに近づく。その事件でも、被害者は抵抗していたとは考えにくく、「顔見知りが強盗殺人に見せかけた」と考える。殺害の手口も、石川の事件と似ていた。

静岡で起きた事件は、石川が勾留されている際に起こった。これらの事件の犯人が同一犯であると証明できれば、石川は無罪であると証明できる、と深山は言う。

大友検事正(奥田瑛二)は、犯行時刻の訴因変更を指示する。丸川は、2件目の事件の犯行時刻を21時ではなく、24時まで広げる。結果、石川のアリバイは無効となってしまう。深山は、このことを予見していた。深山の父親もまた、アリバイ証言してくれた証人が出てきたのだが、検察はどうようの手口を用いたのだった。

転:

深山は、石川の父・啓太に呼び出される。死刑が求刑される可能性が高いことから、啓太は「息子を救ってやってください」と涙ながらに頼む。

佐田篤弘(香川照之)は、訴因変更により、アリバイが立証できず、深山に「真犯人を見つけ出す。互いに情報を持ち寄って、協力するんだ」と深山に言う。深山は、東京の事件と静岡の事件で、なぜ東京は石川の犯行に見せかけ、静岡の事件は見せかけなかったのか疑問に思う。

静岡の被害者・渡辺美穂の遺族に会う。美穂は、「5年前に胃がんで入院していた」と聞き、他の被害者も胃がんが完治していたという。一方、石川は「人間ドックで胃潰瘍が見つかった」と明かす。被害者は全員、同一の瀬羽総合病院に入院していた。

立花彩乃(榮倉奈々)は、丸川検事に被害者の共通点についての調査を依頼する。だが、丸川の消極的な態度に、「あなたは何のために検事になったんですか?」と問いかける。結果、丸川は彩乃に入院名簿を渡す。被害者たち3人は同室であり、もう1人、同室で入院していた。

4人目の入院患者・加藤カオリは、ニューヨークにいた。彼女は月曜日にやってくることもあり、斑目法律事務所で話を聞く。そこで、入院当時の話を聞き、同室に入院していた中田という患者が、主治医に「体を触られた」とセクハラをされたのだと彼女は証言する。その主治医とは、現在の都知事・高山浩介だった。

高山が犯人であると睨む深山は、「どのように彼は石川さんの血液を手に入れたんだ?」と考える。そんな中、佐田は石川が「胃カメラの検査で、胃潰瘍と言われた」ということを思い出す。その検査の際に、血液を手に入れたのではないか、と深山は考える。

結:深山の決意

病院を訪れた深山は、石川の検査を担当した看護師に会う。彼女は、採血された血液を、院長が盗むのを見たのだという。その盗まれた血液は、石川のものだった。

深山は、高山都知事に耳打ちし、話をする時間を得る。一連の事件について説明し、さらには高山が行ったセクハラについて話をする。高山は、選挙スタッフとして近づいてきた事件の被害者・中田麻里に強請られていたのだった。

高山は中田を殺害し、さらには、同じ病室にいた人々を口封じのために殺害した。石川に濡れ衣を着せるため、高山は彼の検査を担当し、血液を盗んだのだった。

真犯人が捕まり、犯行を認めたことにより石川の無実が証明される。石川の裁判で、深山は「誤った逮捕・起訴により、その人の平穏だった生活は破壊されてしまいます。そして、その家族も世間からの誹謗中傷に晒されます。日本の起訴された事件の有罪確定率は99.9%です。その非常に高い数字の背景に、警察による国家権力の乱用があるのではないかと感じずにはいられません。ぜひ、目で見て、耳で聞いて、心で感じて、この事実についてお考えください」と言う。

深山は、大友検事正(奥田瑛二)に再会する。「事実が見つけられず、真犯人が捕まらなければ、あなた方に石川さんは殺されたかもしれない。俺の父親も、ある日突然、人生を狂わされた。アンタの歪んだ正義とやらで、何人の人生を狂わせるんだ。…アンタが歪んだ正義を振りかざす限り、僕は、あなたの前に立ち続ける」と告げる。

警察は、誤認逮捕についての謝罪会見を行う。大友は、検事総長になることを逃し、悔しそうな表情を浮かべる。

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