簡単なあらすじ
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1) 美崎高校の卒業生・陣内剛史(高畑裕太)は、青島の仲間である高杢金也(太賀)、桑田勇治(佐野岳)を拉致し、青島に連絡する。青島と木藤良蓮(真剣佑)は駆けつけ、大乱闘になってしまう。
2) 青島と木藤良は、退学の危機に瀕していたが、処分保留となる。そんな中、吹奏楽部に入部した安保圭太(北村匠海)、高杢金也(太賀)、桑田勇治(佐野岳)たちはパートリーダーを目指して練習に打ち込む。
3) 陣内は、青島たちがバンド練習をしていた小屋を荒らす。その様子を見た青島は、激昂して、陣内たちのもとへ乗り込もうとするが、仲間たちは止める。木藤良は、「バンドの思い出があるから、青島は先に進むことができないんだ」と、涙ながらに言う。その言葉で、青島は、バンドで音楽に打ち込むことができなくなり、その悲しみや寂しさの中で漂い続けていた自分に気づく。
4) 青島は、陣内に殴られながらも、自分たちに関わらないよう頼み込む。そこで、樋熊もまた陣内に突き飛ばされながらも、青島たちが音楽を続けられるよう、手を出さないように陣内に頼んでいたことが明らかになる。青島は、樋熊の熱意や思いやりに負け、ついに木藤良とともに吹奏楽部へ入部するのだった。
起：退学の危機
美崎高校の卒業生・陣内剛史(高畑裕太)は、青島裕人(村上虹郎)と因縁の仲だった。青島の手を怪我させ、バンドを続けることができなくなったのは、陣内がパイプ椅子で殴ったせいだった。
そんな陣内は、青島の仲間である高杢金也(太賀)、桑田勇治(佐野岳)を拉致し、青島に連絡する。青島と木藤良蓮(真剣佑)は駆けつけ、大乱闘になってしまう。ついには警察沙汰となってしまい、鮫島照之(升毅)教頭は、退学にすべきだと主張する。
そんな鮫島に、樋熊迎一(寺尾聰)は青島たちが仲間を思ってケンカになってしまったこともあり、「退学にはしないでやって欲しい」と言う。小田桐寛治(石坂浩二)校長にこの件は任され、処分保留のままとなる。
承：パートリーダー
美崎高校・吹奏学部員たちは、「音楽の甲子園」と呼ばれる、吹奏楽全国大会を目指していた。パートリーダーに立候補者多数であったため、オーディションで決めることになる。安保、高杢、桑田たちは、初心者ながら立候補しており、練習に勤しんでいた。
相変わらず、青島と木藤良蓮(真剣佑)は、吹奏楽をやろうとしない。そんな中、樋熊は新井宗一(尾美としのり)教諭から、木藤良が「サックスでアメリカ留学する」予定があったのだと知らされる。
木藤良は、「仲間がバラバラになってしまったから、行かない。アンタのせいだよ」と樋熊に言う。だが、樋熊は「人のせいにするな。最初から、お前たちはバラバラになってしまっていたんじゃないか？」と、バンドを解散させて以降、気持ちがすれ違ってしまっているのではないか、と指摘する。
安保、高杢、桑田らは、かつてバンド練習をしていた海辺の小屋で、再び吹奏楽の練習を行っていた。その様子を、陣内が見ていた。
樋熊は、青島と木藤良が退学を免れたことをすぐに教えてやろうとする。一方、木藤良は、安保たちの練習する様子を見て、「アドバイスするよ」と言い出す。そんな彼らは、練習のために小屋を訪れる。だが、小屋は落書きされ、中が荒らされてしまっていた。
転：前へ
青島は連絡を受けてすぐに小屋を訪れ、激昂して陣内のもとへと向かおうとする。だが、安保たちに止められる。そんな中、木藤良は、バンド時代のプレートなどを自ら破壊する。「こんなものがあるから、青島は先に進むことができないんだ」と、涙ながらに言うのだった。
青島は、バンドで音楽に打ち込むことができなくなり、その悲しみや寂しさの中で漂い続けていたのだった。そのことに自ら、青島は気づくのだった。
青島は、1人で陣内たちのもとへ行く。そして、「俺たちに、もう関わらないでください」と、土下座をして頼む。青島は、暴行を受けながらも、頼み続けるのだった。すると、陣内は「あの頭のおかしいジジィみてぇだな」とつぶやく。
そこで、青島は樋熊も陣内のもとを訪れ、青島たちが吹奏楽をできるよう、頼んでいたのだと知るのだった。樋熊は陣内に突き飛ばされ、手を負傷してしまっていた。
結：入部
青島は、樋熊が生徒を思いやる気持ちに打たれ、ついに吹奏楽をやることを決意する。青島、木藤良も吹奏楽部に入部する。その様子を見ていた樋熊の娘・奈津紀(多部未華子)は、非常勤講師を父が行うことに反対していたが、ついに認めざるを得なかった。そして、大学の教育実習先に、美咲高校を選ぶのだった。
吹奏楽部が順調に船出を始めたところ、樋熊の受診結果を知らせる手紙が、病院から届けられていた。
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次話：「仰げば尊し 第4話」あらすじ・ネタバレ
